長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」

三味線の音色にのせて、
主に東経140度北緯36度付近での
来たりし空、去り行く風…etc.を紡ぎます。

曇天のレモン横丁

2022年06月17日 09時31分31秒 | 近況
♪ 葉脈一本 両手に抱いて 罷り出たのも アゲハの食生…

梅雨らしい薄どんよりとしたお天気の朝は、昭和歌謡の替え歌が頭の中を経廻るのが常でして…
旺盛な食欲の幼虫たちを見ていると、現代日本が青春時代だった昭和中期の愉しい雰囲気が思い起こされ、心がなごみます。
4つ目の朝に3つ目のサナギを見つけたり、黒揚羽の八蟲士が旅立った後に新たなる種族、レモンアゲハが「11人いる、再び!」モードで檸檬樹の巷を席巻したり。

本業を纏めるいとまもなく、伸び伸びと育ちゆく小さき者どもの日常を、取り急ぎ近況まで…

「レモンの食卓」↓




クロアゲハの8頭のうち、三匹の侍がベランダにて南面の武士となりつつあり…



(お耳がカッツェさまに似ている〉ガッチャマン世代の第一印象)





(角度によってはお腹周りがムーミン・トロールを髣髴とさせます)

さて、幾度目かのベランダの模様替えに、オーチャード・スパイダーまでもが何度目かの引っ越しに姿を消した日、空に雲居の…



 〽️浮き立つ雲の行方をや 風の心に任すらん…
放たれた千条の糸が西の空に出でて、お別れの兆しなのやら…
スフィンクスちゃんが、そのまま緑ちゃんへ。







今朝の三つ巴、記念スナップ。
(一見、ウィリアム・モリス調テキスタイルのモチーフ)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« …そして、三つ目の朝が来た。 | トップ | 佇むひと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿