ななごの部屋(リウマチとともに)それから

リウマチとともに歩みアクテムラのおかげで安定してきた私。もっと溢れるように生きたい☆2013/1/1開店☆

桶川ベニバナ館へ

2016年05月22日 | 美術館他
ホテルヘリテイジの全国大会の後、
少し散歩して、
桶川ベニバナ館に行った。
昔の知り合いから案内状を貰っていた。
今日までだったので。

10年ぶりくらいだろうか、もっとだろうか…
KさんとUさん、昔、絵手紙を描いていた頃、デッサン会でご一緒していた。

高い木に囲まれ、歴史を感じさせる門。
農産物の販売もやっているが、午後なのでほとんど無い。

5月の陽射しは強いが、パラソルの下の椅子から友達が笑って手を振った。

その笑顔を見ていたら来て良かったと思った。
可憐なバラやお花の油絵と、
古布を使ったコラージュのような作品だ。

青空と古い建物と高い木に囲まれて、
私たちは昔のことを語り合った。
出会ったときのこと。

Uさんの話は改めて魅力的なものだった。
ずっと、そのことが頭をよぎる。
簡単に書けばかなり前、シャガール展に行ったらかなり混み合っていて、
諦めて、他に見るところ無いですか?
と聞き、青木繁の自画像に会い、恋をして、
毎日、美術館に通い青木繁の自画像を観に行った話。いつも行っていたので怪しい人に思われたようだとか。
その時に絵は時間を超えて話しかけられるということに惹かれたそうだ。
エピソードはたくさんあった。
当時、お金が無く絵の具も絞り、切ってエノグのチューブの首のとこまで使ったとか。

私みたいに流されてないと思う。

5月22日まで。
終了しました。





Uさんが浅川マキのコンサートに行った話。
ライブハウスに観に行ったら、意外に良くなかった。
お金が無いのにやっとチケを買い行ったので、
入場料を返して欲しいと楽屋に行ったそうだ。
そうしたら、浅川マキは支配人を呼んで、
この子に次の部も見せてくれるように言った。

Uさんは、次の部も見せてもらった。
それが、すごく良くて感動したそうだ。
それを言いに楽屋に行ったら、
浅川マキが
「ライブっていうのはこういうものなんだよ」
と言ったそうだ。


思うのは、一期一会。
友達を亡くし、なんだか古い友達に会っておきたいような衝動に駆られる。

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俳句の全国大会2日目

2016年05月22日 | 文芸
朝、6時からお風呂に入れるというので、行ってみる。
句の〆切が午前7時。
食事が7時から。
バイキングの食事をしてから、事務所に行くと、
すでに作業をしている。
点盛りという。私は初めてだ。
好きな句を3句選んだものを、また10人くらいで、点数を数える。
とりあえず3人一組で、真中の人が句の番号と句を読み、両端の私らは配られた俳句の印刷の用紙に、
句の下に小さく選んだ人の名前を書いてゆく。
それを二人でやり、後で二人で数を合わせて確認をする。
それをみんなで合わせて合計をする。
選句した人の数が分かる。

午前9時から第二次句会。
私は部屋に戻り荷物を持ってこようとしたが同じ部屋の人がおらずに探す。
遅刻して句会に参加。

ジャジャーン。
私の句は一票しか入らなかったので、
こりゃダメか、と思っていたら、
金子先生が秀逸に採ってくれたので驚いた。

「蕗の葉や風の家に住む農の人」

私たちの句会は、とにかく金子先生が採ってくれれば良しとするものなので、大感激だ。

「詩的でよく書けている。実際のことを書いたのではないかな…」
すごい、見ているみたいだ。
先日の蕗採りのことを書いたのだ。
部屋に入ると、風でカーテンが大きくふくらんでいたのを思い出したのだ。

なんだか自分でも平凡な句に思っていたが思い入れがあり、出してみた。票は入らないだろうとは思っていた。
先生は、やっぱスゴイと思った。
そこまで見えるのか…

たくさん票が入ったものも、ベテランの人が書いたものも、
先生は選ぶわけではなく、
類型的なものを嫌い、新鮮な感覚、
言葉のリズムなどを考えられているようだ。

名前が無くて選ぶわけだから誰かは分からない訳だけど。

でも、今回は賞品が足りないので地元は貰えなかった。
遠方の人達が貰っていた。
11時55分終了。
12時昼食。

昼食後、解散となる。



きのうホタルを見たところ。

この後、昔の友達の作品展を観に桶川ベニバナ館に寄る。
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