広州で試作した、亜麻の実を配合した直焼き風、波型天板を使用しています。表面は大麦。日本から持ち込んだルバンを現地で種継ぎして使用。
東莞は前回も滞在し、安心して、落ち着いて居られる町です。中国の発展を象徴する広州や上海に比べると小さいようですが、建物は大きく豪華で、行きかう車は世界の高級車が大半を占め、十分に中国の発展と富の蓄積を印象ずけられる町です。
食の広州だけあり、食材、調理法、味付けは確かに多彩で、ここでパンを、特に食パン、直焼きを定着させる面白さは格別であろうと感じています。ベーカリー経営者も数年後には食パンと直焼きを含む食事用のパンの需要が拡大すると確信していて、その為の準備、新規提案、食パン製造ラインの提案等、話はつきません。
近い将来、朝食に食パンが、夕食にフランスパンが登場する日が来ると信じて提案して参ります。
ただ、モルトが無いといった事も頻繁にあり、毎日上手く行くかヒヤヒヤの連続ですが、そこが面白い所でもあります。