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山田寺

2014-12-21 14:56:37 | 日記
山田寺は、大化の改新に関わったことで名高い蘇我倉山田石川麻呂が、641年に建設をはじめた初期仏教寺院です。
1982年の発掘調査によって、山田寺の東回廊が倒壊した姿のまま良好な状態で地中に埋もれているのが見つかりました。
飛鳥の大寺院の多くは時代の流れとともに地上から姿を消しており、これは、現存する木造寺院建築の世界で最古の例となります。
建築の歴史や、日本の文化の変遷を考える上で、かけがえのない史料ということができ、2007年には重要文化財に指定されました。
1000年もの間、地中に眠っていた建築部材は、もろく壊れやすくなっています。
そのため、東回廊の建築部材の保存処理には 14年という歳月がついやされました。
第二展示室では、最も残り具合がよかった東側の柱間3間分の部材を本来の位置に用い、当時の建築構造と規模がわかるように組み立てなおし、かつての山田寺の東回廊を再現しています。



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