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「ピュイ・デュ・フー」はディズニーランドとトップを競うフランスのテーマパークなんですね!LES SECRETS DU PUY DU FOU

2021-06-30 03:08:39 | 世界の潮流
研究発表者は現代版組踊「肝高の阿麻和利」のうるま市の勝連半島が、ピュイ・デュ・フーを目指すか、とアウトラインに入れていましたね。さて?

LES SECRETS DU PUY DU FOU

https://www.youtube.com/watch?v=YYlNr6yufUQ

フランス語で紹介されていますが、字幕は多言語です。英語や日本語にも自動翻訳しているのですが、日本語訳はあまりよくありません。EUのバカンスの7月から9月、大勢の地域のボランティアによって成り立っているようです、デイズニーにない趣向だということはわかります。野外劇「Viking]とか、生の舞台セットでパフォーマンスがなされます。スペクタクルなスケールで劇場内の物語と異なるライブ感覚の野外演劇を楽しめる効果です。

フランス革命についての歴史劇のスペクタクルな場面が動画で紹介されていたのですが、保守的で歴史修正主義的な要素もあるとの事でした。つまりフランス革命へのアンチ保守の立場からの野外スペクタル劇のようです。それと肝高の阿麻和利の動向とのある種の類似性を報告者が感じたということは興味深いです。創設者がフランスの右翼政党の方なのですね。ピュイ・デュ・フー城を舞台にフランス革命の物語が大人数で演じられます。勝連城を舞台に『肝高の阿麻和利』は演じられます。「あまわりぱーく」も7月にオープンします。アトラクションを伴うテーマパークへの移行がなされるのか、地域おこしの動向は興味深いです。「ピュイ・デュ・フー」の大スペクタクルに大勢の観光客が押し寄せています。リピーターも多いのでしょう。勝連城を中心にアート《演劇や民俗芸能》や観光、産業を結びつける青写真はすでに描かれているのでしょう。

平田オリザさんの豊岡市での演劇を通した地域おこしの大掛かりなグローカルな文化活性化運動は、背景に政治と文化政策とのタイアップがあったのですね。市長がセンスのいい方でないと実施できなかったでしょう。新しい市長になってどう変化するのか、政治と文化政策は組長(知事、市長、町長、そして村長)の世界を文化を見通す深さがどこでも問われるのだろう。うるま市の政治と文化政策(文化ポリティクス)はどのように推進しているのだろうか。政治と文化活動と地域活性化の動向は経済と深く結びついているのですね。

YoutubeにUPされた野外劇を二つほど見ると、とても惹きつけられるというわけでもなく、野外ライブのスケールの大きさに感動する人々が多いのだろうと予想できます。
 ウィキピディアの紹介です。

「フランス西部、ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏のヴァンデ県にあるレ・ゼペス(英語版)に所在する施設であり、フィリップ・ド・ヴィリエによって創設された。2016年の統計では、年間およそ220万人の観光客が訪問している。

野外劇「シネセニー」 (fr:La Cinéscénie) は、ヴァンデ地方が歴史上いかに重要であるかを人々に紹介することを目的として開始された劇である。劇は夜間に行われ、ほとんどが地元の人々によるボランティア俳優によって演じられており、多くの動物も出演している。花火の他に、無人航空機(ドローン)やプロジェクションマッピングなども用いながら、ピュイ・デュ・フー城を舞台に、フランス革命を主軸とした歴史劇が演じられる。

夜間に催される劇には他に、ピュイ・デュ・フー湖 (Puy du Fou lake) を舞台とした「ゾルグ・ド・フー」 (Les Orgues de Feu) と呼ばれるダンスショーがある。

アトラクション・パーク「グラン・パーク」 (Le Grand Parc) は、「1900年の市場町」 (Le Bourg 1900) 「中世の都市」 (La Cité Médiévale) の他に、「18世紀の村」 (Le Village XVIIIème) 「西暦1000年の森」から構成される。レストランやホテルが観光客のために設けられている。」

https://www.amawari.com/←肝高の阿麻和利公式サイト
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一度だけ訪れたことがある英国のシェイクスピア生誕の街ストラットフォード・アポン・エイボンなどは、街そのものが歴史と文化の宝庫であり、歴史の痕跡がぷんぷんする街である。建物も15、6世紀からの様式で建っている。そこに、白鳥が優雅に泳ぐ川沿いにほとんどシェイクスピア作品に特価したRoyal Shakespeare TheatreやSwan Theatre(スワン劇場)がある。世界中から観客が、観光客が押し寄せている。街そのものが磁石のように人を惹き付けている。⇒沖縄でその雰囲気を持っているのは竹富島だろうか。首里城周辺の首里の街はその方向への転換の可能性は秘めているのだろうけれど、首里城祭などが祝祭の中心なのだろう。首里城内での芸能の催しも客を引き寄せているのは事実のようだが、観光用の芸能と地元の観客層に向けた芸能の中身は異なるの声もあってなるほどだが、沖縄の対人関係(対応)にも影と光があるという事のようだ。それに良し悪しを言うのは容易かもしれないが~。二重XXと同じ感覚だろうか。それにしてもオリジナルの、初限の仮設舞台が設営できないのは残念。龍潭でも~。本物志向が試されているのかもしれない~。

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