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政界勢力図の激変必至

2009-08-23 22:40:17 | メディアから
今朝の東京新聞の朝刊に、8月30日に行われる衆議院選挙の情勢分析が掲載されている。「民主300議席越す勢い」「自民は100前後か」「公明、小選挙区で苦戦」と続いている。これで主要なメディアの一週間前の情勢分析はほぼ出揃ったといえるが、どの調査を見ても民主300という見出しは共通している。しかし投開票日までは一週間と一日ある。権力を握るものが、何らかの謀略を仕掛けるには十分な時間がある。たまたま田原総一郎の司会するサンデープロジェクトの最後の場面が目に入ったが、番組が終わり出席者が立ち上がっている時に、田原が麻生と大田に満面の笑みで握手する所が映っていた。その場面が放映されることを想定しない状況ではあろうが、田原がどんなスタンスで司会をしていたか百万言の言葉を費やすより見ていたものに知らしめるものだった。ところで田原に限らず、テレビ朝日の与党べったりの姿勢は目に余る。政権交代した時には、民主党の欠陥を、針小棒大であげつらうであろう。しかしサンプロがこれほど変ってしまったのはいつからだったのだろう。一番顕著だったのは小泉改革の頃か、田原の強引な司会に辟易して見なくなってから随分たつ

東京新聞が情勢分析に関して分析の分析をしている。結果がどうなるか、全文を保存しておくタイトルはこうだ
「民主旋風が全国席巻 自民地盤、進む液状化 政界勢力図の激変必至
2009年8月23日

以下引用
「本紙が二十二日に行った衆院選の情勢分析で、自民党退潮と民主党大躍進の傾向が鮮明になった。自民党は、底堅さを見せてきた常勝選挙区の侵食が著しく、岩盤は崩壊の危機。逆に民主党は、都道府県によっては全小選挙区を制する「独占県」を初めて出現させる勢いだ。投開票の三十日を境に、政界勢力図が激変するのは必至だ。 (政治部・原田悟、清水俊介)

・・・総崩れ・・・
自民、公明両党の連立を軸にした与党と、民主党の対決構図となった2000年以降の散会の衆院選で、与党系が三連勝している『常勝区』は158.三百小選挙区の半数を超える。内野党に比例復活さえ許さず三連勝している「完勝区』は八十もある。
しかし、本紙の情勢分析では、八十の完勝区で獲得確実、有力は計三十七選挙区にとどまり、半分に届かない。残り七十八の常勝区に至っては、確実と有力は計十選挙区という惨状で、自公が置かれた厳しい状況を如実に示している。
都道府県別でも、自民党系候補が小選挙区を独占してきた群馬、福井、岐阜など十県の『自民王国』のうち、七県は独占維持が絶望的で、他の三県も予断を許さない。長年、自民党の強い足腰になってきた保守地盤の液状化は深刻だ。
もっとも、自民党の議席獲得が確実化有力な選挙区は、完勝・常勝区以外は二つしかない。逆に完勝・常勝区では、確実と有力を除き、なお四十三選挙区で勝利の可能性を残している。起死回生の秘策が見当たらない以上、自民党が終盤で少しでも盛り返すためには、劣勢とはいえ完勝・常勝区で底時からを見せるしかない。

・・・奏 功・・・
一方の民主党。支持を伸ばしている要素として政権交代を争点に打ち立てたことによる『風』が大きいのは間違いないが、同党が連立を想定する社民、国民新、浸透日本三党との間で続けてきた競合解消の努力も、下支えになっている。
前回、民主党が三党と競合した選挙区は四十五。対する今回は十五で、三十選挙区で競合が解消した。前回この三十選挙区の民主党の戦績は三勝二十七敗と惨敗だった。それが今回は、推薦候補を含めて獲得確実二十、有力七の計二十七選挙区で優位に立つ。結果が二十七勝三敗になれば、ちょうど四年前と正反対の完勝だ。
過去三回の衆院選では、比例復活さえ一度もない『空白区』の沖縄県でも、社民党との候補者調整が奏功し、いきなり小選挙区で複数の議席を獲得する可能性も出ている。

・・・現実味・・・
視野を広げ、都道府県単位で見ると、さらに民主党の席巻ぶりが際立つ。
岩手、福島、新潟、長野、滋賀各県は、もともと民主党の地盤が強い地域で、全小選挙区を制する可能性が現実味を帯びてきている。若手や新人が自民党の閣僚・三役経験者らを相手に互角以上の戦いをしており、初の全県毒電を視野に入れる民主党にとっては最有力エリアだ。
さらに、北海道や愛知、三重県、歯が立たない選挙区があった山梨県なども全勝の可能性がある。前回衆院選で一勝どまりで惨敗した千葉県でさえ、完勝しても不思議はない状況。このままの勢いで投開票日を迎えるようなら、全国が『民主カラー』に染まることになる」  引用終り

好事魔多し・・・・ 足元を見つめよう



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