おー!ワンダフル

ヨッシーも涙こぼれたよ

7月1日(私の筑波山)

2012年07月02日 09時45分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

おついたちには筑波山の写真を撮って、娘に知らせようと思っていますが、なかなか、かないません。

P6300059 6月30日(土)

これは俳句教室があった土曜日の筑波山です。小学校の前庭で撮りました。

山の緑はすっかり濃くなっていて、夏の山の景色です。

私も娘もこの小学校の卒業生です。

私は自宅から徒歩5分の分校で1・2年生をやって、3年生からこちらの本校に来ました。

自宅から3キロメートルを、子どもの足は45分かかりました。

ちょうど半道の家の柱時計を見て、「あっ!遅れちゃう!」と、走りだすのです。

このころの、のんきな子どもの風景は、「路傍の石」や「次郎物語」や新美南吉の世界です。

冬などは出発前に大人がたき火をして、小石を焼いてくれます。それを新聞紙で包んでポケットに入れて歩くんです。

今ならホッカイロですね。

これが田舎の昭和40年頃の話ですよ。

週に3回は算盤のお稽古に行くので、帰りは一駅だけ汽車に乗って帰りました。関東鉄道筑波線です。 「しいお」から「さかより」。駅からわが家までは徒歩2分。

緑の田んぼの中を汽車は走ります。

窓を開けて風に当たりながら、その緑を眺めているのが好きでした。

鉄道は昭和60年頃に廃線になり、サイクリング道路になりました。


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