令和2年11月12日(木曜日)
今日は、議会としての行事はなく、登庁しない予定でしたが、近くまで行ったので、市役所に寄りました。
久しぶりにお会いする市民の方もいらして、お話を聞かせていただきました。その中で、関心をお持ちなのは、やはりと言うべきか、市役所1階フロアの階段撤去案の行方です。
9月定例会閉会日(9月23日)の本会議終了直後、市長は「説明の段階で職員から納得のいく説明ができず、うまく伝えられなかったのかな」と発言し、「またすぐに提案していきたい」と12月定例会までの再提案を言明しました。11月の臨時会を視野に入れていたようですが、今となってはそれはなさそうです。
先週水曜日(11月4日)に1か月に亘るパブリックコメントが終わり、現在、担当課は取りまとめを急いでいるとは思います。その結果を、早急に市民の皆様と議会に示し、撤去を進めるのかやめるのか、一日も早く、今後の方針を明らかにすべきです。
9月定例会では、階段撤去について、賛成2、反対18の圧倒的多数で、予算を削除した事実があり、仮に再提案された場合の議会の判断に注目している市民も多いと聞きます。
議会に出す議案の提出権者は市長です。本当に再提案するのであれば、11月24日、12月定例会の招集通知とともに示される予算案の中で提案すべきです。
時折、定例会閉会日に、追加で補正予算議案が提出されることがあります。本当に緊急で必要な予算については、やむを得ない場合もあり、それは理解します。しかし、時間的な制約を意識すると、様々な角度からのじっくり丁寧な審査がしにくい側面があり、議員としては、絶対に歓迎しません。
議会報告の折など、階段撤去について、多くの御質問やお問い合わせいただきます。私個人の考えはハッキリお伝えできますが、市の方針についての明確なお答えができない状況です。