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国会と都議会 

2008-04-01 21:57:12 | メディアから
うそをつくのは本当に気が疲れることだ。エイプリルフールと言えど、気の利いた嘘なぞ早々出来ることではない。その点 自民党や公明党の先生方の発言は、4月1日に限らず、あらゆるジャンルにわたり、毎日発信されているのだから、その才能は素晴しいと表現すべきだろう。今までは何を言ってもその正否は検証もされなかったが、昨年の7月以来政治の状況は変わった。インド洋のただのガソリンスタンドをやめれば、日本は世界から孤立しましたか? 日銀総裁が空席になれば経済が大混乱しましたか? ガソリンの値下げで国民は大混乱になりましたか???参議院では与野党が逆転しているのだから、野党の発言を無視することが出来ない。資料請求にも応じざるを得ない。東京の例を見れば国との違いがはっきりと分かる。東京では自民公明の与党が石原を支えている。従って新銀行東京がいくら損害を出そうと、でたらめな貸し出しを行おうと、どれだけ損失を出しているか調査もせずに、自民公明の与党が決めれば、都民がいくら反対をしようと、石原の提案した400億をどぶに棄てる提案もスムースに可決されたいる。わずか3年で1000億をどぶに棄て、さらに効果が全く不明な400億円も棄てることに対して、全く反対が出ない。そもそも石原が言っていることを都議会は検証したのだろうか。石原は旧経営陣がでたらめをやったからこうなったとほざいている。それでは都議会は旧経営陣を証人喚問してその発言を検証すべきだろう。ところが自民公明両党は、旧経営陣の喚問に反対し、新銀行に関しては都知事に対し質問項目にも含めない。ただただ石原の提案を丸呑みするだけである。さらに許せないのは、都議会として金融庁の検査を要求するなど、全く第三者の検証を求める事無く、400億円の追加出資を決めていることだ。知事に対するチェックは都議会の義務であろう。自民公明の議員は全くその役割を放棄していると言わざるを得ない。先週のパックインジャーナルで、山口氏が、400億円も勿体無いが、自民公明の都議の歳費だってこんな無駄はないと発言していたが、全く同感である。話を進めていると、何故金融庁は設立4年にもなる新銀行東京に一度も金融検査が入らないのだろう。何故石原は突然東京に入る税金を3000億円も放棄したのだろう。あるいは金融庁の検査とバーター取引したのではないのかとか、都議や、国会議員の口利きがばれるのが怖いのでつぶす時期を少しでも先に延ばすために追加出資をするとか・・・ 400億円あれば、うまく行けば石原が都知事に在任中は破綻せずに済ませることが出来る可能性がある。銀行が破綻するともろもろの疑惑が一気に表面化し、責任者は刑事責任を問われることが多い。その番組でも話されていたが、銀行を整理してその400億円を今融資している企業を他の金融機関に肩代わりしてもらう為に使用すれば、その企業は生き延びてゆく。ところが新銀行東京が生き延びさせていると、新銀行の経営を目先好転させるために、貸し剥しをせざるを得ない。となると現在新銀行東京から金を借りている企業は、その殆んどが倒産させられてしまう。石原の面子のためだけに倒産させられる企業にとってはたまったものではないだろう。石原は銀行に対する外形標準課税を強行、そのときに課税した税金のほか700億円に上る解決金を、あえて言えば賠償金を支払っていると言う。今回は資本金だけで1400億円。さらに破綻した時にはさらに1000億円以上が必要だとされている。石原の面子は3000億円も4000億円もするものなのだろうか。都民と言うのは、本当に鷹揚なのですね。しかし半月ほど前でしたか、保育園児の一日の給食費は130円とか言う記事が出ていませんでしたっけ。
コメント
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