Pains パリの味

パン屋、ベーカリー作りを応援します。

ベーカーテクノサービス

薫風

2018-04-30 17:04:28 | Weblog

爽やかに舞う鯉のぼり



今が盛りと咲き競う「紫蘭」



真面目にパンを作る。しかし売上には結びつかない。こんなパン屋を支援してきたが、習った唯一の製パン法にしがみ付き、その売れない製法と製品から離れられない。またお客様の求めているパンが解らないまま、毎日ロスを作り続ける。この悲しい現実。

自身で焼いたパンを食べて美味しいと思うのか。毎日食べて満足できるのか。恐らく自身も美味しいとは思わないであろう。老化が早く、焼いたその日の夕方にはハンマーの様に固くなる。そんなパンが売れますか?パンは保存食で、購入後3日間は食べます。パンドカンパーニュは1週間持たなければ、パンドカンパーニュとは言えません。

天然酵母だから硬い。それが普通と思っている売れないパン屋が多い。売れるパン屋は天然酵母であっても柔らかいし、旨味もある。日持ちもする。本来天然酵母のパンは日持ちがします。焼いた日の夕方には食べられないほどの硬さになるのは、製法が悪い。発酵のメカニズムが分かっていない、発酵・熟成を単に時間だけかければ済むと簡単に考えているか。発酵が分からずパン屋はできない。アホだ。

売れる天然酵母生地配合と製法を提供しているのだが。もう少しパン作りを化学的に考えられる様勉強してくれないか。パン作りは化学です。生地表面の物理的変化を見ながら、生地内部の化学的変化を理解する。そこにパン作りの醍醐味があるのだが。素人が作った売れない配合と製法にしがみ付いていないで、きちっと勉強して売れるパン屋に変身する事を望みます。こんな救済事業は今年限りで止めようと思っています。

愚直に一眼レフカメラを作るペンタックスのファンです。一眼レフの醍醐味は何と言ってもファインダーとミラー。ファインダーにはプリズムがあり、これが普通で当たり前。ペンタックスはQマウントのミラーレス機以外全てプリズムを使用しています。しかしプリズムを使用しないいい加減な一眼レフカメラを作っているメーカーが2社あります。国内に。どこだかお分かりでしょう。一眼レフカメラを作っているのは国内いに3社だけです。そんなプリズムを使わない、いい加減な一眼レフカメラを作るなら、ミラーレスにしてしまえば良いのだが。騙されている人、結構多いですね。

騙されない様に勉強する事です。売れないパン屋もお客様の為に勉強しなければ。