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山田寺の仏頭

2014-12-21 17:07:28 | 日記

山田寺講堂の本尊として685年(天武天皇14年)に完成した如来像は、1186年(文治2年)に興福寺東金堂に移されたが、のち火災にあって頭部だけが残った。
明るい表情、童顔、大きな弧をえがく眉、切長の目などは、初唐の影響を受けた初期の白鳳仏の特色である。
いま興福寺東金堂本尊の左右にある菩薩像は、もとこの像の脇侍が独立した大きな三尊仏が、多く造られるようになった。

塼仏

2014-12-21 16:28:39 | 日記

山田寺からは塼仏も出土しています。

仏像を表現した小さなタイル。
寺院のお堂や塔の壁や須弥壇に隙間なく貼り付いて装飾にしたり、肌身離さずもっている念持仏とした。
大量に生産するため、型に粘土をつめて型抜きし、それを乾燥、焼成した。



山田寺

2014-12-21 14:56:37 | 日記
山田寺は、大化の改新に関わったことで名高い蘇我倉山田石川麻呂が、641年に建設をはじめた初期仏教寺院です。
1982年の発掘調査によって、山田寺の東回廊が倒壊した姿のまま良好な状態で地中に埋もれているのが見つかりました。
飛鳥の大寺院の多くは時代の流れとともに地上から姿を消しており、これは、現存する木造寺院建築の世界で最古の例となります。
建築の歴史や、日本の文化の変遷を考える上で、かけがえのない史料ということができ、2007年には重要文化財に指定されました。
1000年もの間、地中に眠っていた建築部材は、もろく壊れやすくなっています。
そのため、東回廊の建築部材の保存処理には 14年という歳月がついやされました。
第二展示室では、最も残り具合がよかった東側の柱間3間分の部材を本来の位置に用い、当時の建築構造と規模がわかるように組み立てなおし、かつての山田寺の東回廊を再現しています。



高松塚古墳出土品

2014-12-21 13:52:00 | 日記
出土品には、漆塗木棺とその金銅製の装飾金具である透金具、円形金具、六花文座金具がある。
そのほか唐様太刀の銀製金具、海獣葡萄鏡および琥珀製丸玉とガラス製の栗玉・丸玉があり、さらに土器と人骨がある。
このうち人骨を除く出土品については、昭和49年4月、重要文化財に指定された。その後、昭和50年、明日香村奥山に国立飛鳥資料館が開館し、木棺、人骨を除く遺物が特設の展示ケースで陳列されている。

そして明日香村ではないが、石仏も展示されていて、顔の部分が削られていた。
兵庫県加西市の古法華三尊石仏とあります。