237 選挙と悪口

　参議院選挙が近くなってきて街には宣伝カーが走り、駅前では演説に出会うことが多くなった。良い政治を行ってもらいたいから良い人を選びたい。いや政党、あるいは無所属の団体として選ぶべきか。自民党でも民進党でも公明党でも共産党でもその他（ごめん）の政党でも、無所属でも良い人は居るのだろうがどうしようか。マスコミ、ネットなどの活動、駅前演説などではどうもどこも他陣営の悪口が多くてきちんと先を見据えた政治展望を打ち出しているのがいない気がする。「良い人」もその風潮に飲まれてしまっているのではないか。それが選挙の現実だ、といえばそれまでだけど。「先を見据える」なんてのが古い価値判断なのかも知れないな。東京は定員が6人もあるのだけれど迷う。世界的、と言ってもマスコミで知る、大きな・知られた国だけしかわからないがどうも、選挙活動は怪しいことが優占してしまうのか。
写真は飯田市川本喜八郎人形美術館にて。選挙とは関係ない。

236 梅雨空

　今日は結社誌の発送作業。平日だから我々リタイア組が頑張らなねばならない。超忙しそうな勤務人の方も休んで参加してくれたけど。まあ無事に作業を終えた。時節柄話題は選挙（参院、都知事）関連、イギリス関連などあり、今後の民主主義のあり方などをおもう。僕は考え込む方だから、話題にはうまく加われない。空が暗く雨が降りそうで降らない日で、珍しく念のため持って行った傘が無駄だった。軍備とか、無駄なような必要なような。
　道中、小さな向日葵のような花がさいていた。ヒマワリと言ってよいのかどうか。ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはり ・永井 陽子　　EUはどうなるのだろう。どうなると良いなあ、ともいえないが、なるべくみんなが楽しくなる方向が良いなあ。

235 碑文谷公園

　いま怖い事件現場である、碑文谷公園は目黒区で世田谷にあった大学からすぐ近くだったのでずいぶん通ったところだ。公園の池は弁天池という名だが、流入流出の少なく毎年アオコが発生していた。池全体の構造、水温、水質、アオコ状況を調べた。水温が上昇する４月くらいから植物プランクトンが増えるが、6月にはアオコが優占する。初期は比較的水温が低くても構わないアナベナが多いがやがてミクロシスティスに置き換わる、その成長で水中の窒素塩が不足するとまたアナベナになる。こいつは窒素固定できるからだ。アオコ（植物プランクトン総量）はどうも6，7，8月の日射量と関係するらしい。などなど。ああそうか、朝活躍する藻類と午後も活躍できるアオコの仮説なんて結構面白いことを言いだしたりしたのだがきちんとまとめられなかったなあ。今テレビで映像が映るとアオコの匂いを思いだす。

234 さらさら

　ここ二週間で3回（直近では今日）、知り合いの70歳代、80歳代、90歳代の方が転んで出血したり、目の充血不調になられて心配した。いずれも「血液サラサラの薬」（皆さん同じ表現をされる）を飲んでいて、血液がとまらなくなるので救急（車）の世話になったようだ。アスピリン系の薬だろうか。幸い、大したことには至らなかったが副作用は怖いものである。物忘れ（軽度の認知症？）防止の薬は足元がふらつく副作用が出る場合があるそうだ。先日の信州旅行でも皆さん食後にいろいろ薬を飲んでいる。僕は特に飲むべきものがないのでビタミン剤かビオフェルミンで付き合う程度。この頃は食い過ぎを多少気にしているくらいなのでまあ恵まれた長生きなのだろう。いや、この頃の感じでは83歳くらいを過ぎないと長生き圏リタイア国では一人前とみなされないように感じる。写真は中野駅ガード下の勉強板。

233 取っても取ってもとても大変

　昨年はヤマイモを自由奔放に成長させたので零余子が大量に落ちた。むかご飯で食べたのだけど庭中に落下したのを片付け切れなかった。今年は晩春からそれが発芽して抜いても抜いても生えてくる。抜くのも葉と茎で千切れムカゴが残っているとまた発芽してくる。何せ貯蔵でんぷんが豊富だから深いところから長く茎をのばせる。取り切るのは至難である。いつ頃になったらあきらめて発芽しなくなるのだろうか。今年も数本は伸び放題で柿の木に登らせてヤマイモの根を楽しみにしているのだが、零余子もできてしまうのだろうなあ。