タイの昨日28日は、ワチラロンコン国王陛下(ラマ10世王)の68歳のお誕生日でした。
昔から「国王誕生日」は、大きな行事の一つで 国民が最も大切にしている祝日の一つです。

昨日も全国で祝賀の式典・行事が執り行なわれました。バンコクでは午前7時からサナムルアン
(王宮前広場)にて、プラユット首相によって僧侶69人らと仏教式典も執り行なわれました。

また午後7時から祝賀の花火が盛大に打ち上げられ、ワチラロンコン国王陛下をお祝いしました。
現国王陛下は、父君のプミポン国王の崩御に伴い、2016年10月にご即位なさっています。
ワチラロンコン国王は4人兄妹の2番目で、姉が一人、妹が二人いらっしゃいます。唯一の男児
でしたので、必然的に故プミポン前国王からワチラロンコン皇太子殿下へ王位を継承されました。
ワチラロンコン国王はドイツのご滞在が多いこともあり、プミポン前国王のように、余り国民の
前には お姿を見せませんが、今月中旬にはご夫妻で、新型コロナウイルスの検体採取用車両を

<寄贈した検体採取用車両>
寄贈したニュースが流れていましたネ。ワチラロンコン国王に遠慮されてか、王位継承権を
お持ちのシリントン王女(次女)も、以前に比べて メディアにも出ていないように感じます。
タイ国には、王室に対する批判を禁じる不敬罪という罰則が存在することで有名です。
プラユット政権の発足後(2014年)は、不敬罪の取締りを強化し、国連や欧米諸国から
強い批判を浴びました。ですが、ここ2・3年は不敬罪による訴追が行なわれていません。それは
“現国王の指示によるもの” といいます。或いは、海外からの批判も効いているのかも知れません。

<昨日のワチラロンコン国王お祝い花火>
そう言えば 今年初め、王室車両が道路を走る際に行なわれていた「一般車両の通行止め」が
変更されました。いつもは突然、道路に多くの警察官が現れ、道路が通行止めになり、一般
車両は停止。歩行者も直立不動をしなければならないことがあります。これは国王陛下を
はじめとした王室の方々が乗った車が、スムーズに走行するためのものです。

<王室が道路を走る際、こんな感じでした>
この渋滞を引き起こす通行止めには、不満を持っている国民も少なくないようでしたが、今は
完全に道路を閉鎖することはせず、警察官が王室車両が通過する車線を、オレンジ色の規制や

<準備されたロードコーン>
区分けを目的として置かれるロードコーンで示します。また対向車線も通常通り通行が
可能になるようにしています。この指示もワチラロンコン国王の指示だと聞いています。
父君のプミポン前国王が 余りにも偉大な国王でしたが、ワチラロンコン国王はご自分の
ペースにて、少しでもタイ国とタイ国民のためになるよう、力を注いでいらっしゃるようです。


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そのようなコメントは、削除させて頂きますので、悪しからず です。
68歳のお誕生日 🎊ございます。
末永く、人生をお楽しみください。
ところで、お誕生日だというのに、御姿が見えませんが、何処に、ご滞在ですか?
たまには、タイ国民に御顔を見せてくれませんか?
タイ国民が国王様のお顔を忘れたら大事(おおごと)ですから。
https://www.youtube.com/watch?v=Q-NuEr5slnc