始まって早々に、ジュリ~♪とよくとおる声が・・その後も、ジュリ~♪頑張って~(多分同じ人)ジュリーは気にせずにやり過ごしたましたが、ヒヤっとしました。
「あなただけでいい」では狂おしく身をよじるジュリー。次は「風は知らない」
「風は知らない」はこのライブで、改めて大好きになりました。ジュリーに差し込む白い照明もキレイ~ 前にも書いたのにまた書くけれど、岩谷時子さんの人生を考えさせる歌詞にタイガース時代のジュリーの歌声は清新な若者の声で、本当に風に乗って空を渡っていくようだった。齢(よわい)古希を迎えたジュリーの声は落ち着いた、大人の艶のある声になり心の中に染み渡る、ほんまにえ~わぁ
そして次の曲がこちら→「雨だれの挽歌」 愛とは不幸をおそれないこと
街の片隅の暗く寒いホテルの部屋、別れる定めの男と女。歌詞が外国映画のワンシーンのよう→歌詞 阿久悠さんが当時のジュリーを主人公に、どんな情景を思い浮かべながら詞を書いたのか、ジュリーにこんな役を演じさせたい、輝かせたいという阿久さんの気持までもが偲ばれて なおいっそうドラマチック。曲の中に隠された幾つものドラマを感じずにはいられません。
清新な「風」からドラマチックな「雨だれ」へと続く、この曲の流れが大好き
そして「我が窮状」・・・あれ声が聴こえませんが???・・・一旦止めてやり直し(笑) ジュリー『加瀬さんが来ている、本当にイタズラな人でした』
「屋久島MAY」真面目な顔をして、2人でホーホケキョォ~ ホーッ KAZUさんの頭の髪の毛、これでもか!と言うくらいに垂直に真っ直ぐに高く高く立ち上がっていて、その髪型 頑張らはったなぁ~(笑) その髪の毛の尖り具合と正反対なホーッの脱力感がたまりませ~ん(笑)
何の曲か思いだせないのだけれど、背景が渦巻く黒い雲のような不穏な景色で、その前で歌うジュリーは立派な白い髭を蓄えていて、民を導く十戒のモーセが歌っているかのようでした。こんなにお髭は長くないけど(^-^)
そしてこれも。いつジュリーがやったのか思い出せないけれど、ジュリーが衣裳を両手でつまんでイヤンイヤン・・、そのポーズはかつて半世紀前の60年代の半ばくらいに一世を風靡した、コメディアンのルーキー新一の両乳首をつまむようにして左右に体を揺らす「いや~ん、いや~ん!」なのでした~(笑)
かつて日本中を席巻した、しかし21世紀の今ではすっかり忘れ去られたコメディアンのギャグ、それはジュリーが真似をしなければ、とうの昔に忘れ切っていたギャグでした。
私よりも少し若いJ友さんや、関東のJ友さん達はルーキー新一はご存じありませんでした。ほんとに一世を風靡したんです、皆がイヤンイヤンをマネしましたから。(関東でも流行ったと思いますが)
このコメディアンがすでに数十年前に亡くなっていたことだけは覚えていたのは、その突然の死が世間に大きなショックを与えたからだと思います。ジュリー、どうして急にルーキー新一のギャグをやったのですか??
なんだか 暗い〆になっちゃいました。
でもまだ続く・・