NAGANO日記

北信州をジタバタ走り回っている、naganoうさぎの多忙な日々

怒濤の北陸~京都ツーリング 「試練その三」

2008-05-09 | オートバイ
「1日に500kmライディング」

正確に言うと、走行距離500km超で、そのうち450km以上が高速で、8割が雨で、4割が夜でした。


ハッキリ言っておきましょう。
わたくし、1日に300km以上走ったのも、雨の高速も、夜の高速も、雨の夜も、(リターン後は)初めてです。





予報では5月5日は完全に雨とな。覚悟を決めて、帰りはじめました。

でも、前日どこも観光できなかったので
ホテルから京都東ICに行く途中に清水寺に寄りました。

で、清水での写真↓










私のツーレポ写真はこれで終了です。
カメラも携帯も雨に濡れないように荷物の奥にしまいます。


清水寺を出て1号でお昼前には京都東ICへ。この道、怖かったです。名神高速はもっと怖かったです。
前日も走ったけど、3車線とも目一杯の車が鬼のように走ってます。
ひとりで、雨の中を、100km/h以上キープのあのイキオイで、走り続ける自信がなかったので、名神から北陸へ、来た道を帰ることに変更しました。

もういつ降り始めてもおかしくない雲行きだったので、入ってすぐのSAで早々と雨具装着。

ひたすら走り続けるうちにポツポツ・・・これくらいならぜんぜんOKじゃ~ん
なんて思ってるうちにドシャドシャーーー降り始めたら最後、ぜんぜん止みません。

40~50分くらい走ってはPA・SAに入り、暖かいコーヒーorお茶で体を温め、トイレに行き、、、を繰り返すこと数回・・・

日本海側に到達してからが試練でしたよ。

心細い、なんて呑気なことは言ってられない状況。
レイングローブはとっくに浸水。
寒さもあって手が震え出す。
作業用のゴム手がどれほど欲しかったか。
ブーツカバーを着けるタイミングを逸したためブーツも浸水。
昨日はいた靴下登場。
あまり激しい降りのため、袖口からも浸水。
中に来てた長袖はヒジあたりまでびしょ濡れ。
湿った服はとりあえず脱ぎ捨て、あるもの全部着る。
そんなことを停まるたびに繰り返す。

さらに追い打ちをかけるように、リヤブレーキから異音がし始めた。
これは以前に雨天走行したときにも経験あり。
某バイク屋でも原因が分からず、乾燥したら消えたのでそのままになってたヤツ再発。
でも今さらここでどうしようもないことは分かっているので騙し騙し行く。
極力エンブレとフロントのみで。


さらにさらに追い打ちをかけるように、

「風速15m 横風注意」の電光掲示板


まぢーーーーーーーーーー 


私をびびらすには充分すぎーーー 




どうして私の人生はこうもオモシロイ事ばっかりが起こるのでしょう。。。


アメリカンとは思えぬポジションでタンクにへばりつき、抵抗を少なくしつつ、
トンネルの出入り口では緊張しまくり。


この日がGWじゃなくて、IC近くのホテルの情報を持ってたら、とっくに降りてましたよ、はい。
ホテルを探して徒労に終わり、やっぱり走るしかないと思い直すとして、1時間は浪費するでしょう。
その間に80km進める。。。い、いや70kmか。
ウェット路面が横風が怖くて80km出せない


なんだろうね

なにやってるんだろうね

まあ、これもツーリングってことだね



なんて今だから言えるけど。




家に辿り着いたのは夜の9時過ぎ。
芯まで冷えた体を温めるのにかなーり長くお風呂に浸かりました。
おかげで風邪はひかずにすんだ。



もう、怖いモンはないぜ。。。 とか言いません。
出来れば二度と走りたくないです。
風速15mの雨の夜の高速。


それを選んだのはわたし。
進むも降りるも選べたのはわたし。
今あの時間に戻っても、同じチョイスをしたでしょう。




もおバイクなんかやだ! とか思わないのはバカってことでしょうか?? (笑)



なんだかんだと、いろいろありましたが、
結局のところ、とても楽しい3日間でした。
ほんと、今思えば。

負け惜しみじゃないぞ 



長文、失礼しました。端折れませんでした



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