桐生スバル☆☆☆座   

映画好きの座長がWEB劇場・桐生スバル座を始めましたが
東日本震災で故郷FUKUSHIMAが悲惨な状況で帰れないネ~

ドラえもん役のドラム管総理で平成コミック内閣no揃い踏み

2011年05月26日 | 水戸天狗党
          (座長芝居;OZAWA天狗党A02←クリックより)
 さてさて、OZAWA小四郎は震災ガレキ跡から故郷水沢に戻る。
この岩手県は、88年前の関東大震災後復興策として大胆な「大風呂敷・・復興計画」を立てた
後藤新平東京市長の出身地でもあると共に、「ヤッてミナキャ判らない!!」と御前会議で
怒号して戦争に陥らせ、66年前に東京下町を焼け野原にした東条英機首相の地でもあるのだ。
 そして平成23年三月、震災と津波と原発汚染によって「白河以北、一山百円」のガレキの山と化した 
東日本にOZAWA小四郎は立つのである。
     川島正次郎:後藤新平に仕え、田中内閣を準備した

メルトダウンした福島原発のTV映像を家族と共に見ながら・・OZAWAは、
 (A)「OZAWAにヤラせてミナキャ判らない!!」という平成団塊世代達の支持を感じていた。
  しかしながら、自分が後藤新平の様に「大胆な復興計画」を提案出来るか迷っていたし、
  戦後のTANAKA斉昭のように「官僚を人慣らし」して政策遂行が出来るかという戸惑いが
  ・・津波のように繰り返し脳裏を襲ったのである。
  そもそも平成団塊世代達は、戦前派世代が為した戦後施策の沿って・・・ロボットの様に
  「動いた」にすぎない。彼らは、TANAKA斉昭が立法化した法律を改廃も出来ずにいるし、
  アナログ日本をデジタル化する事に対応出来ずにいるのだ。
  これからの震災復興策は、官僚権益というヘドロが付着したガレキ法律の上に不効率に構築される。
  それらは数年続く余震と共に・・法律は崩れ去り、従順で大人しい奥州蝦夷エミシ人は蜂起するのだ。
       (田中角栄をめぐり、日本社会の深層部分で「縄文の神」と「弥生の神」の壮絶な戦いが
                   繰り広げられた
-早坂茂三著作より)

 (B)父親OZAWA東湖は、ナゼ、東京生まれの自分を本籍地岩手県の人としたのだろう?(東条英機も同じ)
  自分より先に首相となったHATOYAMA慶喜の場合は、祖父HATOYAMA一郎が地主支配した列島北僻地を
  選挙区としただけなので、都心豪邸からその場限りの政策方便を叫べば済んだのだ。
  しかしながらOZAWA小四郎は、父親と共に選挙巡回した地元を逃げられない・・とはいえ、
  原発放射能のチリを被ってまで政権奪取に豪腕発揮する事には悩んでしまった。

 (C)孫の「このオジチャン、ドラえもんのスネ夫に似てるね」という声にTV画面を見ると、
  あの保安院ヤクニンが事故報告書を読み上げていた。
    何でも使い走り役の海江田大臣はのび太、「大丈夫」と談話連発の枝野長官がジャイアン、
    タレント美人の蓮鳳大臣はしずかちゃん、そして、ドラえもん役のドラム管総理の登場で
  平成コミック内閣の揃い踏みとなるが、
    ドラム管総理のポケットからは何も出てこないという事が平成日本人の悲劇である。

 (F)そこで、OZAWA小四郎は、戦中派政治家であった川島正次郎
   「今後の政治家に この人だ!という人材がいない」とぼやいた事を思い出した。
  このコミック内閣を見れば的確な見識であったが・・自分もその評価に準じてしまうのでは
  と身震いした。彼の天狗党の中に、選挙民迎合のタレント議員が多数当選させたのは彼自身だからだ。

  (以後:ブログOZAWA天狗党A03 に続く)

震災ガレキ跡に呆然とする小沢、田中角栄を顧みるか?

2011年05月24日 | 水戸天狗党
(座長芝居;OZAWA天狗党A01←クリックより)
 さてさて、OZAWA小四郎は震災ガレキ跡に立ち尽くしている。
この様な大規模な破壊を見たのは、幼い頃のオボロゲな焼け跡記憶しかない。
そして足元を絶えず震わせる余震は、42年に及んだ彼の政治理念をガタガタと崩しつつあるかのようだ。
 しかし彼の胸中を察したかの様に 「先生を支持する多くの団塊世代達が、この津波のように太平洋の
彼方へ消えてしまったら困りますネ~」と彼の側近が冗談口を発したときは、ギョロ眼で叱りつけた。
  
        
  
(A)大学で弁護士業を志したOZAWAは、五歳違いの戦後団塊世代が議論に熱中する様子を快く
 受け入れていたが、しかしながら「吸取紙で作った人型」の感じも受けたのだ。
       即ち、最初のキッカケとなった印象・思想で全身が染まってしまうのだ。
  だからOZAWAは彼らに「好きな女優は?」と聞く事で、自分への政治的期待が持続していることを
 確信する術を獲得した。彼らの返事が「私は、子役から変わらぬYOSINAGA節子が好きなサユリストです!」
 と答えるならばマダマダ大丈夫なのだ。

(B)大学で弁護士業を志したOZAWAは、24歳違いの戦前派議員TANAKA斉昭やKANEMARU家老人に
 師事しての政治家稼業であったが、父親OZAWA東湖の命令とはいえ・・肌の合わぬ政治手法を
 学ぶ事となった
  (後年、彼は守旧派、改革派と党内を分断して政争ー所謂・天狗党騒乱ーを起す事となる)。
  しかしながら、この戦前世代の凄まじい行動力を再確認したのは、あのAWAJIマチ子の老醜演技を
 テレビで見た時であった。
  KUROSAWA北斎の戦後映画「野良犬」で宝塚スター・デビューした女優AWAJIマチ子が、
 美人装いをガバッと捨てて「老いの問題」を画面一杯に演技する様は、団塊世代・Jr世代には
 有り得ない行動であった。

(C)政治家デビューして34年後にOZAWAは 二度目の天狗党騒乱を起こす事に成功する。
 その時のマニュフェストは「経済の立て直しは容易だが、精神の立て直しは難しい・・」としたが、
 故郷奥州の震災ガレキから東京に戻ったOZAWAにはその言葉が空しく聞こえる。
  やはり世間は、「コンピューター付のブルトーザー」と揶揄された田中角栄を求めつつあるのだ。
 そんなOZAWAにNHK大河?ドラマ「江」の主役UENO総理の空々しいセリフが耳に入る
      ・・これが平成人の精神発露なのか?
 それは改めてOZAWA天狗党チャイルド連を連想させてしまう「カワイイ」の羅列なのだ。

 (以後:ブログOZAWA天狗党A02 に続く)


教育TV放映の「ジンタ爺様」は 大震災でド~なった?

2011年05月20日 | OZUの謡uta・・・今月
 さてさて、迂闊にも(昨年12月ブログ←クリック)のTV番組「ジンタは心の行進曲」で紹介された
奥州石巻市北村のジイ様達五人・・を忘れてました。
      今度の大震災で如何でしたか? 
再び、90年間続くジンタ楽隊で地域に元気を吹き込んで下さい!
 
 さて、残念ながら現在の政権では復興の途は厳しく思われ、
     替歌の如く「強者たちの夢の跡」となりそうな気がします。
 (A)先日NHK放映の「四川大地震」の3年後を見ますと、
  中国政府は まず、2週間後には10km平方に及ぶ新住居域をガレキ町内に創り、被災住民を
  収容して安心感・自信を与えました。
  ーvsー日本政府は私有土地尊重で野ざらし状態の町内に、役人の復興計画の妨害干渉を
      強いる事が予想され、被災住民は呆然と立ち尽くすばかりです。
 (B)中国政府は無被害の民間沿岸企業に「対口支援」を実施させ、現地の起業支援、就業の場を与えた。
  ーvsー日本では無被害の西日本から吉本式「笑口支援」が流れ、大企業は海外への企業逃避を考える。
 (C)中国政府は「サービス型、責任型」政府として11兆円の政策遂行の結果、3年目で94%の達成率
  (220万戸の新住居、3800学校・・等)を為す。
  ーvs-日本政府のバラマキ無策により阪神大地震の10年復興より長い20年復興が予想される。
 (D)中国人には「天災は予想できない」との達観があり、事故対策重視の原発増設を続ける
  ーvs-日本政府は東海地震リスクに怯えて(=東京都心の地震崩壊)原発を廃止の決定をしたが、
     それは3000万人のみ自給可能とした「原発鎖国」の道である。
     ・・平成日本人はそれを我慢出来るのだろうか?
 (F)中国政府は倒壊ビルの間に挟まれたガレキ魂などを多数現物保存して観光地化・教育材料化した。
  ーvs-日本役人はビル屋上まで津波された観光船を観光資源化せずに廃棄ガレキ処分とした。 
  
 下記に再録の「今月の謡uta Utatteru#9」は、5月末に手動的に削除されます。
  (不謹慎ながら)
            「このテープは・・消去される」で話題となる

      美しき奥細道       元歌: 美しき天然
                      作曲; 田中 穂積
                      作詞; 武島 羽衣

奥の細道 踏みゆけば  強者たちの 夢の跡
・・・・・・・・・・

議員生活3年で戦後アナログ日本復興策を描いた田中角栄!

2011年05月18日 | 日記
 さてさて、座長が創作中の「OZAWA天狗等」では、(戦災焼け跡+裏日本)の2大原点に立って
活躍したTANAKA斉昭を述べる予定であるが、現在の(震災ガレキ跡+東日本)の惨状を
眼にした小沢一郎元党首は如何なる諸策を持って行動するのであろうか?
    もし、何ら展望策も出さずに政争に陥るのならば・・同郷人東条英機と同じ
       「戦争屋」となるのである。
      

 さて、田中角栄は議員3年目に衆議院建設委員会委員長として「国土総合開発法」の起案報告を
為したのであるが・・・
 (A)日本弱小化を企む占領GHQとの正面衝突や、議員立法を嫌う戦前からの官僚縄張りメンツ、
   国予算の慢性的不足、等によって骨抜き法案にされかかった。
 (B)そこで、彼は議員質問において、米国TVA開発公社の如き民間資本活用の特定地域開発
   強調して、「国総法」の弾力活用を官僚答弁から得るのである。
   この戦後初の開発立法は昭和25年に成立し、その後「国総法」37,44,48,54,年の基となった。
 (C)彼自身が提案者となった議員立法は33件、本人の告白では73件、役職として関わった
   数百件、と記述されてるが、それら法律群には(戦後アナログ日本の繁栄を支えた)
   エネルギー源の電源開発法、電波マスコミの郵政法、物流動脈の新道路法、等が含まれている。

 そこで、座長が上記の角栄タネ本を読んでも解らないのは、これら復興政策を提言可能としした
モノは何か?・・・である。
 (1)裏日本の長岡に生まれた彼は、小学校卒業後は中学講義録を独学、一年後に上京して中央
   工学校土木科を卒業、19歳で会社設立、兵役、28歳で国会議員、との経歴なので、
   知的鍛錬はこれら現実生活28年から得たとしか考えられないのだ。
 
 (2)前回ブログの角栄議会質問「家を建てろ!」は16歳から土木建築業に従事した実体験からの発想
だろうし、「自由討議!」は当時流行のヤンキー民主主義からの風評行動であろう
   ・・・と言い放つ事は出来る。
       (後年、この風評行動の産物である団塊世代達が「金銭政治家」と
           角栄首相を非難する。)

 (3)唯一手懸りとなるのは、同郷の北一輝著作本を読んだ事、戦前大不況時の悲惨な
   国内新聞報道、不況米国のニューデール政策などの海外報道、に接した事であるが、
   その程度の情報力で戦後構想を企画出来るのだろうか?

 これらに納得できない座長は、
  この中卒代議士を丁寧に指導する東大法学部卒の官僚が陰にいたノダとか、
  昭和16年仙台陸軍病院にて2週間危篤状態となった時に「天の啓示」を受けたノダ
  とか、の容易な芝居ストーリーを考えてしまうのだ。


明日13(金)のMXテレビ「未公開テレビ・「石原知事会見」が楽しみ!

2011年05月12日 | 日記
 さてさて、昨日ブログ紹介の「石原東京都知事記者会見」は、明日13(金)の東京MXテレビ
(生中継なので15:00~16:00間に放映)で御覧頂けるが、記者への逆質問有り・作家兼知事ゆえの雑談
有り・・と楽しみな番組であります。
         

 更に、深夜23:30からの「未公開テレビ」は、「米国激安マート」・「米国地獄ローン」のドキュメン
タリー映画が続いております。
 放映済みの前者は商品資本主義の極地を、明晩放送の後者後編は(ようやく日本の暴力金融
レベルに到達した)金融資本主義の地獄を、という内容なのです。

 斯様なドキュメンタリー映画が、米国において隆盛なる理由は三つ!!(by 町山智浩)、
 (A)デジタル動画カメラ(日本製!)の普及で少人数での映画創りが可能となった。
   日本は、iPADのタッチパネル・リチュム電池・他・・と個技術に優れても、システム事業化
   する事が不得手なのである。斯くして、昭和30年代以降の日本映画産業は没落し、
   カメラ素材のみが他国に利用される状況となった。
 
 (B)マイケル・ム~ア監督のドキュメンタリー映画成功でブームとなる。
 (C)ブッシュ政策により社会問題が深刻化した。
   上記二点には、米国において社会現実が映画ドラマ以上に深刻化した事によって、米国人が
   真面目に現実直視しようとし、彼ら自身が政策変更を求めようとする能動的態度、
   などが感じられます。

 と言うわけで、91年バブル崩壊・11年東日本大震災・原発汚染、などの難問を前にしても冷静沈着に
行動しがちで、ツイツイ吉本的「コミック」風潮を楽しんでしまう平成日本人にとっては、
有益で刺激的な番組となると思われます。

戦後国会で田中角栄は「サンデル教授」式の自由討議を提唱した!

2011年05月11日 | 日記
 さてさて、初の国会議員になって55日後に「自由討議」を提唱した田中角栄は、与野党間の
論争の中に政策を見出そうとする「サンデル教授」式の国会運営を目論んだのである。

         記者に逆質問する石原都知事

 残念ながら、低劣な感情ヤジで数回実施された後に・・昭和30年国会法改正で削除されてしまったが、
戦後GHQ占領軍から提案された「参議院廃止案=1院制」は否定され、参議院は存続維持された。
   もし、これらの提案が実施されていたならば、国会討論中継も面白くなっただろうし、
       2番煎じ審議に莫大な経費を費やす参議院も消えるのである。
 
 団塊世代である座長は、この「自由討議」を提唱した角栄エピソードを顧みて、
 (A)日本国会で野党質問に反論出来る運営方法ならば(サンデル教授同様の)白熱討論となった
   であろうし、Jマスコミの第三者的質問に逆質問で対抗する(東京MXテレビの石原都知事
   記者会見の生中継で行われているような)楽しみを得ることが出来るのだ。
 
 (B)その、相手の意見に反論し抗弁する討論風潮が霞ヶ関立法界から流れていたならば、
    隣接する最高裁判所が支配する司法界においても、米国在住のコーチャン証言に反論させぬ
    ままに田中角栄を有罪とする暴挙などは出来なかったのだ。
 
 (C)更に重要な事だが、敗戦国日本の証拠提出を無視した「東京裁判の判決」になんら抗弁せずに、
   「東京裁判」自体を受け入れると宣言してしまった行政界の外務官僚小和田 恆(皇室雅子妃の実父)
    がいる。その影響で、日本人全てが「前科モノ」になってしまい、皇室内の不和騒動となったのだ。

 カクシテ、立法・司法・行政の3界、そしてJマスコミ界においても、討議・反論・抗弁を躊躇する
      風潮が(党首討論を除いて)蔓延してしまった結果、「冷静で秩序正しい」平成日本人の
      行動パターンを下町サンデル教授は奇妙と感じるのである。

 参考ブログ:天狗の輪行その7←クリック から
  ・・・第2WARの極東裁判は「カンガルー裁判」であったが、その後のマスコミ操作で
     頑強に正当化された。
     →「カンガルー裁判kangaroo court」とはピヨンピヨンと都合良い事実の積み上げで
       黒人リンチを正当化したアメリカ流奴隷裁判。

横割れ被災日本を「縦割り」行政する平成役人達! 怒りの田中角栄!

2011年05月05日 | 水戸天狗党
 さてさて、奥州・東日本は横割れの大激震、特に三陸沿岸では横殴りの大津波を受け、
更に福島原発被災による放射能汚染が加わった結果、多くの人命と財産が失われてしまいました。
その賽の河原の如きガレキ跡に立って、東日本の蝦夷エミシ人は途方に暮れております。
     「TANAKA斉昭、OZAWA小四郎」:OZAWA天狗党
 そんな蝦夷エミシ人を絶望させるのは、平成役人達の「縦割り」行政と、民主党公約如く20余もの
震災対策委員会をブチ上げた管ポッポ内閣の場当たり無能施策で、江戸末期の天災飢餓同様の
「野タレ死」の途であります。

 もし、TANAKA斉昭(田中角栄)がこの惨状を見たならば、
 (A)停滞するガレキ土地権利を一括強制買収し→生活・経済インフラを立ち上げて活気を戻し
   →経済復興後に改めて補償還元する、という緊急策を実施するであろう。
   なぜなら、今から66年前、戦災焼け跡に立って復興策を構想した裏日本出身のTANAKA斉昭
   (田中角栄)28歳は、国会議員になって七ヶ月後にすぎない昭和22年12月「家を与えずして
   何が民主主義か!」
と片山内閣を国会追求したのであります。
   
 (B)並の議員達が食糧問題に熱中する風潮の中で、「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、
   教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」との越後長岡藩の精神で前記施策を提案したのです。
    (しかしながら、ヤクニン住宅完備の官僚達の鈍感政策により、その後、
            住宅ローン・土地バブル・ホームレス、等の諸問題が引き起こされた)
    ( 座長創作中の「OZAWA天狗党←クリック」で語られるエピソードその1 )

 (C)そして、昭和24年09月には建設委員会総合開発小委員会議長(30歳!)となって、
   戦後日本の全体的復興計画(国総法)を立案するのです(エピソードその3)。

 次回ブログは「OZAWA天狗党」エピソードその2から、
   昭和22年07月の本会議での「議員同士の自由討議」演説主張が不完全な結末に至り、
   その後の野党攻撃のみの議会運営を真似た検察司法が「反対尋問」させずにTANAKA斉昭(58歳)を
   逮捕蟄居させるお話・・です。



東風コチふかば、窓・ドア閉めて子を守り、 主アルジといえども、家に入れるな 

2011年05月02日 | 原発鎖国
 さてさて、前回ブログ掲載の「福島原発放射能拡散の図」を見た座長は、次なる読み歌を創ってしまった。
  
 東風コチふかば、窓・ドア閉めて子を守り、 主アルジといえども、家に入れるな 

 その「放射能拡散の図」を見れば、枝野官房長官の「東京電力による人災、保証責任もある!」との談話は、マチガイであることが解る。

(A)私企業に全責任があるとするには→規制無き私的活動を認めねばならない。
 しかるに、公共事業であるとして縦割り省庁の各種規制・天下り官僚統制を強いてきた政府機関側の責任は免れない。事故後の対策でも、東電現場所長が「ヤッテられないヨ!」と激怒するほどに官僚統制が五月蠅いのだ(TV放映から)。

(B)「国会審議で、安全リスクの質問した」という枝野式理由は、そのリスク追求を不完全とした国会議員にも責任があり、そもそも「完全な安全」だけを求める老荘質問なのだ。

(C)さて、東風が吹けば・・汚染放射能が西日本にも、東アジアにも拡散するおそれがあり、その損害賠償金額は膨大となる。原発制御技術の外国流失を恐れての政府対応の遅れもあり、電力料金大幅値上げと政府支出による「補償金」支払いを内国人・外国人から要求されるのだ。

(D)今回の震災は、数百年に一度の「想定外の地殻移動」なのだが・・・それを厳しく問題とする枝野談話より、事故発生後の最悪状況を想定・対応する米軍特殊部隊に高評価を与える座長である。