フィンランド航空で機内誌の表紙を見たところ、目を疑った。これバリだよ!ガルーダ航空に乗ったわけではないのだが、ヨーロッパに行くフライトでも私はバリを引きずっている。
もちろん偶然である。記事の内容は、バリのニュピ(サカ暦の新年)を扱った内容だったが、バリの伝統の変化に焦点を当てた面白い記事だった。この機内誌の素敵な表紙が内容を物語っているだろう。
できればフィンランドに行く機内くらいは、どっぷりヨーロピアンな雰囲気に浸りたかったのだけど……。
オランダは自転車大国である。車よりも絶対に自転車の方が多い。しかも自転車道路が整備されていて、そこを自転車がわがもの顔で暴走している。はっきりいって、車より自転車の方が危険である。
自転車サイドカーとか前に箱がつけられていて子どもや犬が乗せられる自転車など、さまざまな形がある。しかし「色」となると、深緑色か紺色で、日本のようにステンレス風のおしゃれな雰囲気のものはない。
歩いていて色彩感にこだわった自転車を発見した。これは結構珍しいパターンである。よくみると前に飾られている花の色は紫、サドルカバーも紫、そして後部につけたカバンも紫。自転車が紫色に塗られているわけではないので、自転車に付加された紫が実に統一した彩りを感じる。私が今回見た自転車のナンバー1である。