清水トミカについては、全く知りません。能年玲奈と同じ芸能事務所に所属していたようなので、運営に問題があるのかもしれませんが、所詮は憶測です。
空腹の科学については、ここであれこれ書くと五月蠅(うるさ)い奴らがやってくるので、このネタは、法事の時の「法話の枕」にしようと思っています。
浄土真宗の法話は、
1) 御讃題:浄土真宗の聖典、例えば、浄土三部経、御文章、和讃などの短い引用
2) 御讃題の解説・解釈
3) 御讃題をテーマにした話
という構成にしろと、坊主になるときに教えられます。
私も、この構成で話をすることはできますが、自分でやっていて面白くないので、御讃題は省略することが多いですね。しかし、そうなると何から話し始めて良いのかを決めるのが大変なので、落語の最初に振られる「枕」、漫才の最初に振られる「つかみ」のような、本題に繋がる世間話から始めます。この「枕」や「つかみ」のネタとして利用してやろうという算段です。
具体的には、
空腹の科学と大川りゅーほーの恥ずかしい過去を紹介しながら、チクリチクリと私の陰険な性格丸出しの嫌味を入れて笑いを取る。ノストラダムスの大予言で、翻訳本の誤訳をそのまま霊言だと書いたこと、嫁と泥沼の離婚劇を繰り広げたこと、教団の内情を嫁にバラされたこと、この嫁が村上龍の愛人だったこと、当たらなかった予言、霊言のこと等々、話せることはいくらでもあります。
次の展開としては、少し話をマトモな方へ誘導して、奇妙な教団名をネタにして、「ポスト真実」について話してみましょうかね。「ポスト真実」というのは、「post-truth」という言葉の翻訳語で、オックスフォード辞書が、2016年の言葉として選んだものです。日本の流行語大賞はクソですが、これは、なかなか含蓄のある言葉です。「ポスト」というのは、「何々の後、~の次」という意味ですから、「真実・事実を求めた時代の次に来る」くらいの意味でしょうか。
英語圏では、英国のEU離脱、トランプ大統領の当選を機に、「ポスト真実」という言葉が多く使われるようになりました。日本でも、まとめサイトが、真偽不明のいい加減な情報を、さも真実であるかのように寄せ集めてサイト運営をし、いくつかの大手まとめサイトが閉鎖されました。こういう「真実・事実よりも自分が感情的に受け入れられることかどうかが優先される時代の風潮」を「ポスト真実」という言葉は表しています。
最後、どこへ落とし込むかですが、素直に続ければ、「知識帰命の異安心」(阿弥陀仏に帰依するのではなく、指導者に帰依するという誤った教義)に向かうのが順当でしょう。しかし、それでは面白くないので、ひとひねりして、
たとい大千世界に みてらん火をも 過ぎゆきて
仏のみ名を聞く人は 長く不退にかなふなり
という和讃あたりかなと思っています。
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