コロナ禍でも 海外でタイ国の在留邦人だけが増加！

　
　昨日のタイ国の新規感染者数は、入国者の38人を含め2,310人（死者43人）でした。
減ってはいてもバンコク都は788人と、東京都の439人と較べても多く、止まりません。

タイ国に新型コロナウイルスが来襲したのは20年１月でした。 が、同年10月の時点では
タイ国在留邦人の数は８万1,187人で、19年より2,064人（約2.6％）増加しているんですネ。

　

日本外務省が今月３日、旅券法の定めにより在外公館に届けている
在留届を元に、20年10月１日時点の海外在留邦人数を公表しました。

その資料によりますと、海外全体の在留邦人の総数は135万7,724人と、コロナ　　
感染拡大の影響を受けて、前年よりも５万2,632人（約3.7％）減少となりました。

ちょっと意外でしたネ。全体でも５万人しか減っておらず、タイ国は逆に２千人ほど増えて
いるとは、にわかに信じられません。ですが、外務省の調査統計 からの数字ですねぇ～　 　

　
　＜今年で日タイ修好134年になりました＞

タイ国は、在留届を出している人が、８万人台を越え、海外で在留邦人が四番目になりました。

　　　　　　　　　　　　国別のベストテン
１． 米国 42万6,354人（-4.0％）　　６．英国 ６万3,030人（-4.8％）
２． 中国 11万1,769人（-4.0％）　　７．ブラジル ４万9,689人（-1.6％）
３． 豪州 ９万7,532人（-5.9％）　　８．ドイツ ４万1,757人（-6.7％）
４． タイ ８万1,187人（+2.6％）　 ９．韓国 ４万500人（-11.3％）
５． カナダ ７万937人（-5.0％）　　10. フランス ３万7,134人（-8.4％）

増えているのはタイ国だけですねぇ～　　都市別でも増加したのはバンコク都だけでした。
ベスト５は、ロサンゼルス都市圏が６万7,501人（-1.6％）、バンコク ５万8783人（+2.3％）、

　
　＜20年11月から減っているのかも？＞

ニューヨーク都市圏 ３万9,850人（-1.6％）、上海 ３万9,801人（-4.7％）、シンガポール
３万6,585人（-0.6％）でした。　上海とシンガポールが同じ３万人台というのも意外です。

タイ国の在留邦人数 ８万1,187人の内訳は、長期滞在者数７万9,359人、永住者数1,828人。
私が日タイを行き来し始めたのが15年前の06年でしたが、その時は４万249人でした。
その後、15年には６万7,424人、そして20年に８万1,187人と、当時から倍になりました。

　
　＜こんな時代もありました＞

「コロナ禍で日本人が減ったいる」とよく耳にしていましたので、タイ国だけが増加
している報告には、ちょっと驚きました。８万1,187人という数はタイの日本大使館に

届出を出している人数です。出していない人たちを入れると、10万人を超えているとも
言われています。憶測ですが、出していない人たちが帰国しているのでしょうねぇ～　　



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