nauhts  (アルバム代わりのブログ)

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東北(津軽・下北)ツーリング  -後編-

2011年05月07日 | ツーリング
  前編より続く

 
  右下のボタンで全面表示のスライドショーがご覧になれます。

2011年5月6日(金) 天気:晴れ、気温3℃。

夜中に満天の星空。 朝陽も当り、好天気の一日になりそう。
朝の冷え込みで外の露霜と内側の結露で、テントはびしょ濡れ。
テントの拭き取りで時間が掛かってしまったが、昨日の教訓があるので早めの撤収で出発。

出発時には霧が発生していたが、好天気になる前兆だろう。
折角青森まで来たのだから、せめて旧青函連絡船の八甲田丸を見てから龍飛崎へ向かう。
本来は右周りで津軽半島を一周したかったが、行程上逆になったので、仕方なく左周りで。
280号線、途中の高野崎へ寄り、龍飛漁港へ。

今回のツーリングの最大の目的は、日本唯一の階段国道を見ること。
上からの階段国道の写真は見たことはあるが、この下側はどうなっているのか見たかった。
国道339号線の幻の国道は、狭い民家の軒先を通っている。
今年の観光客は震災の影響で、半分~1/3ぐらいで閑散としているとのこと。

一旦少し戻り迂回して、国道の上部側へ周る。
龍飛岬灯台を見た後、階段国道を途中まで下る。
階段脇はスロープになっており、チャリなら下りられるとのこと。機会があれば挑戦したい。

小泊までの龍泊ラインは海岸線を一望できる素晴らしい道路。
十三湖から広域農道を走り、平滝沼公園で桜を観賞する。
このまま南下すると、霞んでいた岩木山が段々見えて来る。

101号線を横切り、広域農道を進み、岩木山環状線(県道30号)を岩木神社へ向かう。
「奥の日光」と呼ばれるだけあって豪壮な造り、震災復興と厄年の娘の厄払いを祈願。
次は八甲田へ向かう為、弘前市内を通過。公園の桜は満開だが、外から眺めただけで通過。

黒石から394号線で酸ヶ湯温泉へ。一周する予定だったが、ショートカットで奥入瀬渓谷へ。
奥入瀬渓谷の流れと滝を見ながら、十和田湖へ。
「乙女の像」で記念撮影し、半周して発荷峠で眺望を楽しむ。

県道2号線(樹海ライン)から大館で食糧を仕入れ、田代スポーツ公園オートピクニック広場へ。
無料だが、体育館で受け付けが必要。 管理人は夜10時まで在中しているとのこと。
オートキャンプ用に区切りがされており、サイトまで車の乗り入れ可能。
今日も貸切状態で、他にキャンパーはいない。

今日はGWとは思えないぐらい暖かく、防寒着のままでは汗ばむほど。
半袖姿でテントを張り終え、隣接している徒歩1分の温泉へ。入浴料も300円とリーズナブル。
疲れが出て来たのか軽い眩暈がするので長湯はせず、上がった後に1時間ほでソファーで休む。
スポーツ公園なので、グランドやテニスコートのライトが眩しいが、22時を過ぎると消える。

 

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2011年5月7日(土) 天気:晴れ、気温7℃。

結露したテントを片付けながら朝食を済ませ、6時20分帰宅の為に十和田ICへ向かう。
高速に乗って快調に走って来たが徐々に曇り、やがて一関辺りから霧雨。
雨具を着けるほどではないが、シールドに水滴が付き、前方が見辛い。

1時間ほど走ると晴れ間も出て来たが、30分も走ると再び今度は小雨。
途中で小休止しながら、給油の為に上河内SAへ寄ると、結構な降り方になってしまった。
30分ぐらい雨宿りしていると小雨になったので、先を急ぐ為に出発。
暫く走ると雨は上がり、後は帰宅を急ぐだけ。

十和田から仙台までが異様に長く感じられたが、これでまだ半分ぐらいの行程。
東北道から北関東道へ入ったら、随分近くまで帰って来たような気がした。
上信越道へ入り碓氷峠を越えるまでは断続的に霧雨が降り続いたが、越えた途端、太陽が眩しい。
本日の走行758km。 全行程2512km。 16時20分、無事帰宅。

 前編のスライドショーはこちら

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東北(津軽・下北)ツーリング  -前編-

2011年05月05日 | ツーリング
    後編のスライドショーはこちら
  右下のボタンで全面表示のスライドショーがご覧になれます。

今年のGWは、30日~5日の6連休+日曜日。
不況の影響が続く中、3日間が雇用調整となり、突如29日~8日の10連休となった。
決まったのが2日前の27日。
年末年始でもこんな長い連休はなく、貴重な大型連休だ。

北海道も再訪してみたいのでフェリーの予約確認をすると、29日は既に満杯。
それなら大震災の復興財源の為に、6月で終わる高速の休日割引を有効に利用することに。
天気を確認すると、全国的に1日~2日頃が崩れそうで雨の予報が出ている。
四国・九州も行ってみたいが、これを避けると前後に分断され、日数が不足する。

後半を利用して、予てからの願望であった東北地方へ出掛けることに。
三陸地方は震災の影響で、お手伝いも出来ない者が行っても邪魔で迷惑になるだけ。
影響の少なかった、一番遠い青森を主体に計画。
津軽半島・下北半島をぐるっと一周して、八甲田・十和田を周って来よう。

3泊でも可能だが折角出掛けるので、もう1泊して八幡平・田沢湖を周ることに。
泊りは全てテント泊、無料のキャンプ場を探して、そこからコースを検討。
行程の都合で、1泊は450円と有料のところになるが、3泊は無料地で計画。

 高速の混雑を避ける為に、2日~6日で計画したが、
  津軽地方が2~3日が雨の予報。
 1日遅らせて3日~7日に変更し、尚且、
  当初の計画と全く逆周りのコースに変更。

5/3 06:20~17:00 盛岡IC~小岩井農場~相の沢キャンプ場      652km
5/4 06:40~15:40 田沢湖~八幡平~八戸道~下田公園キャンプ場 312km
5/5 06:55~17:00 仏ヶ浦~大間崎~尻屋崎 ~ 月見野森林公園   425km
5/6 06:20~16:30 龍飛崎~八甲田~十和田湖~田代スポーツ公園 365km
5/7 06:20~16:20 十和田IC~帰宅                     758km

全走行:2512km。 給油10回(最後は帰宅後) 105.44ℓ、 ¥15,997
燃費:(高速)24.94km/ℓ (下)23.31km/ℓ (平均)24.08km/ℓ

 

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2011年5月3日(火) 天気:晴れのち曇り、気温7℃。

荷物を積み終え、6時20分自宅出発。
上信越道から、先日全線開通したばかりの北関東道を経由して東北道へ。
磐越道を経由するより58km、外環道経由よりも97kmも短縮された。

上りのせいか、上信越道も北関東道も比較的空いており、スムーズに流れる。
しかし東北道へ入ると、下り方面は断続的に渋滞気味で、30~40km/hの流れ。
ICやSAの出入口付近が特に混み、一部本線上に車の列が滞っている。
そこはバイクの強みで、すり抜けさせてもらい前へ進む。

途中で2回給油、休憩や昼食を入れ、予定より1時間以上遅れて16時過ぎに盛岡ICを出る。
食材を仕入れて、小岩井農場を岩手山へ向かい今日の宿泊地、相の沢キャンプ場へ17時着。
無料だが管理人がおり届出が必要。但し、管理人は8時半~17時までしか在中していない。
車やバイクは、荷物の積み降ろしの為に中へ入れるが、その後は駐車場へ移動させられる。

何組かのファミリーキャンプやバイカーがいたが、一番奥の静かそうな場所へテントを張る。
張った後に気が付いたが「ブヨ」が何匹かおり、外での食事は出来そうもないのでテント内で。
近くに温泉もあり、管理人に言うと100円の割引券をくれる。
ここは標高が高く526mとのこと、朝は冷え込むと言うことであったが、信州と同じだな。

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2011年5月4日(水) 天気:曇りのち雨、気温9℃。

朝陽が見えるという管理人のお薦めの所へテントを張ったが、残念ながら曇っており見えない。
朝食を済ませテントを撤収、6時40分出発、46号線を田沢湖へ向かい、1時間ほどで到着。
左周りに一周、証拠写真の「たつこ像」を撮影し、秋田駒ヶ岳の八合目へ向かう。

残雪の秋田駒へ登ろうかとアイゼンも用意して来ていたが、道路がまだ冬季閉鎖中。
諦めて一旦戻り、341号線から八幡平へアスピーテラインを走る。
GWに合わせて除雪開通させたのだろう、両脇にはまだ残雪が多い。
八幡平も頂上まで行こうかと登り始めたが、途中から何と雪が降って来た。

早々に諦めて下るが、途中から雨に変わり、八幡平ビジターセンターで雨宿り。
早めの昼食を済ませ、1時間ほど休憩していると雨は上がった。
取り敢えず、宿泊地の近くへ向かおうと、広域農道を通り4号線から一戸へ向かう。
この途中でも小雨が降り、30分ほど雨宿り。

八戸道は社会実験の為に無料開放されているので、一戸から高速道へ。
それでも震災地の一部を見ようかと八戸港へ向かうが、小雨が続くので直接キャンプ地へ。
下田百石ICで降り、食材を仕入れて、15時40分に下田公園キャンプ場へ到着。
ここは有料なので申込み手続きをすると、何と今年から600円に値上がりしている。

小雨の中、他のキャンプ地を探すのも嫌なので、ここでテント泊することに。
テント地は小高い丘の上にあり、見晴らしは良いということだが、小雨で視界がない。
ファミリーテント組が2張あったが、遠く離れた場所にテントを張る。
車バイクの乗り入れは禁止だが、雨が降っているので、中まで入ってしまった。

早々にテントを張り、中へ避難し休んでいると、本降りになって来た。
テントに当る雨音が激しい。他のテント地を探してウロウロしなくて良かったぁ。

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2011年5月5日(木) 天気:曇りのち晴れ、気温7℃。

本日は長距離になるので、早めに出発しようと思ったが、昨晩の雨でテントが濡れており、
拭きながらの撤収で時間が掛かり、6時55分の出発になってしまった。
市内の「いちょう公園」へ寄り、「自由の女神像」を見てから、338号線を北上。

六ヶ所村で県道をクロスし、陸奥湾側へ出て279号線からむつ市へ。
再び338号線で脇野沢経由してぐるっと周り仏ヶ浦へ。
駐車場へ停め、海岸まで往復。 写真撮影を含め、約70分。
通称海峡ライン、ここは素晴らしい景色。海岸沿いなのに山岳風景と同時に楽しめる。

12時、本州最北端の地、大間崎着。 駐車場の横に無料のキャンプ場あり。
昼食を済ませ、次の目的地、尻屋崎へは14時到着。
早々に写真撮影をし、太平洋沿いを南下。 六ヶ所村で県道をクロスし再び陸奥湾側へ。
将来の高速道になるのだろう、野辺地パイパスは快走でき気持ち良い。

夏泊半島も周る予定だったが、時間がないので直に青森市郊外の月見野森林公園を目指す。
広くて気持ち良い無料のキャンプ場だが、微妙に傾斜しており、テントの位置は限定される。
ここも本来は乗り入れ禁止だが、本日は誰もおらず貸切状態なので、中まで入ってしまった。
今日は天気も良く、虫もおらず、気温も暖かく、気持ち良いキャンプが出来た。

       後編へ続く

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