Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

沖縄でのゼミ合宿を終えて

2013年09月27日 | 那覇、沖縄

 今週は月曜日からゼミ合宿で古巣の沖縄へ3泊4日で出かけていました。ブログの更新も滞ってしまいました。ゼミ合宿ですから、もちろん沖縄の芸術文化政策とかかわる組織へ出かけて話を聞いたり、いっぱいのメニューで学生たちはだいへんだったと思います。私もゼミ合宿なんて人生初めての経験でしたし、正直、最後までゼミ合宿が何かよくわからず終了しましたが、でも学生たちが沖縄の滞在を通して芸術文化政策の現場やその中で育まれる芸能に触れて何か考えるきっかけになればそれでいいと思っています。やはり、大学の講義という座学ではわからないものが、沖縄にはたくさん息づいているような気がするから。
 最終日、海に行きました。別に泳いだわけでなく、ちょっと寄っただけですが、久しぶりの沖縄の真っ青なサンゴ礁の海をみて、なんだか優しい気持ちになりました。学生たちがそんな美しい海に驚愕している姿を見て、とても嬉しかったし、きっと自分だって最初に見たときは表現こそ違えど、やはりきっと思うことがあったに違いないのです。
 今回、私はつたないながらも、ゼミの学生たちに「沖縄の文化」について、初めて説明をしました。なんだか別な意味で沖縄が見えた気がします。これまでは説明を聞くばかりだったからね。離れたからこそ沖縄にたくさん、たくさん触れて、そんな場所や文化や芸術のことを頻繁に考えるようにもなりました。だから、今の私と沖縄の距離、実は案外と気に入っているのです…。