昨日の続きだが、北池袋の大通りに面した中くらいのビル前の狭い(2メートル四方も無いような)ツツジの植え込みにそのマイマイはいたのだ。そのビルと真中さんの関係はわからないがランニングでちょっと通りがかっただけで見つけたとも思えないので何かあるのだろうけれど詮索はしないと決めた。
そうそう、真中さんのNHK短歌講座のテレビ出演は5月以降は第二日曜日だそうです。
連絡をいただいた日の夕方、池袋駅北口からそこに歩きだした。途中、もし暗くて見えなかったらどうしようかとコンビニでバナナを一本買って半分食べた。現場はもう暗かったが懐中電灯(手回し発電の)をつけると2,3匹見つかったが狭い範囲でも探すのはなかなか大変だった(ツツジが密集しているので)。採って帰るつもりだったのでそんな少数しかいないのでは申し訳ない、もっといるだろうとバナナの残りをちぎって数か所に置き、近くにラーメンを食べに行った。小一時間で戻ると、フフフ、成功、バナナの周囲に十数匹がいた。どういう訳かほとんど同じ中位の大きさでうんと大きいのもうん小さいのも見つからなかった。その中から何となく元気そうなのを7匹持ち帰ってきた。そうそう、これは2017年9月上旬だったと思う(記録をつけていないので不確か)。
カタツムリは逃げ足が遅いし、湿った土を入れた箱で野菜をやれば生きているだろうとたかをくくって部屋で飼い始めた。3,4日目に一匹が元気なくなり、しばらくして殻の上部に小穴が空いて死んでしまった。伝染が怖いからすぐ出して処分し、翌日飼育の箱を入れ替えて、太陽光にあてた土と入れ替えた(もちろんまた湿らせて)。以降、6匹は元気に育ち、と言ってもさほど大きくなるのではかったがじわじわ大きくなり、一月ちょっと経ったときに土のなかに卵塊があるのを発見した。今晩はここまで。
写真の左上の大きいのが最初の6匹のうちの1匹(これを親世代としよう)次いで大きそうなのは初めての子世代、長子からだんだんに同じ兄弟(同一世代)だが若い子、右下の辺りは同じ世代の最近の子供か、長子あたりが生んで孵った孫世代か不明。厳密な隔離飼育をしていない。親世代と子世代のカップルの子かもしれない。最初に採ってきた時の7匹はこの写真の大から中の大きさのものだ。