この本の作者が私と同郷なので、ご紹介します。
私より7つ程先輩のこの方は、たばこ屋だった私の家にカランコロンと下駄履きで買い物に来ました。
後日出版された本の中の情景は、同郷だからこそよく理解できる部分が有ってうれしかったです。
「監督」という本が出た時には、その方のお父さんもまだご存命でしたから、
本を読んだ話をしました。
「暮らしの手帳」 に、イギリスにしばらく暮らして、蝶ネクタイを語る文章が載ったりもしました。
この方は生きておられれば60歳です。
80歳の母が、この方たちの還暦同窓会に招かれて、この本もいただいてきました。
母が読み終えてわたしに貸してくれました。
本の中の「日野屋」は私の家の屋号です。彼の頭の中にこの語彙が入っていたのですね。