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四川省の地震被害  白髪三千丈 ?????

2008-05-29 23:53:09 | メディアから
中国四川省の地震に関しては良く解らないことが多すぎる。数日前の朝日だったと思うが、四川省における被災者が数千万人を超えるという報道もあったし、1500万人という報道も有った。そして家屋の倒壊も1000万戸を越えるとも・・・四川省全体で人口は8700万人強。面積も日本を越え48万平方キロという。今回の地震は震源域の長さが300キロを超え、阪神淡路の10倍以上。さらに強さは30倍以上と言う。だからそれだけの被害が出て当然だとの気もするが、現在でもテントが330万張不足しているという。ここで強烈に疑問を感じる点がある。神戸市の現在の人口は約150万人・66万世帯という。この数字は地震の時とそれほど違っていないと思える。それに対して全壊や半壊をした建物の数は25万戸だという。しかもこれらは断層帯線上の被害が殆どで、そこから少しでも外れた地域の被害は殆どなくなっている。もっと端的に言えば数十キロしか離れていない、尼崎や大阪では死者はもとより負傷者も殆ど無い。四川省の地震に於いても、震源から100キロ程度離れている成都の被害は殆ど報告されていない。そして四川省全体の人口密度は180/平方キロだという。ごく大雑把な計算だが、一平方キロに180人が住み、100戸家があり、震源に沿って300キロにわたって全ての家が破壊され、住人が亡くなったにしても死者は54千人、倒壊家屋は、3万戸にに過ぎないのではないか。それを30倍したにしても、150万人と、90万戸に過ぎない。(これとても途轍もない数であるが・・・・) 死者の数が10万人に達するかもしれないという惨事からすると、こんな計算をするべきではないだろうが、その中の一割が、学校で授業を受けていた児童・生徒であったと言われるだけに、他国の事ながら、怒りがわいてくる。また、断層帯の西側のことは一切報道もされないが、そちらには人は住んでいないのだろうか。Googleで見てみてもあのあたり一帯はさざなみのように連なる山ばかりが見え、被害が報告されているところとても、町を確認するどころではない。自衛隊の飛行機が救援物資を運ぶと言って大騒ぎをしているが、何か大事なものを見落としているような気がしてならない。
コメント
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