NAGANO日記

北信州をジタバタ走り回っている、naganoうさぎの多忙な日々

今日の白馬

2006-03-29 | NAGANOガイド
昨日はあんなに暖かかったのに・・・
あんなにくしゃみと鼻水が出たのに・・・

なんで~
午後は吹雪でした。

半日置きっぱなしののガラスはガチガチに凍りついていました。
さ、寒い

スキー試乗会

2006-03-27 | スノーボード&スキー
日曜日は、行く冬を惜しんで妙高杉の原スキー場へ。
朝8時すぎに着きひとしきり滑った後、見つけましたよ「'07スキー試乗会」
地元のスキー屋さんが去年も開催していたから、実は期待して来たんですよ。
運転免許証を見せ、乗りたい板を選び、バインディング位置と解放値を調整してもらいます。

まずは写真のSALOMON Demo X Lady 152cm
「デモ・イントラ、中級オールラウンド女性専用」とスペックが。
すっごい乗りやすかったです。持った時から軽い軽い。
私が今持っているSALOMON Pilot に比べたらおもちゃのように軽い。
滑っていても軽さがわかるくらい楽にまわれる。
しかーーーーし、何でしょうこの色柄・・・ ラブリーすぎ、可愛すぎ。
試乗後のアンケートの「デザイン」の項目に「ありえない」があり、迷わずそこにマルを付けました。

それから ROSSIGNOL  SCRATCH GIRL 160cm「フリースタイル 女性用」
これは、まず買うことがないであろうフリースタイル用です。
太いです。ゴンドラのスキー立てには1本ずつでないと入りませんでした。
乗ってみたらやっぱりまわし易いですが、スピードを出して滑り続けると疲れるかも。
こちらのデザインも「ありえない」ランクの笹の葉模様(!)・・・なんだこりゃ。

そして、HEAD SUPERSHAPE 160cm 「エキスパート・上級者 オールラウンドモデル」
本日一番のお気に入りはこれでした。 なんだか上手くなったような気になれる板です。
高速の安定があり、ぶれずにガツガツ滑れます。今日のような水分が多い、ざくざく雪でもとられることはありませんでした。
雪質の良いゲレンデをこれで滑ってみたいです。
デザイン的には・・・ちょっと昔っぽいけれど、ま、許す。
これがいいんだ!と言われればそうかもしれない。。。

なんだかレジャー気分で楽しかった。試乗っておもしろいのね。
来期新しい板を買う気ならすごーーく参考になります。

残念なのは、女性用モデルってなんであんなにださいの???
メーカーのデザインチームに女性メンバー入ってないでしょ?
女性が欲しがるデザインではないです(きっぱり)
男性が考えてる、女性に乗ってほしいデザイン、なんでしょうかね?
どのスポーツギヤにもいえる。「女性用モデル」のデザインはひどい・・・ 

午後はスノーボードをしました。スキーとスノボ、どっちつかずの私は上達もやはりいまいち。。。
専念した方が良いに決まってるんだけど、どっちも楽しいし
来シーズンもこの調子でいくんだろうなーー
ゴールデンウイークまではまだ滑りに行くチャンスがあるかもしれないので、ウエアのクリーニングもまだ我慢です。

SO掛け持ちの土曜日

2006-03-26 | スペシャルオリンピックス
午前は「フロアホッケープログラム」で某小学校でトレーニング。
ここの小学校には「フロアホッケークラブ」があり、合同練習でした。
うちのチームはアスリートが半分。あとは大人のコーチです。
当然と言えば当然、圧勝してしまいましたが、小学生たち、悔しかっただろうなあ・・・
みんな手加減できないんだよ、ごめんね

夕方は「アルペンスキープログラム」のコーチミーティング。
今期のアルペンスキープログラムは最終日がだらだらと中止になってしまい、
コーチ同士来期まで揃うことはないので、ほぼ無理矢理「反省会」を開催しました。
今期の反省、来期への要望をきっちりまとめておかないと、
来期も同じことを繰り返すだけで終わってしまう。それじゃまずい

本当は私が仕切るものではないんだけど、他に誰もやらないし、
やらなくてもなんとも思っていないらしい・・・
現状に危機感を持っているのは比較的若いコーチたちだけで、
古株のベテランコーチたちは呑気なんだよねーー
いくら議題をふっても、反応がいまいち。キレが悪い。

借りた会議室が時間切れで、懇親会の居酒屋へ移動になったので、
決定できなかったことの続きをやりたかったのに、
なによーー完全に親父ノリの宴会モード・・・想像はしてたけどさ。
ご機嫌を損ねるようなことになって、辞められでもしたらヒッジョーに困るので、
強くは言えないんだけどさ。。。

だけどお願い。決められなかったことの数々、
私たちで勝手に決めてもぜーーったい文句言わないでよね!
はあーー若いコーチがもっと欲しい・・・

愛犬チョコ ⑤

2006-03-23 | おうち
へなちょこチョコ伝説 《怖いもの編》

チョコは大きい音が大嫌い。
花火、雷、救急車、みんな怖い。

秋のお祭りシーズンは、更に怖い獅子舞とお神輿が毎年やって来ます。
花火や雷と違って滞在時間が長いから、チョコには恐怖。

つながれている鎖を、首が吊られるんじゃないかと思うくらいに
ピーーーンっと張って、可能な限り遠くに逃げて、
地面に穴を掘って、お尻を出して頭だけ隠れています。

「大丈夫だよ~ 出ておいでよ~」猫なで声を出しても
張られた鎖は全くたるまず、びくともしない。
チョコは顔をうずめて表情すら見えません。
半日ずーーっとそうしています。
なんだか気の毒だけど、ごめんね、すっごいおかしいよ

今日の妙高杉ノ原

2006-03-18 | スノーボード&スキー
雪質は…
ま、3月なんだからこんなもんでしょ
この空き具合、ゴンドラ待ち時間はほとんど無しです。
やっぱりスノーボードは1人が最高ですね。
気を遣わないし、気を遣われないし。(強がり)

ここの半日券が8枚で10000円という前売りチケットを今シーズンも買ったのですが、
(1枚あたり1250円。安いでしょ? 2枚で1日券にも替えられます)
あと2枚残ってる・・・消化できるのでしょうか???

今シーズンは妙高杉の原だけじゃなくていろんな所にも行ったからね~。

シーズン券を買ってがつがつ滑る、ってのに憧れるけど、ぜーーったいもととれないし。
仕事辞めて2-3ヶ月、毎日滑ったら上手くなれるんだろうな
次の仕事の保証はないので辞められませんが・・・

愛犬チョコ ④

2006-03-12 | おうち
へなちょこチョコ伝説 《生き物編》

ある夜、わおおおお~~ ひおおおおお~~ あお~~~ と情けなくも悲痛な鳴き声
窓から身を乗り出し「どした?なに?」聞いてもわからず(あたりまえか)
家族がかわるがわる様子を見に行ってみては「いいから寝なさい」
でもやっぱり あおおおおお~~ わおおおお~~

しょーがないから起きていってポーチライトを点け、懐中電灯で付近を見回すと・・・
犬小屋の隣りのガレージのシャッターに赤ちゃん蛇が挟まってもがいていた!!
・・・「これが怖かったの!?」・・・ミミズくらいしかないのに。

とってあげて隣の草むらに逃がしてあげて
「ほーら、もう大丈夫だよ」って振り返ったら・・・
とっくに犬小屋で寝てました。。。。ちょっとお~~

愛犬チョコ ③

2006-03-09 | おうち
へなちょこチョコ伝説 《水難編》

チョコがまだ若くて、今みたいにお散歩を億劫がることなく、大喜びの興奮状態で出かけていた頃。
並んで歩いていた田んぼのあぜ道に沿って、小さな川が流れていて、
ちょっとイタズラ心で、少しづつチョコに幅寄せしながら歩いてみたら・・・
なんと!向こうに飛び移ろうともせず川に落ちてしまった・・・!!
たった30cmほどの川幅だったのに、川に落ちる犬なんて聞いたことない。。。


そのころ散歩途中に公園の池の水を飲むのが日課で、
(池と言っても鯉が泳いでいるからきれいな水)
大きく脚を踏ん張って一心不乱に水を飲む後ろ姿を「無防備だなーー」と思い、
またまたイタズラ心で真後ろに近付いて「わっ!!」と大声を出してみた。
なんと!びっくりして池に落ちてしまった・・・!!
突き落とした訳じゃない、触ってもいないのに。池に落ちる犬なんて見たことない。。。

あまりのどんくささに、親近感を覚えたのでした。

愛犬チョコ ②

2006-03-08 | おうち
そうとう可愛くないヤツです。
お昼寝中に近づいても、背中越しに私だと確認すると「なんだ」とばかりに寝続けます。
「ちょとおーー少しくらい歓迎しなさいよーー」文句を言っても知らんふり。

もっと可愛くないところは、
たまーーに(1年に1回)しか帰って来ない妹に異常に服従の態度を示すところ。
しっぽをちぎれんばかりに振り狂いなまめかしいほどの愛情表現をします。
私への普段の態度とは激変!

この子は保健所で生まれたのを妹がもらってきたので、命の恩人と知っているのかもしれない。
でも!! 妹はその直後に家を出て(家出じゃなくて進学)そのまま実家に戻らず、就職、結婚したのでほとんどこの子をかまってあげていないのに。

ネズミくらいの大きさしかなかった赤ちゃんの時、一日中ひざにのせて世話したのは私。
ストーカーに遭おうが、ストーカーと間違われそうになろうが、
毎日毎日散歩に連れて行ったのは私。
覚えていないのか恩知らずなヤツです。 

ドッグフードをあげる父には愛想をふりまくくせに。
犬小屋とウ○チの掃除をする母と二人、私たちはまったく軽んじられています。

この子がウチに来た時、私は大反対しました。
ビーグル犬のhanakoを交通事故で亡くした直後だったから。
首輪から鎖が偶然外れてしまい、道に飛びだしたhanakoが事故に遭った朝、
私はスキーの草レースに出る用意をしていました。
早朝、お隣りのおじさんが運んで来てくれた変わり果てたhanakoを見て号泣し、
母に「hanakoがなにかを知らせてくれたのかもしれないから」と行くのを反対され、
レースには出ませんでした
そしてもう犬は飼うまいと、犬小屋、リード、餌鉢、首輪、おもちゃ、買い置きのドッグフード、すべてを処分したところでした。

家族になんの相談もしないで子犬をもらってきた妹と私は大喧嘩をしましたっけ。
「あんたはhanakoの最後を見てないから!」「お父さんが寂しいと思ったんだもん!」
・・・もちろん返すわけにもいかず、あたふたと犬用品を買い揃えるしかなかったのですが。

あのやりとりを、チョコは覚えているのでしょうか?

愛犬チョコ ①

2006-03-07 | おうち
実家の愛犬です。

不細工・・・あ、いえ、無愛想な顔立ちだけどレディです。
ウチへ来た赤ちゃんのときはchocolateのように全身真っ黒だったので「チョコ」と名付けましたが、
もう結構なお歳なので、白髪なのか、だんだんあちこちが白くなってきちゃった。

親犬を見たことがないので想像ですが、シッポと耳の形から甲斐犬が入ってるみたい。

チョコの狂犬病予防注射のお知らせハガキには、「○○(←名字)チョコ」と名前が入っています。
この名を印刷するプリンターの小文字が大き目なのか、チヨコ に見えます。


「○○チヨコ」って・・・・・・・・おばあちゃん(健在)の名前・・・・・・

シンポジウムはなんのため

2006-03-06 | スペシャルオリンピックス
日曜日はスペシャルオリンピックス日本の公開シンポジウムなるものに行ってきました。
SOを通じて社会のバリアフリーをなくそうという大きな目標に向かって、私たちに何が出来るか、そこんところを大まじめで議論したわけですが。。。

このイベントの話題は私が友人と共同管理しているブログ、SO長野・長野プログラムブログにも、きれいに(?)記事にしました。あちらはSON長野の公式HPにもリンクしてもらっているので、なかなか私個人の本音は書けません。関係機関に迷惑な事でも書いちゃったらまずいでしょ。運営会議にかけられて怒られます。嘘は書いていませんが、本心を隠してるかも??? そう、この本音のブログの存在は誰にも内緒です。バレてません、今のとこ。

SO日本の言うことはごもっともですが、毎度毎度疑問に思うことをこの日も感じ。。。
本来のSOとは日常プログラムそのものをいうと私たち(コーチたち)は思っています。プログラムを犠牲にしてまで開いた今回のメモリアルウイークイベントに参加せざるを得なくなり、(特にウインタースポーツに関わる私たちは)どこか苦々しい思いも持っていたのは事実。残り少ないスキーシーズンの貴重な日曜日に、こんな会議室にこもっているべきじゃないと、やたら明るい晴れた空を仰ぎながらため息・・・アスリートたちと現場のコーチたちも動員(まさに動員!)するなら日程を気遣ってほしい。机上でしかSOを見ていない、ウインタープログラムについて興味を持たない人が作ったイベントではないかと。。。

今回のメインは「教育分科会」だと思いますが、格好をつけるために「ボランティア」分科会を設定して押し付け(まさに押し付け)てくるならいっそ外してほしかった。ボランティア分科会に集まってくれた人々はもうすでに何かしらの活動をしている人たちで、あらためて「私たちにできることは?」と問われても、「今していることを続けること。」これが最大で最良の答えなのです。(皮肉なことに今回のシンポジウム自体が続けることを邪魔した訳ですね)私たちにははじめからわかっていることです。このシンポジウムは私たちには無意味だということもわかっていつつ、ただただこなしたようなものです。

本当は、世界大会に参加しながら、その後何のアクションも起こしていない人たちに、「なぜSOにかかわらないのか」「なにがSOをはばむのか」という本心を聞いて(本当にそれが知りたい)そこからその問題を解決するための話し合いをしながら次につなげるべきではないでしょうか? 残念ながら、ボランティア分科会は一般にオープン参加のはずでしたが、参加者は全員動員でした。一般の世界大会ボランティアは誰1人と来てはくれませんでした。個人情報保護法のせいで通知を出せなかったのでと言われましたが、予想できてたはず。準備していた”一般ボランティア”用名札は一枚も使われませんでした。「来るわけないよね」と言いつつ、それでも40枚用意したんだけど。

「アスリート」分科会もそうです。みんな出てくださいと言われれば、出ないわけにもいかないでしょう。本当はコーチの中からは、プログラムを強行実施しようという意見もありましたが、それでプログラムを選んだアスリート自身がみんなとの関係をこじらせてもいけないし。。。
シンポジウムの発表を見て「よく頑張ったね」と思いながら、TVや新聞社のカメラやインタビューに慣れて、顔見知りの記者に得意げに友達みたいに接する子たちを見てると、どうか放っておいてあげてほしいと思うのも事実。あんまりちやほやしないであげて。普通に接してあげて。あの子たちが生きていくのはマスコミの中ではなく、TVを見るだけの側の普通の世界なのです。あの子たちが、スポーツなどの頑張りでなく、TVや新聞に出たということで得意になったりしたら・・・職場や学校でまわりの人たちとの関係をこじらせることのないようにと願ってやみません。

そのメインの「教育分科会」もどうなの?って感触でした。中高生のグループは毎度同じ学校で、先生は指令を受けてしまったからなんとか形にしたというのがありありなところもあって・・・ほんとお気の毒です。ご苦労様でした。高校生くらいになるとかなり立派なこともスピーチしてくれ、「子供ってするどいわーーえらいわーー・・・これで日常プログラムに来てさえくれれば、ねえ・・・」としみじみ残念に思いました。
昨年は世界大会だからとSO予算10万円が各学校に配られたのです。(それもどうなの?教育委員会は方法を間違っていませんか?)それで授業に取り組んでもらえたのですが、実際は競技観戦のバスのチャーター代に使ったというのが大半だったようです。熱心な先生がいれば、今回シンポジウムに参加した学校のようになにかしら感じてくれる子供が育ってくれるのですが、それでも自分たちの地元で実際にアスリートたちとスポーツをしてくれる小中高生は、いえ大学生も、皆無に等しい。
世界大会のあの場の試合だけを見て、一体何がわかる?? 世界大会に出られるアスリートは基本的に身の回りのことを自分で出来ることが第一条件です。出られないアスリートの方がはるかに多い。そんなアスリートたちを君たちはどこで知る?? 喝采を浴び、賞賛され、笑顔いっぱいのアスリートはそれはそれは輝いてステキですが、そうではない仲間たちも普通にがんばって、スポーツに自分自身の自立に取り組んでいるのです。その姿こそを見てほしい。

今回の運営をしてくれた学生たちもそう、予備知識としてでも日常プログラムに一度でも足を運んでくれていたら、あなた達の活動は全く意味が違っていたでしょうに、残念です。

世界大会、世界大会と言われるたびに、私たちはますます空しくなります。
それを語る前にどうかここに来てください。あなたの手を私たちの手に重ねてください。