ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

シンプル・ライフ

2018年05月15日 | 日記

 「日曜洋画劇場」のスポンサーだったレナウンは1970年代半ば、自社ブランドの「ダーバン」にアラン・ドロンを、「シンプル・ライフ」には“キャプテン・アメリカ”ことピーター・フォンダやリンゴ・スターを起用するなど、常に時代の最先端を往くCMを制作していた。

まつ毛の長いフォンダが伏し目がちに「シンプル・ライフ・イズ・マイ・ウエイ」とつぶやく。最高にカッコいいと思った。

 毎日をよりシンプルに暮らしたい。所有せず、受け取ってもすべて配る。配るために受け取る。

結局、自分が豊かさを感じるのは、高揚するのは、知的な体験と、真摯な対応という形のないもの二つだけなのかも、としばしば思う。

 

 

 

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