207 ワセダ大学

　今日で5月も終わり。良い天気だったので、ちょっと市場調査のために出かけて、帰りがけに鬼子母神でも行こうと大塚から都電に乗ったらうとうとしてしまい終点の早稲田まで行ってしまった。ついでなので大学構内に入ってみた。7，8年間、非常勤で行っていたのだが当時と比べ構内の雰囲気は明らかに変わっていた。外国人教師らしい人、留学生が多く、（たぶん）日本の若者も垢抜けした感じだ。立て看はほとんどなく大学職員（と言うより委託で入っている感じ）の人が高校生ツアーに説明をしていた。それも「この銅像は・・」とかではなくて、「ここにはファミリーマートが入っていて・・」などが聞こえてきた。悪いと言っているのではない、現状がそうなのだということ。どこの大学もそれぞれ苦心しているのだろう。大学周りの街の雰囲気はそれほど変わってないが、丹念に見れば無くなった店も多いのかもしれない。学生・専任で過ごしたわけではないので、懐かしいとかどうとか言う資格はない。

206 やふおく

　これまで話には聞いていたけど自分で参加したことはなかったヤフーオークションだが、一丁やってみるかとここ数日、中古の弓道関係で数点トライしてみた。品物が自分の要求にピッタリするかどうか少し不明のまま、ずいぶん安いね（嬉）、とはじめたのだが、入札期限直前に急騰することをはじめて知った。1500円位からスタートして2500円位まで行き、その後アップしないので直前に3000円位にすれば大丈夫と思っていたら、直前に4万円以上になってしまった。そりゃあそうだろうな、戦術というものは。まあ、自分に眼力があったと自己満足しよう。それにしても、弓矢は高いなあ、学生時代とは全く違う。

205 やさぐれ

　昨夜、どうした訳か、やさぐれと言う語が頭に浮かび、一応調べたら、家出してぐれることだそうだ、まあ知っていたけど。小学校の終わりから中学にかけて、ぐれちゃうような同級生もいて、そんなだとネリカン行きだぞとか、ネリカンブルースだとかの言葉が使われていた。練馬の少年鑑別所は全国区ではないだろうからと、一回り違うけどそのくらいの年頃に大阪にいた妻に聞いたら、黄色い救急車が来てどこそこのサナトリウムに入れられちゃうでぇ、と言うのが同じような場面で言われていたらしい。ちょっと系統の違う施設かもしれない。
　いや、何となくそんな言葉に行きあたったのは僕の場合、よし、いっちょう優しくぐれてやろうかと言う気分があったからだ。やさ違い。また、ぐれるというのは、反抗するだけでなく、投げやりになる、非行に走る、ことらしいからやはり少し違うか。何に対してぐれようとするのか、ま、ま、ま。そのうち。
　今日は家族の引っ越し。やくざの言葉では、やさ替えと言うのだろうか？

204 母校

　今日は結社誌の発送日。だいたい同年配の男5名ほどで封筒詰めその他を雑談しながら進める。出身学校の話になると、先日行ったけれど木造の校舎が新しい立派な教室に変わってしまって母校という感じがしないなど、の声がある。そうだなあ。僕の卒業した小学校は廃校、中学は立派改築、高校は当時のイメージを残したというが大幅建て替え、大学はやはり大幅変更。よく母校と言うが、現在の自分的ありかたを決定したのはいつ頃の学校なのだろうか。僕の場合よくわからない。
　先日(200）見に行った北園高校は、ウチの姉兄も通った学校だし、化学部の楽しい経験や大怪我や友達などの関係で思い出は多い。爆薬事故で入ったガラス片はまだ右の掌に残っている。上述のように大幅建て替えしているので、校舎に入ってみる気はしなかったが外側を一回りしてみると50年以上前のことがよみがえってくる。校庭の奥に建っていた講堂の土台部の黄土色の横壁には黒い戦車の絵が描いてあって、話によると敵の爆撃機に無駄な弾を使わせるためのダミー絵だと言われていた（ホントかなあ？）。もちろんそれはなかったが、校庭の向こうの姿はなんとなく面影があるようにも感じた。

203 かたつむり

　今日は朝から弓道系のほとんど徒労だった作業。まあ、自分の弓道スタンスを再確認したという意味では良かったかも、正射必中だ（そのうちにね）。午後からはお世話している短歌連盟の詠草集のまとめ・コピー・袋詰め・発送を妻と二人で。夜はもうじき遠くに引っ越してしまう孫を預かって楽しい時を過ごす。ウチの近所は、どこもそうだろうが、紫陽花の花盛り。いろいろな品種があるのだなあ。それにしてもかたつむりがいない。