~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

セルジュ・チェリビダッケさんの「シェエラザード」

2013-07-27 07:26:53 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

このところいろいろな指揮者のリムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」op.35を聴いています。
今回はセルジュ・チェリビダッケさんの指揮したミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のCDを紹介します。

以前、ちょっと変わった「シェエラザード」ということでレオポルド・ストコフスキーさんの指揮したものを紹介しました。

今回のチェリビダッケさんの演奏は、ちょっとどころではありません。

私が持っているCDの中でも、ある面一番変わった演奏と言えます。
とにかく遅いのです。

じっくり演奏してほしい所はじっくりでいいのですが、ここはもう少しあっさりと演奏してほしい所が遅すぎて重過ぎるのです。。

私には、曲の出だしも少し遅すぎる気がするのです。

私は比較的じっくりの演奏が好きなのですが、そんな私でも調子が悪い時にはイラっとしてくることがあるくらいです。


ですから、このCDは気分のいい時に聴くCDになっています。

French and Russian Music
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」op.35
  指揮:セルジュ・チェリビダッケ
  管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音:1984年4月18日
 

私は1枚もののCDを持っています。
(今はCDボックスの方が安いくらいですね)



ここで、今まで紹介した「シェーラザード」のCDの演奏時間を比較してみたいと思います。

   指揮/演奏   1楽章 2楽章 3楽章 4楽章 /トータル
【1】ロリン・マゼール/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   10:30 11:35 10:18 12:50 /45:13
【2】レオポルド・ストコフスキー/ロンドン交響楽団
   10:03 11:40 11:52 12:06 /45:41
【3】シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団
   10:31 11:31 10:33 12:24 /44:59
【4】ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
   10:18 12:12 10:53 12:06 /45:29
【5】セルジュ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
   12:04 15:47 12:11 14:09 /54:11

見ての通り、通常45分前後の曲が55分近くなのです。

ちょっとどころか、かなり変わった演奏だと分かってもらえるのではないでしょうか。
 

でも、たまに聴きたくなるから素敵な演奏であることには間違いありません。
チェリビダッケさんが好きな方にはたまらない演奏でしょうね。
 


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2 コメント

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Unknown (yukko&yasu)
2013-07-27 09:56:56
「シェエラザード」夏になると聞きたくなる曲の一つですね、我が家「フリッツ・ライナー&シカゴ」一枚きりです。演奏時間のことを書いてありましたのでCDの解説を見ました。akichiさんも以前書いておられたように、何を振っても「快(怪)速ライナー」ですが、この曲は44分27秒と許容値(?)の範囲のようです(他の指揮者の演奏を聞かずに書くのも勝手ですが)。私の建物の周囲の樹が5年ほど前から蝉の大集落になっており、その大合唱の公害で昼間は大きな声を出さないと会話も成り立ちません。テレビは画面から内容推察、CDはヘッドフォン頼みの毎日です。
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Unknown (akichi)
2013-07-27 12:51:45
yasuさんへ
コメントありがとうございます。

ライナーさんの演奏も定評がありますね。聴いてみたいです。
それから、蝉の鳴き声はいかにも夏らしいですが、そこまで大きいと大変ですね。
私は、今年まだ蝉の声を聞いていないです。不思議です..
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