シンポジウム「沖縄から問う 報道と表現の自由」
ジョン・ミッチェル(Japan Timesに記事が載った)さんに対する米軍の妨害活動があるとのこと。枯葉剤の問題から昨今の米軍基地内の汚染問題へのコミットメントをやっているのですね。特約通信員。アメリカの空軍のサイトに接続できなくなっている、接続の妨害がある。キャンプシュワーブでの講演の中身を報道していた。どのメディア?米軍が自分たちの都合の悪い情報を出せないように対処している。
ワシントン・ポストはミッチェルさんの記事を読んだことがある。よく調査して書いている。彼のIPアドレスのブロックはショッキングなことです。あまり聴いたことがない。フリープレスの民主主義は?ジャーナリズムの表現の自由?アクセスをカットされるのは自己保身的だ。情報へのアクセスを断つのはおかしい。あるべきことではない。民主主義の視点からもジャーナリズムからみてもショック。批判されているからアクセスを断つのはおかしい。自滅的な行為である。
ジャーナリズムコミュニティーは、反対側の意見も掲載すべき。シリア、イランの場合、上部がある情報をストップすることもある。電波停止発言。変更報道だと改善されなければ、その放送局の電波を止める。政府が検閲する。総務局が主導。拘束も電波停止もありえない。監視国家が稼動している日本のメディアの現況?政権与党のやり方は巧妙で執拗である。メディアは揺さぶられて分断されている。新聞社、テレビ局の中でも分断されている。
参議院選挙の争点がなかった。政府の注文。政治的中立を守ってくださいときた。街の声を拾った。安陪のミックス批判だけが続いた。テレビ局が選んでいると安陪さんが発言。5人アベノミックス批判がいれば5人の賛成者を拾わなければならない。争点をやらなくなってきた。
沖縄問題への関心がなくなっている。めんどうくさいという。数値にこだわる。安陪政府のメディア(プレス)の圧力にはワシントン・ポストも危惧の念を持っている。安陪政権がメディアを抑制しょうとしている。報道に関して訴える場がある。公正かどうか、第三者機関が決める。公平という圧力がある。
ヘイト・差別問題:どっちもどっちの相対化があり、抑圧の道具にする。土人発言の問題と状況。土人発言について。土人発言は作家の目取真 俊さんに浴びせた大阪から派遣された若い機動隊員の発言。土人発言の問題の根にあるものは何か?ヘイトスピーチについて。安田さん。権力に利用している。10月19日、大阪知事がツイート。売り言葉に買い言葉だと反対派を批判。政府が混乱を持ち込んでいる。メディアの負け。一方で駄目さを自覚できない記者がいる。声を挙げるメディアの問題。松井知事は不適切と思いながら、差別と考えていない。社会的力関係で放たれたことばである。行政が社会に差別的言動を持ち込むのは、許容している国家機関の問題。分断と亀裂をもたらす。被害者をもたらす。発言で社会の分断をもたらしてはいけない。
強い者に声を出すメディアの姿勢が必要。つるほさんを容認する内閣。差別主義との闘いをと、メルケルは言った。トランプに対してー。大阪のかどま市内落書き事件、土人、朝鮮人、とかかれていた。大阪府公認。松井発言による。煽るのは権力側である。閣議決定している安部政権。警備に当って機動隊が「ひるむなよ」と組織的に問題がある。それを認める国家がまかり通る現在。
ここでやめます。一番安田さんの発言がいいですね。安田さんのようなフリーランスのジャーナリストの視点の鋭さの中に現況を変える力があるのかもしれないですね。権力と市民の間に公平はありえない。不均衡で非対称的関係があり差別がある。差別される側が攻撃されて、社会的力関係があり、言葉を奪う者と奪われる者たちの力。ことばを失われた側に立つこと。国家権力は言葉の力をもっている。どちらの立場に立つかが問われている。ことばを奪われた側に立つこと。沈黙を強いられた者たちの声を応援する。
安田さんのようなジャーナリストがいる日本はいいね!電波停止、放送法4条。戦前の反省に立って、公平中立の自立的規範で取締りの条項ではない。公平中立を政府が判断したらどうなりますか?数字の話。スポンサーの声。株主会に弱い企業メディア。←アメリカの大手メディアと同じだね。
アメリカの大統領選挙ではかなりナスティーな言葉で反対陣営を批判しあっていましたね。人種差別主義、女性差別、ファシストともいいあっている。
アメリカのメディアは左や右や多くのケーブルやチャンネルがある。CNNはヒラリーのサポートをやっていたのですよね。ちょっと彼女は嘘を言っているね。選挙後に公正だったのかと複雑になっている。アメリカのメディアも偏っている。ケーブルテレビもどちらかにたっている。CNNがトランプ陣営を盛り立てたりは嘘だね。ヒラリーでした。ワシントン・ポストなどは編集記事、ワシントン・ポストはヒラリー・クリントンを応援していた。
トランプの組織の献金など調査?ヒラリーの調査、イーメール問題も同じように対処している。
ワシントン・ポスト、ケーブルテレビはどちらかの立場に立つ。中立の立場に立つワシントン・ポスト発言は嘘だね。社説ではヒラリー支持を書いたり、トランプに批判をしたりしたが、記事では平等に扱うことを心がけていた。トランプの莫大の資産の話に対して寄付をしているというなら調査したり、クリントンに対してメール問題など、平等に綿密に取材して記事に書くことをしている、社説の記事に厚い壁がある。日本の社説の方がマイルドである。
記者クラブのシステムが仲間内のクラブのような組織。情報を頼ることがある。望ましくない。記者クラブから追い出されるのを怖れている。閣僚にべったりもある。すり合わせをすることがあるので同じような記事になってしまう。スクープがない。こういう状況は長く続いてほしくない。
外から見た者として、政府側がメディアを支配しょうとしている。
メディアが分断されている。公平性、ニュートラルに見えるようにするが権力の側の声が通る。
沖縄の声、国家の安全保障の問題なのに、声が届かない。本土で届かない。どう本土のメディアに全国にアメリカにどう届けるか?
石川:どこに立居地をもって報道していくか?圧倒的な権力と闘う人々の立場に立っている。戦後の不条理は変わらないゆえに、それに対向する報道をする。不条理をどう伝えるか?あらゆる手段を用いて取り組む。現場を見てもらう姿勢。小さな積み重ねをする。
加藤:タイムスが他のメディアに働きかける。
安田:マスごみという言葉もある。在日以外に嫌いなのはマスコミ、教師がいる。だらしない記者。沖縄は基地で食っているんだよねが多い。理解していない。マスコミ自身が弱い。駄目さをどうしたらいいか。岸さんのように、いい記事を書いて喜ばれたら嬉しい。本を買ってほしい。両論併記はしていない。メディアは主張すべきだ。メディアの原点に戻ること。
外国特派員も予算がカットされてたいへん。沖縄だけではなく、日本、メディアの全体の問題で広告収益が少なくなっている。東京に特派員を置かなくなっている。トランプが辺野古にきたら関心を持つね。
力士を呼ぶとか、アニメとか、トランプに辺野古に来てもらったらー。
岸:トランプを招くのはいいと思う。歴史をわかってもらうことがいい。何でもいいからいろいろなアイディアを持ってくる。発想、やり取りが必要。歴史の重要さ、過大な負担をずっと押し付けていることを認識されていない。記者クラブ制度については弁明をしないといけない。辞めないといけない時期だね。国連の人権委員会が関心を示している。放送法はやめたらいい。あんなに国家に介入されるならやめたらいいとの発言。なるほど。
加藤:声を伝えること。いい事言ったら関心をもって伝える!伝える努力が必要。
沖縄国際人権法研究会の方が挨拶。5つの部会があるとのこと。興味深いですね。
沖縄タイムス編集局次長与那嶺一枝さんの挨拶:うまくまとめていますね。原発・安保への政府批判は書けなくなっている日本のMainstream mediaなんですね。やれやれ!アメリカは今回大統領選挙が気になってずっとソシャル系メディアを中心に見ていたから、見えてきたところがあるのだけど、右や左の論戦が凄いね。日本はロゴスの爆発というところに行かないね。安田さんのような視点があるのはいいね。ワシントン・ポストはアメリカの政権側にたって報道したので、どちらかというとグローバリズムの金融資本や軍産複合体が背後にあると見ていいのだろうか?大手企業の後押し制作だね。トランプが大統領になったら其の姿勢が変わってくるだろうか?アメリカの利害になるような政策を押し付けてくる米国連邦政府でしょうから、辺野古などどう受け取るのでしょうね。メディアは大いにネットでも報道したらいいね。(誤字脱字後で修正します。突然の飛び入りでした!)