日本の男女ツアーを通じ初めて開催される、JLPGAツアー「アース・モンダミンカップ
（千葉県袖ケ浦市カメリアヒルズCC）」が、一週間後（25日～２８日）に迫ってきました。
コロナ禍の影響で無観客ですが、熱戦の模様はインターネットで四日間ライブ配信されます。
同大会公式サイト 及び JLPGAのHPで観戦できます。今季の初めての試合ですから楽しみです。
＜昨年の覇者 申ジェ選手は出場できません＞
ただ、COVID－19 感染拡大を防ぐ為、日本政府が実施している入国制限によって、出場
できる選手は 現時点で日本に滞在している選手だけです。よって李 知姫･リ ハナ（韓国）、
テレサ ルー･サイ ペイイン（台湾）、セキ ユウティン（中国）、S.ランクン（タイ）ら
６名のみの出場です。 あと、畑岡奈紗プロも米国から帰国していますので出場しますネ。
＜ランクン選手＞
ランクン選手は、オフシーズンはタイで合宿を行なった後、開幕予定だった「ダイキンオーキッドレディス」
出場に合わせ、直前に来日していました。この頃からコロナ禍によって、次々と中止や延期が続きました。
日本に拠点を置く為、昨年10月に借りた千葉の自宅で練習をしながら待機していました。結果的には
良かったですネ。 コロナ禍で、練習はほとんどが自宅でしたが、その 練習を公開 しています。
＜タイの民族衣装で＞
ランクン選手はプーケット島出身で1999年12月９日生まれの20歳、昨年 キャディを務めた
53歳の父・スラットさんの影響で９歳からゴルフを始めました。タイのジュニア大会で活躍後、
15歳でタイのプロツアーに転向。 2018年まではタイ・中国・アジアの女子ツアーに参戦、
各ツアーで優勝しており、17･18年は中国ツアーの賞金女王にも輝き、若き新星は実力派です。
18年のJLPGAのQTで32位となり、19年の前半戦出場権を獲得すると、早くも四戦目の「アクサレ
ディス」で２位タイになるなど実力を発揮します。７月の「ニッポンハム レディスクラシック」では、
２位の河本結･稲見萌寧プロに３打差をつける快勝で日本ツアー初優勝を挙げました。 結果
昨年は、賞金ランク31位（約3,915万円）に入り 今季のシード権を初ゲット、大したものです。
＜初優勝はキャディのお父さんも感激でした＞
一昨年までは、サランポーン・ランクンガセットリン（SARANPORN LANGKULGA SETTRIN）と本名で
出場していました。タイの人は皆 そうですが、名前が長くスコアボードにも入りません。 昨年から
試合登録名をＳ.ランクンに変更して、ツアーに出場しています。 これなら覚えられますよネ（苦笑）。
幼稚園からインターナショナルスクールに通い、英語は堪能で中国語もできるよう。 日本語は
まだまだで、目下 特訓中らしいですヨ。 親しい選手は QTの時に知り合り、練習ラウンドにも
＜今年のタイ合宿もシブコ選手と一緒でした＞
誘ってくれる渋野日向子プロ。 初優勝した瞬間には彼女だけが待っていてくれ、ハグされた時は
大感激したそうです。 「微笑みの国･タイ」から来た新星、開幕戦 頑張ってほしいですねぇ～
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