実験室に見知った顔が入ってきた。工学部の大学院生のようだがウチの学生と実験を始めようとしている、変だなと思ったがそれより白衣の下に袴をはいているのに気がついた。「あれ、今日は試合か？」と聞くと「ええ、ｘｘ大学（学芸だったか慶応だったかのような）と対戦なので応援に行ってました」そうだな、もう選手としては引退している学年だからな。「で、向こうの監督が言ってましたよ『あんたんとこの部長がしょっちゅう叱られてるよ』と」。いやー、そのー、あのー、面目ない。で場面が変わって、どこか村の神社のようなところになり（四尾連湖かな）、屋外で弓道練習をしている。あ、これは神城の夏合宿だな。＜弓手をもっと押せー、勝手など気にしないでもっと押せー＞と言っているのは上級生のようだ。いや自分かもしれない。遠くに白い星的がならんでいる。夢は20年前10年前50年前を駆け巡る。
