長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

58   あちら側こちら側

2015-12-21 22:21:17 | 日記
昨日は100名ほどでかりん(短歌結社)のパーティー型忘年会。そのあと数名で二次会、東北の方も参加されて社会詠を詠む読む立場の話などで盛り上がる。席上、中年男性の歌友Mさんが仲間の誰々さんはあちら側だと思っていたがどうかなどの言い方をする。あちらとこちらの意味がよくわからないのだが、どうも短歌のためにすべて?をささげるのがあちらで、趣味と割り切るのがこちららしい。ぼくよりもよほどあちらっぽい評をするMさんでもこちら側なのかな?生活費を考えてプロとアマみたいには分けられないし、土地や物事の表裏もあるし、加藤治郎が言うように歌人というのが存在状態ならずっとあちらずっとこちらというのも肩が張るし、僕みたいにあっち行ったりこっち行ったりしたいのが自我だったり、固体でも気体でもない臨界点もあるし、わかったようでわからない議論になる。社会詠もあちらの立場こちらの立場、迷う立場、それぞれの詠み方読み方、良い悪いあるいは巧い下手、微妙である。
水中の微生物を電子顕微鏡で見るとき、二酸化炭素の臨界点に置いて乾燥させると表面張力などのストレスが少なくてふっくら仕上がる(もちろん死んでいるが)。