庭にバケツを置いて雨水を少し入れ土と竹の葉を少し投げ込んでおくとボウフラが湧いてくる、正確に言えば、雌の蚊が誰かの血を吸って卵巣を成熟させ、その卵をそこに産み付け、それが孵化して小さなボウフラとなり、水中の微生物、たぶん、細菌、酵母などの菌類および原生動物を食って、二回ほど脱皮し、見えるようになって気が付くほどに泳ぎ回るのが見える。それを見てから二日ほど我慢し十分に大きくなったころにスポイトで集めて、室内のメダカに与えている。放置が長くなると、ボウフラがオニボウフラ(蛹)になり、うっかりすると羽化して飛んで行ってしまうので気を付けなければならない。鬼孑孑は変則的に泳ぎまた、底の泥や枯葉に隠れるのがうまいので採りにくい。半分埋めてある元火鉢にはクチボソ(モツゴ)が入っているので孑孑はほとんど食われてしまっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/4e/08eabe04cb935f80dfc829341e05baad.jpg)
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