猫の世代交代

我が家で猫対策を取り始めてから何年経つだろう。そもそも我が家の芝が、猫のトイレと化し庭にも汚くて出られないありさまに切れて、始まったものでした。最終的には敷地の三方を農家の使う、防鳥ネットで囲むかなり大掛かりな対処をして、やっと九割方の排除に成功しました。勿論人間が住んでいるのですから、完全に防ぐ事なぞ出来ません。
ところが3年位前から、野良猫にえさを与える家が近所に出来ました。何が起こったか？
野良猫の大繁殖です。最高の時は、えさを食べに来る猫が二十数匹になってしまい、しかも、年に何回も子供を生むらしいのです。当然子猫を生む場所の争奪になり、出産の季節になると、猫が良い場所を探し始めます。我が家では、子猫を生める場所はありません。しかし、親猫にとって子猫を遊ばせる場所には事欠かないと見えるのでしょう。入り込める場所を丹念に潰していると我が家に生まれたての子猫を持ってくる親はいなくなりました。一安心していると、今度来た猫は違いました。少し大きな子猫を連れていたのですが（要するに5段位のブロックをよじ登れるくらい）逃げ出した後、隣の敷地から、自分に歯を剥き出し威嚇してきました。長年、猫を追っていますが、威嚇を受けたのは初めてですね。猫の世界も時代が変り、人間を恐れない猫族が誕生しているのでしょうか。
今日も設置した金網が倒されていたので、修復し、他の猫道もふさぎましたから、一週間くらいは大丈夫でしょう。