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太陽と不惑

2018年09月01日 | TV・ラジオ・CM・映画

先日見逃してしまって残念だったNHKのドラマ「太陽を愛した人」 多くの困難を乗り越え、1964年の東京パラリンピック開催に尽力。障害者の自立に情熱を注いだ医師の物語。

興味があったので観よう!と決めていたのに見逃してしまい、しかもコメ欄で「タイガースのきみだけに~♪と歌っていましたよ」と聞いて、尚更 残念で残念で~💦 今日、たまたまTVをつけたら再放送をしていましたが、すでに始っていて最初の10分ほどは見逃してしまいました。 が、それでも見られて良かった。


東京パラリンピック後に主人公が設立した障碍者施設で働く、車椅子の青年の志尊淳さんが、恋人にデートを誘い
「夏祭りの、のど自慢に出るから一緒に行かないか」彼女が「何を唄うの?」「森進一を歌う」と言ったら「あまり好きじゃないなタイガースにしてよ、そしたら応援に行く」と言われ、君だけに~君だけに~♪と歌っていました。

向井理さん演じる整形外科医の、障害者の自立に寄せる熱さが半端ないです。今よりも もっともっと、障害者には生き憎い世の中であったのに、理解の無い社会に対して諦めることのない姿勢と情熱。そこまでするのかと、本当に頭が下がりました。

バリアフリーと言う言葉すら ここ数年で広がった言葉で、老親の車椅子を押して、やっとバリアフリーという言葉を実感しました。ほんの10年くらい前まで、道路は段差だらけで、建物の中にも段差がいっぱいありました。弱い人障害のある人老いた人、誰もが等しく生きやすい世の中でありますように。


今日から始まったNHKのドラマ「不惑のスクラム」 ショーケンが出ていました。

去年の京都の料理人役のショーケンの関西弁は、お世辞にも上手いとはいいがたかった。主要な出演者の全員が下手で、ドラマを最後まで見続けるのが辛かった。なるべく関西弁は関西人に演じさせて欲しいわ

それはともかく始まった早々、ショーケンの声がヒックリ返っていて 大丈夫だろうか?声は出ます?と心配に・・ 大丈夫、心配になったのはそこだけでした。病を抱えているという役柄で、主人公をラグビーに誘う姿は「ヤンチャーズ」というチーム名とは違い、昔のヤンチャなショーケンの姿はなく 静かに悟った大人(老人?)の風に見えました。

台詞や役柄とはいえ、自嘲のように自分を「老いぼれ」(68歳の役)と言う。自分が小学生の子供の時から見ている人が今は「老いぼれ」になったのかと、その言葉がけっこう胸に刺さりました。言い換えれば自分も老いたと言うことですが、68はまだ「老いぼれじゃないわよ」、と言いたくなりました。

NHKの番組サイトにはショーケンの役を「初老」と書いてありました。初老っていつからなんだろう? 来週も見ます。

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