奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
町のさまざまな出来事をお知らせします

江南小で最後の収穫祭

2012年11月21日 | まちのわだい


 江南小で11月2日、来年度の統合を前に最後の収穫祭が行われました。

 この伝統行事は、春から各クラスの菜園で育ててきた野菜について発表し、また、全校生徒で田植えから収穫までを行った餅米を、お世話になった地域の皆さんとともに味わおうというものです。

 発表では、手作りのボードやスライドを使い、栽培や調理実習の様子、野菜について学んだことを報告しました。
 「虫に食べられてしまいました」という残念な結果もありましたが、放課後や休み時間に水をやり、夏休みに草取りするなど苦労して育てて、「食べたら、とっても美味しかったです」という発表もありました。

 餅つきは、6年生が全校を代表して、保護者と一緒に行いました。
 低学年の子どもたちから「よいしょー」と威勢の良い声がかかる中、重たい杵にちょっとよろめきながらも、楽しそうについていました。

 つきたての餅は、雑煮にして、全校児童と、菜園や米作りでお世話になった地域の皆さんと一緒に美味しくいただきました。

江南小子ども議会

2012年11月07日 | まちのわだい


 10月30日、役場議場で、江南小5~6年生による「子ども議会」が開催されました。

 テーマは、「江南小の跡地利用」です。

 同校の校舎は、小学校の統合により今年度限りで小学校としての役目を終えます。
 例年、「町長と語る会」として町長との意見交換を行っていますが、今年は議会形式で、提言や意見交換を行うことにしました。

 議長は、児童会長でもある山田優香さん(6年)。議員は、5~6年生27名です。
 理事者側には、北 良治 町長や三本英司 副町長、村上清司 教育長をはじめ、担当課長が並びました。

 議事の進行は、本物の町議会と同じように、「会議録署名委員の指名」や「会期の決定」を経て、「一般質問」として町長に小学校跡地利用の提言をグループごとに行いました。

 今回の議会に際して、事前にまちのことを学習した子どもたちからは、議場に置かれた大型スクリーンを使って、学校が持つ建物や備品を活用して「毎月、お花見や花火、キャンプ、冬まつりなどのイベント会場として活用しては」「工作や陶芸、囲碁・将棋などの教室に、各種学習室を活用しては」「子どもからお年寄りまで交流できる“ふれあい館"として活用しては」「犬や猫と触れあえる施設として活用しては」といった提言が出されていました。

 北 町長は、子どもたちの意見を一つひとつ受け止めながら、「これは良い提案ですね」、「お年寄りや子どもたちが交流できる施設として、仮称・地域活性化ホールを駅前に建設し、来年完成します」などと答弁していました。

 また、ほとんどの町長の答弁に対しては、各議員から積極的に手が挙がり、「再質問」がされていました。

ふれあいフェスティバル

2012年11月05日 | まちのわだい



 10月27日、公民館で第13回ふれあいフェスティバル(主催:実行委員会)が開催されました。

 これは、町内の障がい者と町民が交流し、親睦を深めようと例年、行われています。

 イベントの前半は、みんなが参加するレクリエーションです。
 キャラクターにふんした学生ボランティアを探し出す「パートナーさがし」、カゴにバレーボールを投げ入れる「ナイスシュート」、床にある的にボールを転がして点数を競う「ボッチャ」が行われました。

 軽食、縁日を楽しんだ後は、奈井江学園の皆さんにリードされて、全員で踊るヨサコイです。みんな、楽しそうに体を動かしていました。

 この日は、奈井江学園、北海道拓明興社の利用者や、民生委員をはじめ、奈井江商業高校の生徒や北翔大学の学生など、200名が参加しました。

 北翔大学からは、人間福祉学部 医療福祉学科の橋本菊次郎講師のゼミから、15名ほどが参加しました。平成18年から毎年、江別市にあるキャンパスから奈井江町を訪れています。
 奈井江商業高校からは、ボランティア部の生徒8名が参加しました。(参加は昨年から)

 学生の皆さんは、参加した各施設のスタッフとともに、レクリエーションの手伝いや、綿あめやおもちゃ釣りなどの縁日を受け持ってくれています。
 学生から積極的に「綿あめ、いかがですか」と、笑顔で声をかけている場面もあったり、ヨサコイを一緒になって踊ったり。
 学生のパワーで一層、盛り上がったイベントでした。