台風と前線の通過が続き芳しくない天気が続いていたが、やっと秋らしい天気になって来た。
先日の谷川岳登山の際にバイクが故障し現在修理中なので、お出掛けの足は車となる。
どうせ車で出かけるのならチャリを積んで何処かへ行こう。
昨年より一週間遅いが、後4日で今年の今シーズンが終わり冬季閉鎖になる乗鞍岳ヒルクライムへ。
今年こそはスカイライン側も走ってみたい。 時間があれば剣ヶ峰へも登ってみよう。
台風27号が去りシベリア寒気団が南下し、朝は今季一番の冷え込み、3℃。
前日にチャリを車に積み込み、防寒着や食料を用意して準備を済ませる。
4時起床、4時15分自宅出発。 何時もの通り有料の三才山トンネルを避け、青木峠を越える。
松本を過ぎると、道路標示の温度は0℃。 山頂付近の気温が心配される。
走行車中で朝食を済ませ、6時40分三本滝の駐車場着。113km、2時間25分。
チャリを降ろして準備を済ませて、ゲートオープンを待つ。
係員の話しによると、道路の一部に凍結があり、スカイライン側はクローズとのこと。
エコーライン側のゲートは、7時丁度オープン、スタート。
意外と体感温度は寒くはない。 流石に周辺の紅葉はもう終わり。
ここのヒルクライムは3回目であるが、昨年まではそれほど大変なコースとは思わなかったが、
今年は脚が動かず、特に心肺機能がかなりキツイ。 やはり年齢を感じさせる。
天気も良く、写真撮影の小休止が多かったせいもあるが、位ヶ原山荘を10分遅れ位で通過、
畳平の県境ゲートへは20分遅れ位で到着。 トータル2時間35分。
ゲートは閉まっていたものの、畳平の駐車場まで行ってみることに。
スカイライン側に道路パトロールの方が数名おり、聞いてみると日影に凍結と積雪があるとのこと。
今日中の再オープンは厳しいとのことで、スカイライン側の走行は諦め、山歩きに変更。
駐車場へ行ってみると、当然ガラガラ。 店や郵便局、神社も全て閉まっている。
【 山歩き編 】
富士見岳(2817m)まではちょっと登りがキツイが11~12分ほど。 ここからの眺めも素晴らしい。
15分ほどの滞在で下山へ。 帰りは富士見岳へは寄らず、直接ゲートへ戻る。
(右下のボタンで全面表示のスライドショー)
13時25分、チャリでエコーラインを下る。 写真・動画撮影をしながら14時、三本滝駐車場へ戻る。
*「エビの尻尾」
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時間はたっぷりあるので、先ずは魔王岳(2763m)へ登ってみることに。
霜柱が立った歩道を7~8分登ると頂上。
スカイライン側も良く見えるので、走れないのは残念。
一旦駐車場まで下り、チャリを県境ゲートまで移動し、富士見岳経由で剣ヶ峰へ。
肩の小屋からは過去2回登っているが、以前は人人人だったが、今日は静かで8人に行き会っただけ。
剣ヶ峰(3026m)からの眺望は素晴らしい。 特に北アルプスは先日登ったばかりなので、じっくりと眺める。
頂上柱や神社鳥居に付いた、*「エビの尻尾」も絵になる。
昼食を持ち、大黒岳(2772m)へ登り眺望を楽しみながら昼食を済ませる。
流石に午後になって来ると、スカイライン側には雲が湧き出している。
20分ほど休憩後下山。 ゲートへ戻るも、やはりスカイライン側のゲートは閉まったまま。
戻ると何とゲートが閉まっている。 係員に聞くと、警察署からの指示で9時40分に閉鎖したとのこと。
こちら側は積雪はなく、この程度の凍結はもう融けてしまっている。 安全優先?ということか。
10分ほどでチャリを積み付け帰宅へ。 2時間55分掛けて、17時05分無事帰宅。
気温-5℃以下の環境で風の弱いときに顕著に発達し、小さな粒状の氷が無数に凝集する構造で、
手で触ると簡単に崩れるほど脆い。風上側へ向かって羽毛状に成長する。
風が強いほど風上に成長するが、この様を俗に「海老の尻尾(えびのしっぽ)」などと呼ぶ。