志情(しなさき)の海へ

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近世琉球、近代沖縄の明治時代半ばまで、筝曲は右膝立てで演奏された可能性が大きいのかな?

2013-08-15 23:04:22 | ジュリ(遊女)の諸相:科研課題

(新しい発見です。筝を弾いている女性は右足の膝を立てて演奏しています。沖縄の風俗図絵を見ると右膝立ての女性が目につきます。組踊は左膝立てですね。正座ではなく右足の膝を立てて演奏された箏なんですね。琉球・沖縄芸能の歴史の一端がそこからもうかがえます。)

これは沖縄風俗図絵の中の絵図です。明治30年前後の沖縄の絵図ですが、これからみても王府時代から明治30年代にかけて筝曲の演奏は右膝立てだということがわかります。上の遊郭の芸妓の筝曲の演奏も右ひざ立てですね。(これは琉球大学図書館から「沖縄文化表象にみるジュリ(遊女)の諸相」の研究目的のために撮影させていただいたおかげで発見できました。ありがとうございます。熊本大学にも御礼申し上げたいと思います。研究発見が知識人の論文のためのものではなく、広く認知したことを還元することの意義を考えてこちらに公表します。もしこの写真の掲載に問題がありましたらご連絡ください★)

以下は(つぶやき)

(つぶやき)1

正直、きつい夏である。毎日大学詣でが続く。夏休みに集中的に資料などのデーター化をスタートさせたことも重なっている。成績処理とも重なった。インタヴューも集中的に取り組まなければならない。幸い、今回の科研研究は共同でやってくださるお二人を得て、彼らがこの間取り組んできた賜物に支えられている。共通テーマで語り合い、次へのステップが踏めることに対するワクワク感がある。謝!データー収集の過程で見えてくるものがある。この間見えなかったものが見えてくる何かがあることは、いいね。

つぶやき2

夜中8時過ぎに帰り際、外に出る階段で鳩が蹲っていた。側を通っても動く気配がない。気になった。キャンパスのビルとビルの間には鳩の巣があり、朝からクーククククーと鳴いて出迎えてくれる。あの鳩は元気に飛び立っただろうか?

つぶやき3

オリバー・ストーンさんに直接お会いしたかったけれど、例のサイン入りの分厚い本を持って、でも目の前の課題が大きい。ワシントン・DCで直に声を交わしたことが一生のいい思いでになった。ひょっとしたら新報の編集局長がこのブログの写真と文章からヒントを得たことも十分考えられるので、一人自己満足しておこう。オリバーさんの疲れた顔が気になった。本音でアメリカの問題を指摘していたね。軍事大国アメリカが第二次世界大戦後変貌していったこと、また特に2001年の9・11以降の無謀さは、OCCUPY 運動にも見るように、アメリカ内部の意識の覚醒は起こっていると言えるのだろう。オリバーやピーターの登場もその流れなのだろうね。チョムスキーやスノードンなどの存在もまた軍事帝国が生み出さざるを得なかった良識的ヒーローたちなのだろう。絶えず権力と反権力の闘いが続く。

つぶやき4

今からまた学生の提出物をチェックして、成績処理をしなければならない。一方で明日からは本格的に課題テーマに取り組めるかもしれない。頼まれた英文翻訳もあった。やっと対象化できるかな?来週から聞き取りもスタートさせなければー。論文も書かないといけない。んんん、やることはたくさんあって、この夏は休めない。

 


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