続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

市代の牧(いちしろのまき)跡のサイカチ

2022-08-19 15:31:18 | 吾妻紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

朝から猛烈な日射しですけど、まだ気温が低い。

高齢犬のタバサねーちゃんも、今朝は少し遠くまで歩けるかな?

 

諏訪神社の向こうには、久しぶりに浅間山が見えます。

 

やっぱり、日陰のありそうな山上城を歩いて帰ります。

でも、すさまじい木漏れ日です。

さすがに今朝は蚊が少ない。

でも、何故かカラスがいっぱいです。

 

二の丸と三の丸の間を通って帰ります。

二の丸には数年前まで、元気な城山幼稚園の子供達の姿がありました。

 

ランランラン、2人の足は、ある所に向かいます

 

ケンくん、いるかな?

残念、今朝もお散歩に出ているようです。

 

ケンくんちの朝顔とサルスベリを愛でながら帰ります

 

 

 

 

「ミュゼ」からの帰路、国道353号線を東に進みます。

しばらく走って、JR吾妻線の市城駅(いちしろえき)を過ぎたあたりで、気になる風景です

 

道の反対側に駐車スペースがあります。

ちょっと利用させてもらって、気になる景色を確認です。

「群馬県指定天然記念物・中之条のサイカチ」とあります。

 

道の向こうのあの大木です。

 

樹齢500年以上ですって

サイカチは、薬用に、また石けんの代わりになったんですか

「また、馬を洗うのに用いられたという。」ですって

 

馬の話が続きます

 

この地一帯は、『延喜式』による上野九牧の一つ「市代の牧(いちしろのまき)」のあったところとされ、平安時代初期の勅旨牧(皇室用の馬を育てる牧場)としてその役割を担っていたと推察される。養和二(1182)年源頼朝が神馬・砂金を伊勢神宮に奉納したとき、吾妻八郎が栗毛の馬を献じていることから、鎌倉時代に活躍した吾妻氏は市代牧を母体として成長した武士団と考えられる。

 

このあたりは市代の牧のあった所ですか

「中之条のサイカチ」より「市城のサイカチ」の方が、ロマンがありそうだけど

 

このあたりは不動沢で、土石流に注意が必要な土地ですか

流れてくる不動沢川、今はほとんど水の流れがありませんけど、要注意の川なのですね

でも、不動沢・不動沢川・不動橋、どこか近くにお不動様が祀られているのかな

 

不動沢川はサイカチの側を流れて、吾妻川に合流してます。

 

吾妻川左岸の国道353号線を帰ります。

 

 

(つづく)

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