桐生スバル☆☆☆座   

映画好きの座長がWEB劇場・桐生スバル座を始めましたが
東日本震災で故郷FUKUSHIMAが悲惨な状況で帰れないネ~

50代に先取り隠居して創作生活に入った座長だが・・・・

2013年12月22日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、ようやく巣鴨での出稼ぎ生活にサヨナラを告げて桐生スバル座へ戻ってきた。
 アノ雇い主は芝居好きのくせに「客引き仕事を頼むヨ!」と言っていたのだが、座長には「呼び込みを頼むヨ!」と頼んで欲しかった。

 「呼び込み芸」ともなれば、道行く人の足を言葉巧みに止めさせて放浪遊芸者の稼業にカネを落としめる伝統芸にもなるのだが、商品名と安値を連呼するだけの上野アメ横の立ち売り、池袋飲み屋街の強引な客引き、らと混同されては困る。
 戦後に僅かに残った放浪遊芸の業態を自費で録音記録・出版してくれた故小沢昭一さんのお陰で、座長の呼び込みもナントカ?人様に見られる芸になっているのだ。    
 
 そこで座長が創った「客引きの歌」を紹介する。

H25/12/22 Utatteru #80「街の客引や」 元歌「村の鍛冶や」 文部省唱歌

しばしも休まず 客引くセリフ 
  ・・・・・・・・・・
  稼ぎは少ない 貧乏暮らし


 座長は働き盛りの50歳始めに先取り隠居して創作生活に入り、それを糧に60代で起業しようと計画したものだが、結果として定年リタイヤした団塊世代のサラリーマン以下の貧乏生活となってしまった。
 せめてもの救いは隠居当初からボケ対策を続けてきたので、退職した団塊世代らのようにア~ッという間の急性痴呆症には陥らないと思う事だけだ。
 
 そこで、楽屋に潜んでた時に創った「社畜の起業を哀れむ歌」も紹介して落ちこぼれ座長の言い訳とするが・・・・・「社畜」とはナント的確な創名だったのか!!と実感する平成時代の日々でもある。
    
H25/12/22 Utatteru #81「社畜の起業を哀れむ歌」 元歌「金太郎」作曲・田村虎蔵 作詞:石原和三郎 

豚もおだてりゃ 木に登る
 定年過ぎから 開業騒ぎ 
・・・・・・・・
 天国ま~で 引き上げて

故小沢昭一さんへ贈る70曲目のOZUの謡・・「囲炉裏火ト~ロ、ト~ロ」

2012年12月15日 | OZUの謡uta・・・今月
 「・・・座長も路頭での神楽興行を考えていた」とブログした一ヶ月後に庶民芸能家の小沢昭一さんが亡くなりました。この世に残された気分の座長としては、「桐生スバル座」での庶民芸能興行と楽屋での童謡替え歌創りに精進せねばという立場に戻りまして・・改めてブログ継続に注力したく思います。
       
 さて、童謡好きという点で座長と小沢昭一氏が同調します。戦前童謡の衰退が著しくて「ユルキャラ童謡」が満ちた平成の世に抗して、小沢氏は「老謡」と銘打って童謡再興を目指して歌い続けますが、ナント演歌までもが衰退しちゃって「中年世代が歌う唄も無い!!」と自作の唄(俺達オジサンの・・・音頭、エレジー、ブルース、行進曲、ハーモニカ、悪妻ロックなど)で奮闘したのであります。

 この座長ブログでは現世直視の童謡替え歌を創り続けましたが、若い人たちの共感は得られなかったようでアクセス数が100件前後の低迷状態です。本日御披露する70番目のOZU謡も、元歌の中に「過ぎし戦さの手柄を語る・・」という日教組が嫌う歌詞がある為に長期封印されてしまい、若者で唄える人はいないでしょう。

 H24/12/15 Utatteru #70 OZUの謡←クリック 
  「囲炉裏火ト~ロ、ト~ロ」    元歌「冬の夜」 文部省唱歌

 おのれを求めて 彷徨う母は、
  ・・・・・・・・・・・
 想い出はト~ロ、ト~ロ
    涙もトロリ


 先日のNHK放映では「戦争は絶対イヤだ!」と強調していた小沢さんですが、この元歌が作られた明治時代のように「相手から仕掛ける戦争」もあるので、敢えてこの歌をブログしました。
 次回ブログでは、重いテープレコーダーを担いで庶民芸能を探求した小沢昭一氏の事を書く予定ですが、それは大衆芝居小屋の興行主の雑記程度の内容です。アノ時代に音声記録に拘った所業は、渋沢敬三の援助を受けて日本常民の民俗をカメラ映像に記録した宮本常一氏に匹敵する業績であります。

「赤い靴」の残酷な替え歌より醜い「定説の捏造」

2012年07月23日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、昨日は「センセイとエイリアン」を謡ったブログだったので、以前に創った残酷な替え歌を思い出してしまった。

 その替え歌の元歌「赤い靴」が創られた大正時代で、その頃の子供は「異人(エイリアン)さんに連れて行かれるゾ・・」と言えば素直に家に帰ったようだが、座長の子供の頃は「サーカスに連れて行かれるゾ!」レベルで注意されていたものだ。
 懐かしさを感じさせる美しいメロデ~に残酷な歌詞を付けてしまったのは、10数年前に児童誘拐殺人事件が連続したからなのだが、今は学校内で「親には喋るな!」と強要して児童偏愛するセンセイが多数居るとかの噂もある。
     このWEBから引用←クリック
 さて、座長以上に醜く元歌「赤い靴」を脚色捏造してしまったマスコミ関係者の事が「ウィキペデア・赤い靴←クリック」に記載されているのが面白い。
 まず「定説」として、北海道テレビ記者の菊地寛が取材して放送した1978年『ドキュメント・赤い靴はいてた女の子』があるのだが、それは作家・阿井渉介によって事実関係に不審を抱かれ、「定説」には根拠がないとする著作本が出版された。
 それは、女の子は東京の孤児院暮らしで外国には行かなかったとか、実在の異人(エイリアン)さんと女の子・実母親とは接点が無い架空の話だとか、野口雨情は「赤い靴」の赤をソ連社会主義としたのだとTV芸者永六輔が発言したり・・結局「実在のモデルはなかった」ように感じられるし、あの時代の社会主義運動の盛んな事を知らしめる論争である。

 註:1978年になって発見された5番目の草稿・・やはり、座長策とは品格が違う。
    生まれた 日本が 恋しくば
     青い海眺めて ゐるんだらう(いるんだろう)
     異人さんに たのんで 帰って来(こ)

 H24/07/23 Utatteru #63  OZUの謡←クリック 
  「赤い靴の女の子」  元歌:「赤い靴」 作曲:本居長世 作詞:野口雨情
      YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 あどけない女の子 連れ込んで 
  
  頭ん中 赤い靴 踊り出す



子供自殺で逃げる教育センセイvs患者死亡で高額賠償される病院先生

2012年07月21日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、座長も「教員センセイの息子」と呼ばれて(今の姿は想像出来ない位に)堅苦しく育てられてきたが、それ以上に厳しいのが医療ドクターの子供達であって「ナゼ?こんな厳しい仕事に就くのか?」と思わせる程の生活態度を目にしてきたのだ。
     
(A)その有様を医療食堂に例えた事がある。
 まず年中無休(DRは医療を拒否出来ない!)なので「何か食べさせろ!」と(何が食べたいかわからん!)患者が次々と来店する。そこでDRは色々と問診検査して「トンカツでしょう!」と食べさせるのだが、後から「牡蠣フライだったら、助かったのに・・」と医療訴訟されるかも・・しかし、個人経営の医療食堂では判断する設備も人材も不足がち・・更には、何も支払いせずに食い逃げする患者も多いのだ。
 そこで予防医学として「医食同源」の喩えがあるのだから、日頃からの慎みが在れば医療食堂も充実できるし、極端には暴飲暴食→糖尿病→腎臓透析という年間600万円コース料理も無くす事が出来る。更には、高齢者に付き物の病気の為に若者用の食事が減らされては日本の活力も老衰してしまうのだから、団塊世代は高級医療食コースは辞退すると共に、医療食堂利用も控えて自炊生活は如何だろうか?

(B)座長故郷福島県では数年前に、出産時の「イチかバチか・・の判断」を強いる妊婦手術が発生して若い担当DRに大災難をもたらした。学校のセンセイのように知らんフリは出来ずに挑戦した為に、素人集団の警察から医療過誤として起訴されてしまったのだ。
     
 また、6月14日の12CHテレビ「カンブリア宮殿」には亀田総合病院の11代目跡取り・亀田信介院長が登場して政治家センセイ以上に力説する「東京の医療危機について」=東京は3000万人以上の人口を抱え、高齢者を若年層と比べると、6.5倍の医療資源を使います(介護を加えると10倍)。一斉に高齢化を迎えて最大、最速の高齢化都市となり、医療資源の供給量が増えない中、医療危機は地方ではなく、東京およびその周辺で起きます。

 座長は童謡替え歌にして逃げてしまおうとして、今回はユ~モラスに創りました。


 H24/07/22 Utatteru #62  OZUの謡←クリック 
  「医療難民のエイリアン」  元歌:「歌を忘れたカナリア」 作曲:成田為三 作詞;西条八十
        YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 無理に頼んだ外科手術   失敗したなら訴えようか
  ・・・・・・・・・・・・・・
   星空向かって呼びかけりゃ UFOが迎えに降りて来る


 看護婦さんの歌も追加します。
H23/09/06  Utatteru #35 「看護婦さんの歌」 元歌:船頭さん   
          YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 隣のベッドで苦しむ人は オペ室帰りのお爺さん
    ・・・・・・・・・・・・・・
  それ 命も ニッコリ ニッコリ ニッコリ~コ

昨年はエイズ発症40周年で・・替え歌「エイズの砂漠」

2012年07月15日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、一昔半ぶりに元の勤務先S病院へ行って懐かしく感じた事は「堅気の仕事ぶり」に満ちた職場で、大衆芝居小屋の座長如きヤクザ家業には無い真面目さ(人命を預かる職場なれば当たり前の事!!)があった。
 そこで思い出したのは座長が病院に勤務してまもなく発生した「エイズ患者の入院」という騒動話だ。あの当時のエイズ病知識は「感染したら死の病」レベルであったので院内は大騒ぎになるし、座長自身も興味半分逃げ足半分の落ち着かず状態になってしまった。
  (先程ネット検索したら昨年2011年はエイズ発症40周年で各種イベントが行われたらしい)
 こんな時「やはり、医療関係者は違う。 座長の肌とは合わない場違いの雰囲気に満ちてる~」という気持ちを座長に感じさせたのが院長の率先指導ぶりで、患者の入院継続へ向けて的確な方策を指示し続けていったものだった。
 それは後年になって、童謡「月の砂漠」の替え歌でエイズの歌を創ってしまう程に印象的な出来事だったし、大阪での(暴れ狼藉入院して同室患者を困らせる男性患者を公園へ捨てに行った)医療事件がマスコミで大騒ぎした時には、「私なら率先して悪徳患者を捨てに行きます!!」と豪語するだろうとまでHP業務遂行レベルを高まらせたものだ。


 H24/07/16 Utatteru #59 OZUの謡←クリック
  「エイズの砂漠」 元歌:「月の砂漠」 作曲:佐々木すぐる 作詞:加藤まさを
        YOUTUBE映像で謡が聞けます←クリック
 エイズの身体ではるばると 
    ・・・・・・・・・・・・・・・
    トボトボトボと歩みます


 3種カクテル薬:標準的には逆転写酵素阻害剤二剤と、プロテアーゼ阻害剤一剤を投与します。

貧困率32%の独身女史が羨ウラヤむ「お嬢GALギャルの謡」

2012年05月10日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、前回ブログで標準世帯収入が564万円(NHK番組5/7)としたが、座長が好きな東京MXテレビ21時からの「ゴールデンアワー」では異なるデータが報道されていたので、備忘録として掲載する。
 人気タレントが番組デレクターに言われるままにコメントする「カラコメ」でなく、自分の言葉で番組進行するのが徳光2世アナウンサーであるが、先日の番組では賃金(1998年464万円~~2010年412万円)50万円下落と、非正規社員割合(1990年20%~~2011年35.4%)15%増加と、等を報道していた。
       
 前者は鳩山由紀夫に代表される団塊世代の無能力が原因なのだが、後者は世界的な流れで結局アメリカ型雇用形態(全員が正社員でない契約社員だが、給料の差は6.2%と少ない)に至ると思われる(戦前日本も同様だった)。
 そもそも「正社員でなければ働かない!生活保護のヨシオ←クリック」状態がオカシイのであって、座長如きは日々の客の入り左右される(商店、農業、工場、など自営者も同様に)非正規生活の連続なのだ。
(番組からの追加メモ;チャイナ国の企業内の非正規割合20%、コリア国は34%。)

 さて、コリア国では「88万ウオン世代・・・月5~6万円の収入」が話題となったそうだが、日本でも貧困女史がTV番組で話題となってきた。その割合は独身女性32%、男性25%だそうで、数年前にギャル娘と呼ばれていた女性達までも貧困状態に陥ってしまい、逆に高額の厚生年金受給者(ヤクニン、大企業社員)らはデフレで減額されずに余裕生活に満足しているのだ。

 そこで、昔創った替え歌が賞味期限になる前に・・御紹介します。

H24/05/10 Utatteru #57 OZUの謡←クリック
 「カワイイGALギャル娘」 元歌(カワイイ魚屋さん
      YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 カワイイカワイイGALギャル娘、
  ・・・・・・・・・・・・・・・
 言っても動かぬ GALギャル娘


NHK・シングルマザー番組に贈る謡「ネンネコ坊や」

2012年05月07日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、当桐生スバル座では4月3日より9日まで集客宣伝活動(芝居サロメ~なヤクザ←クリック、毛沢東は次郎長の生れ変り←クリック)を行いましたが・・客数は普段と変わぬ有様で、座長はウツ状態に陥りました。
 そこで、今朝タマタマ見たNHK番組での「シングルマザー」特集が座長の替え謡「ネンネコ坊や」を思い出させたのでブログします。
1月ぶりのOZUの謡で、下記写真の様に携帯電話でも見やすくしましたのでカラオケ店でも謡って下さい。
          
 註A:番組によればシングルマザーの年収171~212万円、標準世帯564万円、役人800万円以上
    シングル母「働く為に保育所に入れて下さい!」
     役人「働いてないので保育所入所の資格がありません」
    シングル母「??・・・」
      政治家「・・高齢者の福祉と年金の充実を約束します!!!」
    シングル母「この子がいなければ・・友達とカラオケ店で遊べる!」と
          子殺し目線で我が子を見おろす・・。 

H24/05/07 Utatteru #56 OZUの謡←クリック

「ネンネコ坊やの子守歌」  元歌(ネンネコしやしャりませ~、
       YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 ネンネコお休み坊や 寝た子はかわいい
   起きて泣く子は憎らしい
    ・・・・・・・・・・・・・・・
     どないしよう 公園も二人だけ

永井荷風に倣って「樋口一葉」を詠む。シイの実学園の謡

2012年04月02日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、先月の26日は東京マラソン見物がてらに福島原発支援「と~電RUN←クリック」の現場を散策・・余った時間で都電荒川線にゴトゴト揺られて、終点三ノ輪駅近くの浄閑寺へ行って参りました。
 それは座長の童謡替え謡に樋口一葉(本名は夏子)の悲しき人生を謡った曲があり、同じく永井荷風も一葉を謡った詩碑が浄閑寺があるとの由縁であります。
 まずは、その替え謡から・・


H24/04/02 Utatteru #55 OZUの謡←クリック
 「あの娘は一葉、」 元歌(僕らはシイの実、丸~るいシイの実、お池に落ちて・・)
 あの娘は一葉 樋口さんちの夏子
  ・・・・・・
  貧しさ語る「たけくらべ たけくらべ」


 註:ものつつみ(萩の屋では上流娘達とは余り喋らぬ一葉のあだ名、)
       
 (A)この元歌は九州にある「しいの実学園←クリック」映画の主題歌である。
  この擁護施設の創始者である地三郎氏は御年105歳の社会福祉家で、日本で始めて私財を投じて脳障害の子供専用の施設を創った。
  座長はNHK第二TV夜八時からの福祉番組も見ているのだが、そこで思うことは(永井荷風の様に)金持ちならば福祉興業をやれるだろうし、自分の子が障害者だったら(永井荷風の様に)第三者で有り得ないのだし、熱心な宗教原理主義者だったら(永井荷風の様に)自分教義のみに従えなかったのだ。

 (B)生涯遊んで暮らせて常に第三者で有り得た永井荷風の詩碑の一部を(このブログから←クリック)転載させていただく。

  ・・・一葉落ちて紅葉は枯れ (樋口一葉、尾崎紅葉)
   緑雨の声も亦耐えたりき (緑雨は一葉の良き理解者)
   圓朝も去れり 紫朝も去れり (怪談話の三遊亭圓朝、紫朝?)
   わが感激の泉 とくに枯れたり
   われは明治の児なりけり (座長は昭和の児ダ!平成キライ!)
   或年大地震にゆらめき 火は都を焼きぬ (大震災が続く?!)・



鎌倉沖地震の津波14.4mを想定していた=OZUの謡

2011年12月13日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、今朝のニュースは、神奈川県神奈川沖の地震発生でナント!高さ14.4mの津波を想定した・・という内容であった。そこで急遽、座長が以前に作成した謡「鎌倉沖の大地震」を御紹介する。(本歌は唱歌の七里ヶ浜)
     

H23/12/13 Utatteru #45 OZUの謡←クリック
 「鎌倉沖の大地震」 元歌(七里ヶ浜の磯伝い・・・)
     YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 鎌倉沖の大地震 大仏様が言うとうり 
  ・・・・
   ・・・大仏歩いて逃げ出した・・


 曲の調べとしてはもの悲しいのだが、あくまでも鎌倉時代の鎌倉震災を参考に創った謡で、311東日本震災津波の凄まじさを見た現在では「不謹慎なUta」と言われても仕方がない。

 さて、以前からヤクニン達の作る避難想定計画には疑問を持っていた。
95年神戸沖地震では、シ民主党の前身である社会党村山首相はノンビリと朝から震災テレビ鑑賞に没頭し「正式な被災報告が来てから自衛隊に出動命令した!」と後に弁解した程の「非武装状態」だったのだし、311震災ではシ民主党の管直人首相はノンビリと1ヶ月後に対策委員会を20以上作って丸投げ対応したくせに「全力を尽くした!」と弁明して四国巡礼に旅立ったのだ。
  結局、奥州の被災民達は冷たい年の瀬を越してから本格的な援助を得ることになった。

  座長はヤケになって、災害Utaシリーズから唱歌「花火」の替え歌も付け加える。

H23/12/13 Utatteru #46 OZUの謡←クリック
 「ドンと来た 地震」  元歌(ドンと来た花火だ キレイだな・・       
 YOUTUBE映像で聞けます←クリック
ドンと来た 地震だ 神戸沖
   非武装避難だ、見てるだけ、
   ・・・・・・・・・
   ・年が明けても流さる

NHK「schola・音楽の学校」でプレスリーの「カイゴ苦ROCK」3競演

2011年12月10日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、「介護苦ロック」替歌をブログしてから1週間後のNHK「schola」は、E・プレスリーが歌う
「監獄ROCK」を3組バンドが競演する内容でした。
番組演奏を聴いた感じでは、もはやエルビスは過去の人という教科書的存在であって、やはり、
この現実社会で生きる生身の歌手でないと共感を得ないモノダ・・と座長は想う。それは座長が好きな
童謡や唱歌が忘れかけている平成社会と同じで・・・昔ながらの歌詞では若い人には受けないのだろう。
 そこで、座長創作の現実的な「OZUの謡」をヨロシクと伝えたかったのが、3組出演中の一つ=
「四季織」という若者のロックバンド。ナント!水戸藩天狗争乱に縁のある筑波山の麓で活躍していると
いう事なので・・座長は「介護苦ロック」替歌をメールしてしまったのだ。
 
 しかしながら、7日経っても返事ナシ・・なので、座長は月を見る・・・・
             

H23/12/10 Utatteru #44 OZUの謡←クリック

 「10年周期で・・」   元歌:十五夜お月さん(・・御機嫌さん 婆やは・・ 
        YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 15の娘さん 不気嫌さん 平等ジャないわとフテクサレ
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・85の爺イさん ご機嫌さん 歌ってあげたら笑い顔

飽食の平成消費者達が強いる、モノ創り日本の「蟹工船」化

2011年12月09日 | OZUの謡uta・・・今月
 ・・・という訳で、奥州「東駒酒造」の古市滝之助社長の「清酒革命」は失敗致しましたが、その後の「酒販自由化」改正によって(A)酒が安くなり(B)街の酒屋が激減し(C)日本酒酒造元も疲弊化し(D)ヤクニン酒税収は安泰、の現状となりました。

      
 これらから座長が連想するのは、モノ創り日本の「蟹工船」化でありますので、参考にOZUの謡#43を紹介します。

H23/12/09 Utatteru #43 OZUの謡←クリック
 「下請けシタラバ・・蟹工船」  元歌:花嫁人形(金襴緞子の帯締めながら・・・.
       YOUTUBE映像で聞けます←クリック
 金型頼まれ 苦労して創った 
  ・・・・・・・・・
  流れる汗水 下請け涙


(A)団塊世代が引き起こしたバブル崩壊により、労働者派遣が常用化しつつある頃に小林多喜二著「蟹工船」がブームとなって、日本共産党へ入党する若者が増加する珍現象が起きた。 彼らの勘違いは、現代の「蟹工船」労働現場を支配するのは「資本家」ではなく「神様となった 飽食餓鬼の消費者」である事だ。(隠れて金融ファンド株主という巨大神様も存在する)
 恐ろしいのは農漁市場仲介者達が「彼ら神様のお手頃価格」という風評を振りまいて労働工賃を決める事だ。生産者が自分の労働対価を請求できない現状・・斯くして、霞ヶ関農水産省官僚の無策が戦後60年も続いた事もあって、地方の農水生産現場においては、経営者までもが蟹工船労働者となってしまった。
  
(B,C)餓鬼の如く安値を求める「彼ら消費者神様」達は、自ら生活の核となる商店街をシャッタ化し、地方経済の要の酒造元をも衰退させてしまった。
 そんな消費者神様達の思い上がりの1因に、歌手三波春男の「お客様は神様です」の誤解がある。その真意は「・・お客様に自分が引き出され舞台に生かされる。お客様の力に、自然に神の姿を見るのです。」英語では"The customer is always right."なのだが、外国ブランド←クリックOZUの謡#17)には大金を支払うのに、地元商品には傲慢な態度で過大サービスを要求するのである。

プレスリー替歌ブログ1時間後に「スコラ・ロックの誕生」をNHK放映

2011年11月27日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、座長ら団塊世代を「自己批判」させようと昨晩ブログした1時間後に、NHK教育テレビで「schola(スコラ)坂本龍一 音楽の学校」が放映され、4回にわたって「ロック誕生、エルビス衝撃・・」が予定されてるとの事、それは座長の「介護苦ロック」替歌を協賛したものなのだろうか?(冗談)
         
 A)座長がロックを耳にしたのは、阿武隈山中の庭先でラジオから流れ出た雑音らしきエルビスメロデイが初めてであった。東京からはるか遠方なので、常にウェ~ブする雑音の中からエルビスの曲を聴いたのである。(あの頃はSD46というゲルマニューム鉱石を郵便で取り寄せてラジオを自作するのが流行っていた)
 その後は順調にロック歴史の進展が進み、高校時代にはビートルズの大流行で・・学園祭でギターと共に怒鳴りあげる友人達を羨ましく観てたものだ。

(B)そんなロックに乗って団塊世代は社会への反逆運動に入るのだが、見栄えは派手だが中身無の運動だったのだろう・・彼らの多くは会社社会へスンナリと順応していき、やがて、バブル景気の主戦力と成るまでに猛進し、崩壊後の「失われた20年」ではその無能力さを露呈したのだ。

(C)座長は、十数年後に飯田橋駅近くに在った「飯田橋佳作座」で「ウッドストック」記録映画の再放映を見たのだが、スクリーン外人達の本物性・創造性を再認識したし、なによりも場内前席の観客が映写中に風船を多数突き上げて遊んでいた事が、ニホン団塊世代の空虚さを象徴してたのかもしれない。

(D)その「ウッドストック」が開かれた5年後に、座長故郷の福島県、その郡山市開成山公園で開かれたのが、日本初のロックイベント「ワン・ステップ・フェスティバルー1974/8」である。保守的な地域なのにナゼ??と今でも疑問なのだが、結局「ワン・ステップ」ならずして311の原発被災を迎えてしまった。 「30年ステップ」でなければ福島は元に戻らない状況なのだ。

   参考WEB;音楽都市・郡山 ←クリック
    「ワン・ステップ・フェスティバル」の再現で震災復興 ←クリック     



OZUの謡:虚シキ・介~護苦ロック!と 打たれ杭

2011年11月26日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、「介護苦ロック」の後半歌詞を速やかにブログする予定であったが、その歌詞が座長ら団塊世代の無能ブリを断罪する内容だったので、今日まで躊躇してしまった。
(当スバル座のお客を手放す事でもあるので・・)
 しかしながら、その団塊世代の象徴的リーダー達の言動を眼にして、そして、彼ら世代圧力に押し潰される若者達の姿(謡uta打たれ杭←クリック)を無視できず、下記に公開する事にした。

        
    
 H23/11/21 Utatteru #42 OZUの謡←クリック
介護苦ロックー後半」・・・E・プレスリー「監獄ロック←クリック」

 団塊家族が怒鳴り込む
  ・・・・・・・・・
 ・介~護苦ロック カラッ~ポ介~護苦ロック
   空ッ~ポ介~護苦ロック


(A)座長は福島県南端の「南郷町」へ帰省する度に「誰か有名人となった人は??」と聞き回ったものだ。
 なぜなら、座長同年代の団塊世代は人口も多かったし、資源安の高度成長期、加えて、外国からの新文化・新技術の流入などで、若い才能発揮の好機であったのだから、田舎出身の者でも「立身出世」の大人物が現れると確信していたからだ。
 ・・ソレカラ40年(キミマロ風に)・・平成日本に現れた団塊世代の代表人物はナント!上記写真の人物らでしかなかった。

(B)その「南郷町」から東京への就職電車の中で、座長は「三河島の決断」なる人生指針を自らに科した事を想い出す。
 ダンダン東京に近づくにつれて、電車内の乗客が増えて・・常磐線三河島駅に至る頃には「こんなに人が多いなら、トテモ田舎者は勝負にならない!出世もせずにソレナリに生きていこう!」と若かった座長は決断したのだ。(この話を楽屋で若い人に話したら「我らユトリ世代も同じ気持ちですよ!スマップも「世界に一つだけの花」と歌って大ヒット曲になりました!」と言われて・・・逆にニホンの将来が心配になってしまった。)


 (C)この様な「ソレナリ人生」は座長如き田舎者だけが選んだのではなく、団塊世代の多くが似たような「マイホーム人生」を選び、職場と家庭生活に埋没したのだ。
 違うところはその動機で、彼らの多くは学園闘争で流行となった「自己批判せよ!」迫害運動の被害者となり、自らの意見・行動を控えてしまう人生を選ぶ事となった。
 その結果、諺「憎まれっ子、世にハバかる」とあるように、平成の世に浮かび上がった団塊代表は「自己批判」など鼻にもかけない上記写真の人物らでしかなかった。

(D)その他の団塊世代の老人達も、後世ニホンの若者の為に何らの政策を掲げずして、只只「己らだけが満足する人権・福祉・自由・平和、そして年金」を求めるのである。



E・プレスリー「監獄ロック」の替え歌・・・「介護苦ロック」 前編

2011年11月21日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、座長は医療業界、病院職務、と転職してきたので、臓器移植の「Donorはどな~た?←クリック」、看護婦さんと患者を謡った替え歌「看護婦さんの歌←クリック」、等の童謡替え歌を創ってきましたが、今回は米国ロックの替え歌で、昔の病院家政婦さん・・今の介護ヘルパー職につく若い人達を謡utaいました。
     
 座長ら団塊世代は、石油5ドルの高度成長期に生きて人生を謳歌したのに比べて、今の若い人達は石油100ドルの自由市場に放り出され、加えて、団塊世代からの「ユトリ教育と福祉人権」の洗脳を受けて、呆然自失の有様・・と、座長は楽屋にて想定しております。

H23/11/21 Utatteru #42 OZUの謡←クリック
「介護苦ロック」・・・E・プレスリー「監獄ロック←クリック」
        
 夜中の3時にベルが鳴る 
 背中がカユイとベルが鳴る
 ・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・ムカツク介~護苦ロック
 
 

 外国の歌は長いので、後半の歌詞は明日ブログします。

TPP交渉で、「ゴネろ!ゴネろ!」連発の天下り官僚教授。

2011年11月13日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、先先週朝のフジ小倉テレビにゲスト出演した某大学教授が、机にヘバリつく怠惰姿で
TPP交渉はゴネれば良い!」を連発していたのでブログする。
           
 テロップを見ると、霞ヶ関大奥で陳情を受け慣れてきた茶坊主官僚であって、新設大学へ
天下りして教授となったらしいのだが、長年の陳情団対応で身に付いてしまったのだろうか、
番組机に片腕をのばして上半身を斜めに預ける「御代官様」スタイルなのだ。

 (A)彼の論点は「TPP交渉はゴネれば大丈夫だ!」との事だが、ゴネるとはヤクザの
  「因縁付け、強要」の如く論理の通らぬ交渉手法であるので、さすがに先輩官僚の***原
  元財務局長がVTR出演して「米との交渉は非常に難しい!」と発言していた。
   この様な霞ヶ関大奥で戯タワむれてきた茶坊主官僚を見ると座長は、旧軍参謀本部の辻参謀
  らを思い出すのだ。彼ら軍事教科書的参謀らは何ら戦略(交渉手順)も考えず、十分な武器
  (論理データ)も与えずに肉弾突撃させて、若い人達の未来を粉砕してしまった。
    参考:OZUの謡Utatteru#14←クリック):仲良し参謀大本営
         (謡1番) 仲良し参謀大本営、玉砕頭脳は辻参謀 
            ノモハンガダルと突撃し、若い兵士の身体飛ぶ・・・


 (B)この様な元茶坊主教授のゴネる手法に対して、米国の常套手段は低劣な個人情報まで
  取引材料にする謀略手法である。
   ***原元財務局長も強気の交渉を目指した事もあったのだが、米国情報網が得た怪しげ
  な不法容疑をチラつかせる交渉術により、妥協せざるを得ないこともあったようだ(噂)。
   そんな異国の交渉術を見ると、鳩ポッポ首相や管ペテン首相らの巨額不法献金に潜むコリ
  アン裏事情の恐ろしさも想定する事が出来るのだが、この官僚教授には想定出来ないようだ。

 さてさて、先週昼の日本ミヤネテレビのゲスト出演者は外務官僚天下りのKO大学教授で、
TPP交渉の圧力で国内改革を!」と宣ノタマっていたのでブログする。

 (C)彼は「TPP交渉を外圧利用して、国内改革を!」と嬉々として述べて、他国の力で
  日本行政を為し得ようとする茶坊主官僚である事を国民に示したのだ。
    (国会議員の中にも同様の主張をする者がいる}。
   座長が想定するに彼らは、東日本震災という外圧でも救民対策に遅れ、TPP外圧でも国益
  対策を為し得ず、自己権益に固執するのみであろう・・・それならば、「大阪都構想」で
  独裁的手法を主張する橋本政治家を支持するした方がベストであると思う。

   それにしても、今のテレビに出る大学教授は、元タレント、元アナウンサー、元官僚、達で、
  その場限りの情報披露なので、全ての情報引用元を執拗に追求する学問分野「書誌学」の
  権威・谷沢永一氏の意見を聞きたいものだ。