長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

100   一月尽

2016-01-31 23:27:06 | 日記
 今年もあっという間にひと月経ってしまう。東京では寒波の予想が少し外れて、このところ冷え込みが厳しくなかった。北極の寒気の動き方がスーパーコンピュウターの計算通りでなかったのだろう。その向きを非難する声があると聞くが、そうそう未来が分かるわけであるまい。だから人生は楽しいのではないか。気象予報で暖かい食べ物・材料/冷たい食べ物・材料や、外出人数の予想をして商売している人は、当たらないと苦情を言いたくはなるのだろうけど。
 各種学校の構内にはたいてい池があって、卒業生はそれぞれ青春の思い出とつながっているようだ。と言っても僕は高校の時の池にはあまり想い出がない、彼女がいなかったからか。化学部で金属ナトリウムを投げ込んで発火させたのは池ではなくて、雨降り後校庭の水たまりだった。非常勤講師をした都立外山高校にはラジアン池があって、顕微鏡観察の微小生物を捕ったなあ。勤めた大学では「池の会」という同好会を作ったことがある。写真は近所の都立西高の池、何池と呼ばれているのかは知らない。氷が張っていたが今は溶けている。



99 ヤマトシロアリ

2016-01-30 23:55:06 | 日記
庭に地面に板を敷いてその上にアクリル水槽を置いていたのだが、気が付くとその板がボロボロ。手をかけると崩れる。中に白い虫が忙しく働いている。ヤマトシロアリだ。セルロース部分を食って、リグニン部が残っているのだろう。ヤマトシロアリは水分が好きなのでこういうところは絶好の住処だ。アクリルは赤外線を吸収するので暖かいのもいいらしい。

98      筆箱

2016-01-29 23:26:51 | 日記
 6,7年使っていた筆箱(袋)のファスナーが壊れたので新しいのを探しに。ひょいと入った店に、<立てて置ける>というキャッチフレーズのが置いてあったのでひょいと買ってしまった。前の中身がすべて移動できるか確認しなかったし、第一、立てて使う場面があるのかないのか。軽率な奴を捕まえるために、キャッチフレーズは有効だ。いろいろ気を付けよう

97   バタフライ効果

2016-01-28 23:09:52 | 日記
 気象の方でバタフライ効果と呼ばれていることがあるそうだ。きちんと勉強したわけでないので聞きかじりだが、空気の動きなどを組み込んだ膨大なコンピュータモデルで気象の予測をするとき、あるごく狭い範囲の空気の動きが、たとえば蝶々の羽根の動きで少し違ったとき、計算が波及して大地域や遠方の風の動きを大きく作用して台風を起こしたりとすごいことになるような現象がありうるかもしれないことだ。その膨大な計算ソフトはわからないが、単に計算で変わるだけでなく、変化の確率的での変動と相まって大影響するのだろうか。ありそうな話でもあるけれど、本当にあるかどうかは怪しいと思う。と言うのはそんなことを思いついたのは、ウチの部屋はいまエアコンで暖房しているのだが、そして暖気の吐き出しを下向きにしているのだが、やはり顔の方が暖かくても足元が寒いのだ。部屋の空気の温度成層がはっきりしている。小型扇風機(この頃はサーキュレータとかいってるようだ)を買おうかとも思うのだが、ケチなのでときどき新聞紙を広げてあおいでごまかしている。これで足元が暖かくなるが一時的である。こんな狭い部屋であったとしても、チョウチョのはばたきごときで足元を暖かくできるとはとても考えられない。



96   データベース

2016-01-27 23:22:15 | 日記
 昨日書いたコピペ検索ソフトだが、僕には特段必要ないので調べていないが、個人購入するようなもので3,4万円、大学など組織が本気で使うもので百万円くらいらしい。ネイチャーとか大きな出版組織ではもっとすごく高いのを使っているのかもしれない。結局は発表された論文などのデータをどれだけ登録しているかと、今後その体制をとっているかで巨大さ・価格が決まるのではなかろうか。短歌を作る時、他人の作品と同じにならないよう気を使う。同じだってよいのだけれど真似したなって言われるのが嫌だからだろう。真似されるのも嫌だし。けれど、57577のような短詩系はどうしても同じになってしまうことが少なくない。5音が同じことは避けようがないし、5音が決まると次の7音の自由度が狭まるので同じになることが多い。僕も投稿して没になったから良かったが、有名歌人の歌集を見ていたら初めの5・7が同じだったことは何回かあり、ボツになっていてよかったと思った。まあ。そのくらいなら真似したなとは言われないかもしれないが、気色悪いじゃないか。5・7・5まで同じになるのも真似でなくても結構ニアミスするかもしれない。発表短歌はすべてデータベース化されていて、それで検索して同じなら発表やめるという時代はすぐそこに来ているのかもしれない。今でも、いやすっと前から、盗作騒ぎがあったが、そういうソフトを使えば防げるのかもしれないが、本歌取りと言ってわざと部分引用して作るのは認められている世界だから、一概に類似があったらいけないとも言えない。それに窮屈じゃないか。どんなことになっていくのだろうか。時代が進み、さまざまなデータベースがのさばって来るとおもしろくないなあ。写真は雁字搦めになったメタセコイヤ。