大変なことをやってくれましたねぇ~ なんてことをしてくれたんでしょう・・・
微笑みの国・タイのイメージ ダウン必須です!
日本でも報道されましたでしょ… タクシン支持団体 「反独裁民主戦線(UDD)」 が、執った行動です、
メンバーから採血した大量の血液をペットボトルに入れて、首相府・アピシット首相宅・民主党本部前で
まき散らした行為です。 その模様は、各国のメディアを通して世界中にも発信されちゃいました。
やることが暗いですよネ… 血をまいて抗議するなんて、やることが陰険です! 血液は人間の大切な
命の源ですヨ… それを一人から10ccずつ採血して、どのくらい集まったか知りませんが、抗議の為に
まき散らすなんて、前代未聞です! これもやってはいけないことでしょうが・・・ ねぇ~

<デモを繰り返す赤シャツ隊>
米国のオンライン紙、クリスチャン・サイエンス・モニターでは、今回の行動を 「血液作戦」 と呼び
“歴史上、最も異様な抗議活動” と認定してしまいました。 タイの歴史上でも大きな汚点となるかも。
しかも豚の血も含まれているとか・・・ 人間の血と豚の血を混ぜての抗議活動、ゾッとします!
いくら彼らのシンボルが、赤シャツだからと云って血液を使うなんて、発想が子供じみた作戦ですよネ。
このような作戦なんて、当然のこと 赤シャツ以外の国民の支持や共感が得られるはずがありません!

<タクシン元首相>
図に乗ったタクシン支持派の画家約40人が、支持者が献血した血を使い、反タクシン派の中心人物と
されるプレム枢密院議長の戯画を描いています。 本当に馬鹿なことをしています。こんな状態ですもの
政府もバンコクなどに発令した 「国内安全保障法」 の期限を23日までから30日までに延長しています。
折角ねぇ~ 市民の間で軍事クーデターなどで民主的な手続きを無視する反タクシン派(現政府)への
反発・反感も強くなってきたのに・・・ 見せかけの民主主義からの回復や特権階級(王室の側近)による
支配の打破に同調する意見もあるんですがねぇ~ 血液作戦なんてしちゃって、台無しです。

<アピシット首相>
でも こんなニュースも流れています。
タイ赤十字によると 大量の血液がムダにされる様子を見て、「血液をもっと有効に使ってほしい」 と
願う人が増え これまで献血をしたことない人達までもが献血センターに来るようになったとの事。
センターでは、しばらく市民による献血の協力が続くとみて、スタッフやベッドの数を増やすそうですヨ。
また デモが行われている通りでは、屋台やコンビニなどが驚異的な売上げを記録しているとか…
セブンイレブンなんかは、デモ・エリアに約35店のコンビニがあるそうですが、いずれも売り上げが
50%も伸びているんですって。 屋台では三日分の串焼きやなどが半日もかからないで売れちゃうとか…
いろいろな場所で、大きな変化があるようですが・・・ 困った作戦行為でした。


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微笑みの国が、得体の知れぬ不気味な国にすり変わってしまいます。
一部の愚か者の行為であると願いたいものです。そうじゃないと、タイの皆さんの顔を見るたびに、血を壁に塗りたくるニュースの映像がダブってしまいますから。
本当に嫌な映像でした
タイが好きな人ほど、この血液作戦にはガッカリしているようですね。
愚かに思うタイ人も、反対であることを もっと叫べばいいのに・・・