タイでは首相が罰金を科され、日本人は逮捕される！

　
　既報されているように、タイ国でも毎日の新規感染者数が２千人を超えています。
現在、563人が重症･重篤者で、150人が人工呼吸器を使用していますが、死亡者も
毎日、10人前後となって死亡率も急速に上がって来ています。

やはりバンコク都が深刻、４月１日から昨日までで9,076人の陽性者が確認されています。
まさか、この１カ月で一万人に成ろうとは驚きです。（次がチェンマイ県の3,232人）。

　

都民も真剣に受け止め、コロナウイルスに打ち勝つためには、マスク着用など自衛策を
強化し、また自身の抵抗力を高める以外に無いでしょう。ウイルスは、365日体制で、

「隙があれば、うつすぞ」という姿勢で狙っています。警戒心を強め、しっかりと対応
すれば感染を防ぐことができますが、いったん油断したら、一気に感染が広がります。
タイ国も日本も、今の情況はその油断から第三波、第四波を迎えてしまったのでしょうネ。

　

そんな中 昨日、クアンムアン都知事は本当に罰金を科すかは別として、洒落た「見せしめ」を
していましたネ。バンコク都内のタイ首相府で行なわれた会議で、プラユット首相がマスクを
着用しなかったとして、首相に罰金 6,000バーツ（約２万円）を科すと、FBで公表しました。

この日の午前11時頃に行なわれたワクチンの調達と流通に関する諮問会議の中で、首相は
マスクを未着用だったといいます。会議後知事は首相に、会議中でも人が集まる場所であり、
マスク未着用は違反行為であることを通知し、罰金 6,000バーツを科すと伝えたそうです。

　

都庁も、26日から外出時のマスク着用を義務化しており、違反した場合の罰金は最高
２万バーツ（約６万８千円）の罰金を科すとしていました。これはネットでも大きな
ニュースにもなっており、良い意味で都民への「良い見せしめ」となるでしょうネ。

そう、マスクの着用義務化については、自宅以外の全ての場所に適用され、自動車内に
二人以上が乗車する際も着用が義務付けられています。　家族でも注意し合いましょう。

　

我々日本人も気を引き締めましょう。　24日、バンコク都とパタヤの間に位置するシラチャで、
飲食店の営業時間制限である21時を越え、アルコールも提供していた居酒屋が摘発されました。
店内で飲食していたお客の日本人９人（30歳から53歳）も逮捕されていますからネ。
日本でも報道されてしまいました。　もう暫くの辛抱、皆で踏ん張って乗り越えましょう。　　


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