志情(しなさき)の海へ

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坂手洋二さんがブログで幼児性愛者を告発した映画『裸のキッス』と『スポットライト』について言及していた!

2023-10-20 18:16:49 | 映画
(ホーリーバジルがベランダで咲いている!)
1964年にサミュエル・フラー監督は、すでに昨今問題になっている性虐待やペドフィリア ( 英: pedophilia )、幼児・小児(通常13歳以下 )や15、16歳を対象とした性愛・性的嗜好の問題を取り上げていたのである。
 ジャニー喜多川さんの問題は、長い人類史の氷山の一角ということになる。アマゾンプライムでアカデミ賞を受賞した「スポットライト世紀のスクープ」(2015年)が観れた。当時、博論を書くために研究室にこもっていたので、観てなかった映画だ。
 深夜にぽつんと虚になるために映画を観るのは悪くない。
英語字幕ではなかったが、興味深く、居眠りすることなく観た。衝撃の事実だ。カトリックの神父の大勢が性的虐待に加担してきた事実、その隠ぺい、制度の問題、聖なる存在が最も社会的弱者の家族やその子供たちを性的に加害する事実がすでに今世紀に入って、事実が拡散されているので、特別驚いたわけではないが、ジャーナリストの追求する過程が引き込まれた。
 社会正義を追及するジャーナリスト魂はいいね。
軋みはどこにもある。歪みはどこにもある。不正や隠ぺいもどこにもありえる。聖なるものの悪魔的な姿もありえる。常にあらゆる形態の弱者が犠牲になる構造もある。歴史が時の権威者たちによって、強者のシステムの力によって記録されることがないように、あらゆる場で空間で地域で、真実を光を照らそうとする人々がいるのは、明日への勇気の糧になる。
 小説より奇なるもの、この世界の有象無象、魑魅魍魎に驚愕するだけではなく、What is truth?を絶えずわたしたちは求めているとも言える。真実のありかは常に求められている。それぞれの真実、まわりの、この世の事象を観る姿勢も視点も問われる。
 You shall know the truth and  the truth shall make you free. 
聖書の引用だが、大学図書館に掲示されている有名なメッセージだ。

まだ新しい。

今から出かける必要があり、後ほど続けたい。


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