続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

初冬の沼尾川親水公園(カスリン台風の記憶3)

2023-12-18 15:53:15 | 沼尾川紀行

寒い朝です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

諏訪神社の鳥居の下、霜柱が立ってます。

 

今朝はタバちゃんも、神社の向こうの高台まで歩きます。

赤城山も寒そうだね。

酪農王国を夢見た残骸、今朝は特に寒そう

 

高台の中央からUターンして帰ります。

タバサねーちゃん、弾む足取りになります

堀之内に戻る頃、あちゃあ、子供の声がします

子供が苦手のひめちゃん、及び腰です

黄色い帽子の集団(小学生の集団登校)がやって来ました。

夜明けが遅くなって、お散歩開始も遅くなり、これから遭遇の機会も増えそうです

 

 

 

 

12月14日、沼尾川沿い・利根川への合流地点近くの、沼尾川親水公園へ出かけました。

年丸橋のお地蔵様からの道もありそうですけど、上越線近くの県道225号線で行きます。

 

だんだん心細い山道になってきますけど、突然前方に赤い橋の一部が視界に入ります。

心細かったけれど、迷わず到着です

「カスリン台風の殉難碑100m⇒」

ここにも、カスリン台風の記憶がしっかりあります

 

橋を渡らなければなりません。

ぐんまちゃんもいます

働くぐんまちゃん、かわいい

 

 

吊り橋を渡ります。

揺れます

手すりにつかまって、ゆっくりゆっくり渡ります

 

 

上流の流れです。

あちらから山津波が押し寄せてきたんだ

下流の流れです。

あの橋を渡ってきました。

 

 

曲線を描いた、めったにない吊り橋です。

 

 

無事に渡り切りました

沼尾川のふれあい橋です。

 

 

右手に、梅の木々が見えます。

梅の広場かな

 

 

親水公園の沿革があります。

昭和22年9月15日、通り魔のように襲来したカスリン台風は、沼尾川周辺の家々や青年学校や墓地を土石流で壊滅させ、死者、行方不明者合わせて83名という村史上未曾有の大災害を引き起こしました。

 

どこかの村と違って、しっかり過去の災害の記憶を残しています

 

 

振り返って吊り橋です。

不思議な優しい形です。

デザイナーは誰だろう?

デザイナーも素晴らしい、それを採用した村も素晴らしい

 

 

少し小高いところに殉難の碑です。

 

(つづく)

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