「ジェラス・ガイ」はジョン・レノンのアルバム「イマジン」(1971年)の収録曲。レノン射殺(1980年)の翌年にロキシー・ミュージックが追悼の意を込めてカバーしたシングルが大ヒットしている。
これはバンドリーダーのブライアン・フェリーのソロライブ(2007年)の映像。
ロキシー・ミュージックは紆余曲折があり、ボーカルのフェリーとサックス、ギターの3人だけが正式メンバーで、あとはその都度セッション・ミュージシャンを加えてレコーディングやライブを行なってきた変則バンドである。
その長いキャリアの中で、ロック界一のダンディ(死語?)と称されたフェリーは、どこから見つけてくるのかと感心するほど、美人ミュージシャンたちをその時々のステージに上げてきた。
半面、フェリーはとても義理堅い男らしく、クリス・スぺディングという名セッション・ギタリストを40年以上に渡って使い続けている。
今年行なったライブツアーも、御年73歳になったスぺディングを帯同している。
たぶん彼にとっての守護神、後ろにいると絶対負けない気にさせてくれるメンバーなのだろう。そんな出会いがあったフェリーは本当に幸せだと思う。
上の「ジェラス・ガイ」の映像には3人のギタリストがいるが、スぺディングは中盤で短いギターソロを弾いている太った白髪のオジサン。
僕が彼のソロレコードを買い始めたころは、上下革ジャン姿で痩せて凄味のある美男子だったのだが、、。
ジェラス・ガイ
過ぎてしまったことを夢見ていた そして
おれの心臓は早い動悸を打ちつづけていた
おれは 自分を押え切れなくなっていた
おれは 自分を押え切れなくなっていた
きみを傷つける気なんか なかったんだ
泣かせたりしてすまなかった
きみを傷つける気なんか なかったんだ
おれは ただのやきもちやきなのさ
おれは心配だったんだ
もうきみは おれを愛してくれないかと 思ったんだ
おれは心の中で ぶるぶる震えていたんだ
おれは心の中で ぶるぶる震えていたんだ
おれは きみの眼をとらえようとしたんだ
きみが隠れようとしていると思ったから
おれは 痛みを呑みこんでいたんだよ
おれは 痛みを呑みこんでいたんだよ
(片岡義男訳「ビートルズ革命」より)
I was dreaming of the past
and my heart was beating fast
I began to lose control
I began to lose control
I didn't mean to hurt you
I'm sorry that I made you cry
Oh my I didn't want to hurt you
I'm just a jealous guy
I was feeling insecure
You might not love me anymore
I was shivering inside
I was shivering inside
Oh I didn't mean to hurt you
I'm sorry that I made you cry
Oh my I didn't want to hurt you
I'm just a jealous guy
I was trying to catch your eyes
I thought that you were trying to hide
I was swallowing my pain
I was swallowing my pain
I didn't mean to hurt you
I'm sorry that I made you cry
Oh my I didn't want to hurt you
I'm just a jealous guy
watch out baby I'm just a jealous guy
Look out baby I'm just a jealous guy