第14 回夏季パラリンピック・ロンドン大会も9日夜に 無事 終了しましたネ。
12日間の熱戦の幕を 閉じましたが、さすが、障害者スポーツ発祥の地・英国で開催されていたことも
あって 史上最多の164カ国から約4,300人が参加 し、過去最多の210万枚の入場券が売れたとか。
ですが、134人が出場した日本団の獲得メダル数は、金5・銀5・銅6の計16個で、2008年北京大会の
27個から大幅に減り、過去4番目に少なかったとのこと。 競技のハイレベル化が進んでいるのかな。

<ロンドン パラリンピックの閉会式も素晴らしかった!…>
が、強さも垣間見ました。 テニスの男子シングルス決勝で、北京大会優勝の国枝慎吾選手 (28) が、
世界ランキング1位のステファン・ウデ選手 (フランス) に勝って、この種目で大会初の2連覇を
果たしたことは、大きなニュースになって 世界に感動を 与えました ・・・
金メダルの国・地域別獲得数で、日本は5個の24位タイです。 1位は前回に続き、中国で95個、2位は
ロシアの36個、3位は英国の34個、4位は32個のウクライナ、5位がオーストラリアの32個と続きます。

<国枝慎吾選手は ユニクロの所属でしたね…>
さて、タイは どうだったんでしょう?
日本と逆でオリンピックよりもパラリンピックの方が立派でしたネ。 タイはボッチャ2種目と車いす卓球、
車いすフェンシングで金メダル4個、ほかに銀メダル2個、銅メダル2個と合計8個のメダルを 獲得。
164カ国中 金メダルの数は国別で31位でした。 タイがボッチャで金メダルを 獲得したとは驚きです。
<ボッチャとは> 釈迦に説法ですが ・・・
『欧州で生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者の為に考案されたスポーツで
ジャックボール (目標球) と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを
投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを 競います。』

<ボッチャもパラリンピックの正式競技です…>
オリンピックでは、タイは 日本に大きく差をつけられましたが、パラリンピックでは、金メダルが日本の
5個と比べて、タイは4個ですから遜色ありませんでしたねぇ~ (世界では34番目でした)
タイでは 特にバンコクなどは、歩道が狭かったり、段差が激しかったり、バイクが歩道を 走る始末、
それくらい健常者でも、歩くのに不便で路上の障害物も多く危険性がはらんでいます。 車椅子で歩く
なってとんでもない、道路上の点字マークもほとんど無しです。 そんな諸事情の中での金メダル獲得。

<タイのパラリンピックは立派でした…> NCから
今回のロンドン・パラリンピックでの成果は、タイの社会インフラが遅れていても、タイの身体障害者の
人達が いかに 毎日の日々を 努力と工夫で 頑張っているか が想像できますよねぇ~
タイ政府は オリンピックで銀メダルを 獲得した選手に600万バーツ(約1,500万円)、銅メダルを
獲得した選手に400万バーツ (約1,000万円)の報奨金が贈られましたが、パラリンピックの選手にも
同等の金額を 出してやってほしいなぁ~ 私からもインラック首相に頼んでみようかな。


追伸:
帰国した選手らは9月11日に、タイ政府主催の歓迎式典に出席後、メダリストは報奨金を
受け取ったそうです。 金額は金メダリストが報奨金と毎月の給付金、計600万バーツ
(約1,500万円)、銀メダリストが同400万バーツ、銅メダリストが同400万バーツで、
ボッチャで金メダル2個を 獲得したパタヤー選手は1,200万バーツを 手にしました。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



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