なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

丹沢湖ツーリング その2

2018-06-26 20:10:57 | 自転車



山北町の民宿の夜は概ねしずかに更けて行きながらも、時折ばちばちーっと屋根や周りの木を叩きつける雨の音に目を覚ました。



予報だと夜降って、朝にはあがるはずでしたが、7時に起きた時にも雨がざーざー、、、、、朝飯をいただいてどうするかな~っとまったりしてました。ほぼあきらめて帰ろうかという9時に、雨が小降りに。



宿にいてもしょうがないからとりあえず行くか!という事で雨の中走り出しました。雨は上がるどころか本降りになってきました。



雨の中、丹沢湖まで登りが続きます。カッパを着ているので、汗だくになりながらわしわし漕いで行きました。TREK 520は昨日の平地では問題なかったのですが、きつい登りになると足が悲鳴をあげました。そもそも、キャンプツーリングで山岳コースを走る練習でTREK 520できてみましたが、キャンプ道具もなしの状態でこのきつさでは、山岳地帯のキャンプツーリングはとても無理ですね。




7kg台のカーボンロードと比べると、13kgのクロモリはまさに鉄塊、、、休み休み上っていきました。途中にいくつかのキャンプ場を通過。たき火の煙がなんともいい味をだしていました。川で泳いだりもできるようです。水もきれいですし、夏にはいいですね。
11時過ぎには快晴に変わってきました。



一番奥のキャンプ場には、昨日の雨にもかかわらずたくさんの人がいました。川のすぐそばに広いキャンプ地が広がっています。BBQでもしながらビール飲んだら最高でしょうね。こちらはさらに峠まで登らなければなりませんが。




ここからの上りはさらに容赦なく、7%前後の劇坂に足がすでに売れきれ状態。想像以上に13キロの重みはきつかったです。エネルギー切れ寸前になり、I氏からチョコをもらってなんとか登りましたが、途中、しばし押しもはいるきつさでした。



もうあきらめて、はるか先に先行するI氏に「待ってるから峠行って降りてきて」と電話しようと思っていたところで、峠に到着~
いやはや、へろへろです。峠からの景色は、山の稜線が重なってなかなかの絶景でした。



峠からは来た道をオラオラーと、ざまーみろーというダウンヒル。あっという間に丹沢湖まで戻ってきました。



段取りのいいI氏はTVのサンドイッチマンの旅番組で紹介された店を見つけて昼飯となりました。名物ダムカレーと足柄ロース丼



僕は足柄ロース丼1800円を食べました。疲れた体に肉のうまみとほかほかの米がしみわたりました。
この丹沢湖レストハウスという店は、「自転車の駅」とかいうのぼりがあって、自転車ラックがあります。わしわしとロース丼をかきこんでいると、1人のローディーが入って来られました。「パンクしたのですが、替えチューブがないので、もしよかったら譲ってくれませんか?」との事。(店には替えチューブはなかったようです)I氏が気前よく困ったときはお互い様だから、って言って自分の替えチューブをあげました。「もうゴールも近いので、自分はパンクすることはないよ」と付け加える。



さて満腹でさらに下るかあーっと自転車に乗ろうとすると、なんとI氏の自転車がパンクしてました!?なぜかパンク率の高いI氏。すでに記憶しているだけで4回目。さっきまで、高速で下ってきたのに、昼飯に自転車を置いているだけでパンクしたとは、、、、
I氏はもう替えチューブがなく、また困ったことに、僕が今回TREK 520できたために僕が持っている替えチューブは32mmのものしかなく、I氏の23mmでは使えません。こんなことある???ってくらいついてません。



でも念のため空気を入れてみるとしっかり入りました。たぶん、すごい小さい穴があいているのでしょう。このまま御殿場線谷峨駅まで下り、無事ゴール。無人駅で雨で濡れたものを乾かし、輪行準備をしました。昨日から濡れたままの靴と靴下は乾かず、、、、
靴下が濡れているというのは、なかなかきついです。乾いた靴下という幸福を妄想しつつ、そのまま輪行で帰宅。




15:38発の御殿場線はワンマンの電車で、国府津駅から東海道線へ乗り換え。最後尾の車両に自転車を置こうと乗り込むとすでに3名のローディーの方が自転車を置いていました。そこ重ねておかせてもらいました。5台の自転車がうまい具合に最後尾の壁に収納できました。最近、輪行の方が増えたたような気がします。JRさん、ぜひ自転車置き場の設置を!



3時間かけてひたち野うしく駅に到着~ 僕的にはいっぱいいっぱいまで登って充実感満載でした。
(I氏は足をあましまくり申し訳なかったですが。次はカーボンのDomaneで行きます)

天気やらなにやら色々ありながらも、小田原の北に自然豊かなコースがあるのは発見!でした。
走って、風呂入ってビールのんで、飯食って(さらにビール飲んで)ばたーーんと寝るというツーリングはいつもながら、いわゆる一つの幸せの形ですな。