スーツやジャケットを着た時は、(葬儀以外は)必ずポケットチーフを差す。
20代前半からの、長い長い習慣である。
色味はネクタイやシャツに合わせる。
差し方(折り方)は出かける場所や会う相手によって考える。
その折り方はたくさんあるが、代表的なものは下の図の3つだ。
TVフォールドは1950年代にアメリカでテレビが普及し始めたころにキャスターたちがこのように差していたことから名づけられ流行したという。
確かに、50年代に活躍した映画スターたちはTVフォールドが多いように感じる。
たとえば、ウイリアム・ホールデン。
「麗しのサブリナ」(1954年)、同じ年の「喝采」でもそのとおりだ。
ちなみに、女優の衣裳デザインは二本ともイディス・ヘッドである。
大のお気に入りの二枚です。