熱帯博物館での一こま。昼時に博物館に出かけ、ミュージアムショップに行こうとしたらガラス戸が閉まっていて前には不思議な時計が……。なんと昼休みでミュージアムショップも休憩である。
この博物館は王立のりっぱな博物館であり、日本でいえば国立の博物館。平日とはいえ、多くの見学者が訪れる。しかも特別展まで開いているのも関わらず、ミュージアムショップは昼休み。
こういう感覚はたぶん現在の日本にはない。当番制にして必ず博物館の開館時間は開けているはずだ。しかし、この割り切りこそがヨーロッパ(あるいはオランダだけなんだろうか)である。私が住んでいたときも大学の事務窓口などで普通だった。それどころか、朝10時過ぎの休憩時間も休んでいたセクションがあった。
「休みは休み」と割り切って生きていきたいものだ。でもそれだと、日本ではやっていけないか……。